with クロワッサン

北ドイツの風をお届け☆
クロワッサンは愛犬。黒いからクロワッサン。

Burgos④ 一期一会

2009-11-11 09:05:52 | おでかけ~国境を越えて
ブルゴスは、レコンキスタ(キリスト教徒による、イベリア半島再征服活動)の英雄
として知られる「エル・シド」の出身地でもあるので、
彼ゆかりのモニュメントがたくさんあるらしい。

私が見たのは、この像だけ。。。
でも、この像がある場所も、まさしく「エル・シド広場」。

写真をとっていると、道の反対側から「コニチハー」と聞こえた気がして、ふと見てみると
土木作業中の若い兄ちゃんたちが、コニチハー、あ、ニイハオー?と言っていた。
せっかくなので、手を振っておいた。(笑)
そんなことより、彼らのバックのビルの電光掲示板・・・
気温7度やんっ!!そりゃ寒いよ・・・。そりゃドイツから持ってきたコートで
ちょうどいいよ・・・。




エル・シド広場からサンタ・マリア門へ戻る川沿いの道は、遊歩道でとても気持ちいい。
・・・はずなのだけど、とにかく寒い。


遊歩道沿いに、スペイン版カフェオレ「カフェ・コン・レーチェ」が90セントで飲める
カフェテリアを見つけ、あったまりに入る。

カフェテリアも、バールのようにカウンターにタパスやケーキが並べられている。
せっかくなのでスペインケーキもデビュー☆



チーズケーキを頼んだら、コンデンスミルクみたいなのをたーーーっぷりかけてくれる。
えっそんなに・・・と見ていると、
さらに「生クリームは好き?!」
慌てて「No,no!グラシアス!」と言ったら、カウンターの横で見ていたおばちゃんが
くすくす笑ってウインクしてくれた。

カフェテリアやバールは、カウンターで注文して、席まで運んでくれるところもある
けれど、ここはセルフサービスだったので、ケーキとカフェ・コン・レーチェを持って
席を探していると、日本人らしきおばさまと偶然目が合い、「Ola!」とあいさつしてくれる。
スペイン語の本を読んでいるのがちらっと見え、日本人ではないのかな??と思いながら
近くに自分の席を見つけ、しばし至福のとき。

濃いエスプレッソにたっぷりの暖かいミルクを注いで淹れるカフェ・コン・レーチェは
コーヒーの苦手な私でもかなりはまったスペインのおいしいカフェオレ☆
結局、旅行中まいにち飲んだ。

と温まっていると、さっきのおばさま(と呼ぶにふさわしい、本当に上品な方だった)が、
帰り際に声をかけてくれた。

「ぺらぺらぺら・・・・ハポーン???」(オールスペイン語)
ハポンは、日本。
日本人ですか?もしくは、日本から来たんですか?・・・と想像
「Si!」

分からないくせに適当に答えるものではないですね。(笑)
さらに、
「ぺらぺらぺら・・・カミノ・デ・サンティアゴ???」
「・・・すみません。日本語でお願いします。。。」と日本語で言ってみる

やっぱり、日本の方でした。
巡礼路では韓国人によく出会うので、とりあえずスペイン語で話しかけてくれたんだそうな。
そのおばさまは、去年からバスで少しずつ区切りながら巡礼路を進んでいて、
今年はブルゴスからバスでスタートし、最後は近くの町からサンティアゴまで歩くらしい。
そのためにスペイン語をきちんと勉強しているところがすごいな、と思った。

おばさまから、良い旅を、という意味のスペイン語「Buen viaje ブエン・ビアッヘ」
という言葉を教えてもらった。

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1 コメント

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いいなぁ! (ミホ)
2010-02-04 17:22:48
スペイン☆私も一度は行ってみたい!
スペインといえば、おおらかで陽気な人々、明るい日差しが降り注ぎ…ってイメージだけど、、、寒かったんやねー。7度とは!
それと、噂では治安の悪さも聞いていたから、何事もなかったようで(?)良かったです。
あ~私もヨーロッパへ飛んで行きたい…
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