妻籠は2017年、2018年のそれぞれ4月に、JR東海主催のさわやかウオーキングに参加し、南木曽から妻籠まで歩いたことがあります。
今回は車を利用しました。
馬籠と違い妻籠は、ひなびた雰囲気が残っています。
この日も欧米人のウオーキング目的の観光客が目立ちました。
↓桝形と呼ばれる寺下地域
↓有形文化財、上嵯峨屋
↓延命地蔵堂
↓不思議な縁で姿を現した寒山拾得像。
寒山が手にする巻物は知恵を意味し文殊菩薩の化身、拾得が手にする箒は行動を意味し普賢菩薩の化身とのこと。
↓光徳寺
↓妻籠宿本陣
↓脇本陣
↓昼食を取った蕎麦屋さん。
16人の客の内、欧米人が14人、日本人は私たち2人だけでした。
蕎麦と五平餅のセットを注文しました。味噌だれが美味しかったので作り方を尋ねると、味噌は入れずゴマとクルミだけで練る、と自信を持った返事が帰ってきました。自慢に十分値する味だと思いました。
↓男滝(おだき)の前に立つと、水しぶきで寒いくらい。以前来た時と比べ水量が多いと感じました。前日の天候にも寄るのでしょうか。
↓は豪快な男滝
↓こちらは女滝(めだき)。男滝と比べ水量も少なく優しい雰囲気。
木の製品がいろいろ並ぶ店で、水を一番良く吸うと言われるサワラで作られたお櫃を見つけました。
以前から欲しいと思っていたものがやっと手に入りました。
地元の職人さんが作られたものです。今ではその職人さんも激減した、とのこと。
炊きあがったご飯をお櫃に入れてからいただくと甘みを感じます。残った冷ごはんも冷凍保存したものよりずっと美味しい、と思います。
昔は皆そういう食べ方でした。そんな子供の頃の思い出がいっそう美味しさに拍車をかけるのかもしれません。