1年以上前に書の先輩にぜひ読んでみてと勧められた本、砥上裕將著「線は、僕を描く」を読んで心を強く揺さぶられた。もう書を止めようかと悩んでいた頃、
読んだのだ。水墨画の世界観を書いているのだが、書で悩んでいた私にとってとても元気を貰ったのだ。
その本が、映画化されたのだ。ぜひ見たいと日程を確認するためにイオンシネマの上映時間をしっかり調べていた。
今日やっと時間が取れため18時55分からだったので、見に行くことにした。念のため直前に確認してみると、なんと、9時30分に変更しているではないか。
もう上映は終わっていたのだ。今日しか行く日が無い。慌てて、岡南シネマに確認。ここも、9時半のみの上映だ。
どうする? 倉敷イオンを調べてみた。よかった!、16時50分上映になっているではないか。少し遠いが、娘と出かけて、倉敷イオンに間に合った。
本も感動したが、映画は、もっと深く胸にしみこんだ。
とても迫力のある水墨画の世界が映しだされた。一本の線によって、これほどまでに自分を見つめることが出来るのかと改めて考えさせられた。
迷っていたが倉敷まで出掛け、映画が見れて良かった。
映画の感動も醒めやらん中で、買い物をした。バック店を探して入る。素敵なバッグがあった。値段が2万円を超えている。半額セールとはいえ悩んだ。
年金者には高すぎるのだ。あれこれ探して、やっと分相応のバックに落ち着いた。ちょっぴり安物に見えるが我慢しよう。
迷ったり、悩んだりの一日になったが、素敵な1日だった。