最近話題の岐阜城です。
大河ドラマにも関心はありますが、目的は天守からのパノラマ展望でした。
子供の頃、両親と一緒に何度か来たことがあります。ドライブウエイを車で登ったように覚えています。ロープウエイは、当時からあったかどうか記憶がありません。
ここから園内に入りました。
麓は公園になっています。
ロープウエイで山頂に向かいます。
登山道が数か所あり、健脚な人は歩いて登られるようです。
長良川が市内を貫流しています。
ロープエイを降りて、天守に向かって登っていきます。
10分程登ったところで、標高329メートルの城が見えました。
1600年に東軍に攻め入られ、落城後廃城となり、現在の城は昭和31年7月復興。
鉄筋コンクリート造り、3層4階構造、棟高17.7メートル。
天守からの眺望。
西方に伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なります。
北西方面に舟伏山(ふなぶせやま)と能郷白山が微かに見えます。
南側は、濃尾平野と木曽川。遠くに名古屋高層ビル群も見えます。
北方、目の前の黒い山は百々が峰(どどがみね)。
天気が良ければ、百々が峰の背後に、写真のような山々が見えるはずでした。
東方奥に霞んで見えるのは、恵那山でしょうか。
天守の天井
火縄銃
天下布武
下の説明にあるように、表袴の模様は、白と黒の石畳文の地に、五葉の木瓜文(もっこうもん)が描かれています。
信長の紋は”キュウリ”と思っていましたが、モッコウとも読むようです。
赤道付近の南半球で出来たものが、プレートの移動によって運ばれたとのことです。
生憎の天気で、期待した眺望は叶いませんでしたが、又次の機会に楽しみが残せた、と前向きな解釈で岐阜城を跡にしました。