今年初の「挙手」による御乗車

初仕事、終電のお客様をお送りした後、仙台市内へ向かって走行しました。
普通この時間帯にタクシーで市内へ向かうお客様はほとんどいらっしゃいません。

その道は片道３車線あるのですが、実車(御乗車中)のタクシーが左端の車線を、
私は２つ目の車線を、普通乗用車が３つ目の車線をほぼ並行になって走っていました。
(赤信号で並んだのです)私達の前後に車両はありませんでした。

とある交差点を過ぎた所で、道端にあるバス停の所で手を上げる２人のお客様が！
実車のタクシーは止まる訳もなくそのまま通過、
私は前後を確認後普通にブレーキ、普通乗用車は当然通過。
サイドとバックのミラーでお客様を確認すると、手を降ろしたばかりの様子。
車を左道端に寄せ、後ろから車が来ていない事を確認してからやおらバック！
お客様の所に車両を寄せて窓を開け、「タクシー呼びましたか？」と聞いてみると、
「呼びました呼びました～」と２回言って頂きました。
まだウラ若い女性２人のお客様。「最初は代行さん(運転代行)の車かと思った～」とのこと。
確かによく間違えられます。で、定禅寺通りまでの御乗車。
当社のタクシーには初めて御乗車なされたらしく、
「変わったタクシーね。広くていいね」と言って頂きました。

到着までの時間、リヤシートでは今まで付き合って来たカレシの話で持ちきりの御様子。
こんな話をカレシ達が聞いたらきっと泣くだろうなぁという話題がポンポンと出て来ます。
同じ男性としてショックな話ばかりでしたが、まぁ現実はそんなものなのでしょう。

無事目的地に到着。お釣りのカラータイマーが点滅しはじめていた状況で１万円お預り。
ぎりぎりでお釣りを手渡し、降車して頂きました。
でも空車で行こうと考えていた場所の近くまで御乗車頂いたので、お蔭様で効率が上がりました。
御乗車ありがとうございました。