冬にスキー場として有名な冶部坂高原にやってきました。コスモスの花がいっぱい植えられていました。シーズンオフのゲレンデは、かつては自然の草花で覆われていましたが、最近は観光客目当てなのでしょうか、こうしてお花畑が作られるところが多いようです。
そのコスモス畑の中に、たった1輪でしたが桔梗の花を見つけました。その近くに、これもまた昔懐かしいイヌタデの草が生えています。これは子供の頃、ままごとでよく使った草です。別名、あかまんまと呼んで、この赤い粒をご飯粒に見立てて遊んだことがあります。
一面コスモス畑の中で、キキョウとイヌタデが“ここは、本来私達の住処だったのですよ”と淋しそうに訴えていました。