with クロワッサン

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クロワッサンは愛犬。黒いからクロワッサン。

駆け足のザンクト・ガレン

2013-08-23 20:38:29 | おでかけ~国境を越えて
ザンクト・ガレン駅に到着!

想像していたよりも大きな駅だった。
でも看板のST.GALLEN HB←このエイチ・ビーは「Hauptbahnhof(ハウプト・バーンホフ)
中央駅」というドイツ語の略なので、
それなりに大きな町の大きい駅だからHBなのだけど。
(余談だけど、中央駅の略をドイツとオーストリアでは「Hbf」、スイスでは「HB」と
 書くらしい。同じドイツ語圏でも、微妙に違う!)


な~んて、悠長に言ってられないのですよ、ここでは。

1日でぐるっとボーデン湖を周る為、
そしてそもそもの目的地はブレゲンツの為(←ここ重要アピール)、
ザンクト・ガレンでの滞在予定時間はとっても短い。

まあ、周遊券だから遅れたら遅れたで、別の電車に乗ればいいのだけど(^^)


ザンクト・ガレンで今日の私たちが唯一許されている(?)観光場所へ
いちもくさん!





中央駅を出ると、石造りの重厚な建物!
郵便局として現在は使われているのだということが一目で判る、黄色い看板がチラホラ。
・・・と写真を撮ろうとすると、建物の手前に架線がものすごく多いのが目立った。
青空に、よく映えること(笑)

その正体は・・・





トロリーバスだあ!!!

またまた、スイスに来た!って感じがする(^^)

ドイツでもトロリーバスが走っている町はあるらしいけど、私が旅行したところでは
まだ見たことがない。
他のヨーロッパの国では、唯一フランスのLyon リヨンで見ただけ。





もちろん路面電車も走ってます(^^)
路面電車大好き☆ 地下鉄のない町大好き☆☆


いやいや!

な~~んて、悠長に言ってられないのですよ!!

ここからは、脇目もふらず、いちもくさん!!!






ザンクト・ガレンの修道院に到着!

日本語でもらった公式パンフレットによると、
612年頃、アイルランド人修道僧のSt.Gallus(聖ガルス)がこの地に創設した
小さな僧房を起源として、
719年以降アレマン人のOtmar(オトマール)によって組織された修道院。
まもなくベネディクト会派に転換されたのち、
9世紀には早くも宗教的・精神的・経済的全盛期を迎え、1805年に廃止となるまで
長きに渡りヨーロッパで最も重要な修道院の1つに数えられていた。

ザンクト・ガレン(St.Gallen)という町の名前は、この聖ガルス(St.Gallus)から来ている
というから、この修道院なくしてこの町の発展はなかったということが伺える。

ちなみに現在見られる建物(大聖堂)は、この修道院が建築学的に「第2の全盛期」を迎えた
18世紀に建造されたものだそうで、後期バロック様式になっている。

内装もきらびやかなザ・バロック様式だそうで・・・見てみたかったけど
日曜の午前中なので、ミサの最中ということで入ることはできなかった。



・・・と、修道院の説明よりも、左の黒いかたまりが気になるでしょう?!(笑)





修道院前の広場(Klosterhof、クロスター・ホフ)で毎年恒例となっている野外演劇祭が
この週末(6月21日)から開催されるということで、会場準備も大詰めだったらしい!

2013年のプログラムは、ヴェルディ作のオペラ『Attila(アッティラ)』だとの
看板を見て・・・

なるほどー!





私たちがコンスタンツ-クロイツリンゲンの1駅間だけ乗ったあの派手派手ラッピング、
このオペラの宣伝だったんだー!

よく見たら、修道院の2つの搭と、「St.Galler Festspiele(ザンクト・ガレンの演劇祭)」
のロゴが描かれていた☆






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