Gute Reise!!

実りの秋が近づいていますが、お天気が安定しません。
旅行の計画がある人はちょっと心配ですね。

『生麦事件激震幕末日本 イギリスに遺された資料から』展を見に行く

2012年07月20日 | Weblog
7月20日

 連日暑かったですね。梅雨も明けました。

 月曜日に帰京し、火曜日は仕事、水曜日はジャムセッション(ぶっつけ本番ひどい結果でした

 そして、木曜日、昨日ヨガ教室のあと、『生麦事件激震幕末日本 イギリスに遺された資料から』展を見に行きました。

 昨日が初日です。友人がその企画展のことを教えてくれたので、早速行きました。

 「幕末~明治にかけて強い関心を持っている人は私の周りではkazukichiさんしかいないから…」ということでした。

 「仰せの通りにございます」



 横浜開港資料館は旧英国総領事館の跡地を利用しています。

 大桟橋も近く、道路が広く、緑も多く、都会ですが歴史の重みもあって十分非日常体験ができました。暑かったですけれど

 
 今回は生麦事件で薩摩藩士に殺害されたチャールズ・リチャードソンの子孫が保存していた手紙類が新たな資料として展示されています。


 教科書ではそれほど詳しく述べられていないことが、鮮明な写真や資料を見ると、幕末にタイムスリップしたようなとても強い印象を受けました(『山川日本史』では、208~214頁で意外と詳しく書かれています中学、高校の頃の記述はもっと簡単だったような気がします)。

 黒船が来航して、緊迫感があふれていたと思いきや?意外にも沖の方に停泊している黒船船団を見るため、
岸にいる庶民階級の人々が、縁台にお茶を持ち込み、長煙管をふかしながら、あるいは遠眼鏡を覗きながら、
にこやかに談笑している絵がありました(茶の間で戦争映画を見る感覚でしょうか?)

 開国前、横浜は小さな漁村だったようですが、それが一転国際都市へ変貌していきます。

 写真でみる英文表記のビルが並んだ通りは、映画のセットか、それともイギリスの街がそのまま運ばれてきたのか?という感じでした。

 学校の教科書の知識だけだと、リチャードソンを初め西洋の人々は日本を遅れている国と蔑視していたのかと思いますが、
そうではないことがわかりました。

 これでますます、幕末日本にのめりこんでいきそうです。

 友よ!貴重な情報をありがとう!暑い中、共ににタイムスリップできてよかったです
 


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