自動車免許の更新で、立川警察署まで行きました。
その帰り、武蔵境で西武多摩川線に乗り換え、新小金井駅へ。
その近くの線路沿いのアパートに、私は5歳まで住んでいました。
どうしてまた行きたくなったのか、よくわからない。
原風景をはっきり歩きたくて。
もうそのアパートはないのですが、跡地を多摩川方面に歩けば急な下り坂。
そこには野川が流れている。
向かって左が野川公園、右が武蔵野公園。
父の話によれば、野川公園で相撲をしたり、凧揚げをしたり、かけっこをしたりしたらしい。
覚えていないのです。
でも、そこに行けば感じる。懐かしさを。
温かい空気を。セピア色だけど確かに暮らしていた気配を。
野川は、そんな僕たちのいたアパートの下の地層から染み出る水でできている。
国分寺崖線と言う。水が出るところを「はけ」と言う。
縄文時代の前から、人々は住み着いていた。
その気持ち、よくわかった。
崖で北風は防いでくれる。南から日差しはたっぷり降り注ぐ。
何より水のきれいなこと。
木々も悠々と育ち、小鳥はさえずる。
そんな自然豊かな場所に、一本の見事な蝋梅が咲いていた。
今まで見たことがないくらい見事。
こんなにいい場所で、僕は育った。育てられた。
大切に。嫌な思い出なんかない。
両親への感謝の気持ちが、自ずと湧いた。
自然とともに昔から生きてきたのだと、改めて思う。
その帰り、武蔵境で西武多摩川線に乗り換え、新小金井駅へ。
その近くの線路沿いのアパートに、私は5歳まで住んでいました。
どうしてまた行きたくなったのか、よくわからない。
原風景をはっきり歩きたくて。
もうそのアパートはないのですが、跡地を多摩川方面に歩けば急な下り坂。
そこには野川が流れている。
向かって左が野川公園、右が武蔵野公園。
父の話によれば、野川公園で相撲をしたり、凧揚げをしたり、かけっこをしたりしたらしい。
覚えていないのです。
でも、そこに行けば感じる。懐かしさを。
温かい空気を。セピア色だけど確かに暮らしていた気配を。
野川は、そんな僕たちのいたアパートの下の地層から染み出る水でできている。
国分寺崖線と言う。水が出るところを「はけ」と言う。
縄文時代の前から、人々は住み着いていた。
その気持ち、よくわかった。
崖で北風は防いでくれる。南から日差しはたっぷり降り注ぐ。
何より水のきれいなこと。
木々も悠々と育ち、小鳥はさえずる。
そんな自然豊かな場所に、一本の見事な蝋梅が咲いていた。
今まで見たことがないくらい見事。
こんなにいい場所で、僕は育った。育てられた。
大切に。嫌な思い出なんかない。
両親への感謝の気持ちが、自ずと湧いた。
自然とともに昔から生きてきたのだと、改めて思う。
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