Toledo② 雨の中

カテドラルを出ると、雨がポツポツきたので、近くのカフェテリアでお昼ごはん！

スペインの生活といえば、イメージするのはやっぱり「シエスタ」！！
この日のお昼ごはんはそのシエスタ前、まだ１２時すぎということで、
人の少ない時間帯にゆったりと食事を済ませる。

スペイン生ビール、初挑戦！



このビールの銘柄Mahonは、リゾートで有名なマヨルカ島・・・の横にあるメノルカ島
の地名から取っているらしい
とウエイターのお兄さんに教えてもらいました。
ライトで飲みやすいビール。


本格的に雨が降り始め、シエスタに入る時間・・・
観光客の多いトレドも急に静かに。



本格的に・・・といっても、北ドイツの雨に比べるとものすごく小さな霧のような
雨なので、まぁ大丈夫だろうと思って歩き続ける。


迷った！迷いまくった！！
地図をシッカリ見ているのに、どこがどの道なのか全く分からない。
普段は地図を見なくても適当でカンペキにたどりつける私なのにー！
トレドの道はうねうね、方向感覚を狂わせるおもしろい作り。


結局おめあての教会がどれなのか分からないまま旧市街の西の門Puerta de Cambron
カンブロン門までたどり着く。
くるっと振り返って旧市街を見ると、どーんと大きい教会が。



よく降るねえと話しかけてきたバールのおじさんにたずねると、あの教会が探していた
サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会だった。
あんなでかいの、なんで探せなかったんだろう・・・
めずらしく道に迷ったので、ひどく混乱していたのかしら？？？


結局びっしょぬれになって、教会へ入る。
ここでも入場料がかかる。
・・・ドイツの教会って、どこもお金要ったっけ？
まあ安易にこの２国を比べるのは良くないのだけど。


さて、ここの教会の回廊が、なんとも素敵でしたよ！！




もともとしっとり静かな回廊という場所がとても好きなんだけど、
まず中庭のオレンジに癒される・・・



中庭の天井には、アミアミが張り巡らされていて鳥が入れないようにしてあった。


上の写真でも少し見えるけど、わかりやすくもう一枚



この回廊、１階がゴシック、２階はプラテレスコと呼ばれるスペインのルネッサンス様式で
窓枠の形やら内部の天井の模様、彫刻がぜんぜんちがっておもしろい！

人がいっぱい、そして高いカテドラルよりもこの町外れの(と言ってもそんな遠くない)
静かな教会はかなりおすすめ。


その３ヘ続く