レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

こんな時代

2014年10月26日 | ひとり言
映画でよくあるタイムスリップして過去に戻る設定
なぜか現代の知り合いに似た人達が必ず出てくる
縁というものに支配された作者たちの思考の限界なのか 
観る側に理解されやすいようにとの配慮なのか定かではないが
今の時代の嫌な奴が過去にもついてくるのは 非常に不愉快であるけれども
なぜか 時代が違うと立場が逆になっていることが多い
それもまた作者の願望という域を越えないけれども
どっちにしろ 人ひとりが出逢う人間の数は限られているのかもしれない
もちろんテレビにでも出て 有名になれば一方通行の知り合いは増えるけれども
それは出逢った数には入らない
デジャブは過去の記憶の産物と言われているように 自分のテリトリーなど知れている
だとしたら 今の自分の周りを大事に生きるしかない
時には諦めも肝心なのである
世間や時代を責めても 天に唾を吐くのと同じである
与えられた自分の生きる場所を 住みやすく生きやすいものにする努力に徹して
いつかそこが終の棲家と思えた時にのみ
新しいステージが用意されているものと覚えておく事が肝要なのである