日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

改めて「税って何?」…手持ちの辞書を引いてみた。

2021年12月12日 | 減税活動について
私が減税派と言い始めて1年以上経つのですが…改めて
「税って何?」となったので、ちょっと振り返ってみようと思います。
なあに、難しいことはありません。
手持ちの辞書で単語の「税」を引く…ってだけです。

○まずは普通に国語辞典。(明鏡)
…現代では金銭で徴収ですね。例文に「減…」もありますね。



○続いて漢和辞典。(漢字源改定第六版)
日本語だけの意味、用法に「抜き取る」というイメージからの造語…と書いてありますね。



…おや?老子からの引用が…七十五といえば…

こちらから引用させていただきました。

現代語訳
民衆が飢えに苦しむのは、
お上が税を取り立て過ぎるからで、それゆえに飢えるのだ。
民衆が逆らいがちになるのは、
お上があれこれと余計な事をするからで、それゆえに逆らうのだ。
民衆が命を軽んじるのは、
人々が自分の命に執着するからで、それゆえに命を軽んじる様になるのだ。
そもそも人生についてあれこれ考えずにありのままに生きる者こそ、
無駄に知恵を働かせて人生を尊ぶ者より勝っている。


…すみません。若い頃老子好きだったものでつい…
民衆が命を軽んじるのは〜以降は?と思うところも少しあるけれど、
〜無駄に知恵を働かせて人生を尊ぶ者より勝っている…と締めるあたりはいかにも老子。
それにしても…古代中国の春秋時代でもこんなコトあったんですねぇ。
…ま、人には変わりがないということなのでしょうか?温故知新(これは孔子の論語か)。

○ついでに英和辞典。(ライトハウス第5版)



「減税」も例として載っていますね。
それから…ん〜、a tax というだけで既に「重い負担」という意味もあるんですねぇ。

…いろいろと書きましたが…ネットで流布しているこの画像は、
徴税されることをうまく表現しているなぁ…と思います。いやはや…。



○おまけ。私の仕事に関するお話。

この仕事を始めた16年前…「なんでタクシーっていうんだろ?」と思い、調べたことがありました。
記憶をたどると…TAXには「徴収する」という動詞の意味があり、
それがいくらかカウントするTAXI Materが付いている車こそ「タクシー」だ。
…というものでした。今はもっと詳しい記事が…
こちらから引用させていただきました。

タクシーの由来
「税金」は英語だと「tax」という。
ちなみに「徴税」は「taxation タクセイション」。
その「tax」は、ラテン語の「taxare 評価する」からきているらしい。
財産を評価して課税することから「tax」は生まれた。
その「tax」と同じところからきた我々のよく知る単語がある。
それはなんと「タクシー」で、これはもちろん英語。
「タクシー」は、同じ「taxare」から生まれたフランス語
「taximetre」を借用して生まれた。
英語の「taximeter cab料金計のついた車」、
または「taxi-cab 料金を払う車」がそれだ。
のちに「車」が消えて「料金」の部分だけが残り「taxi」となり現在にいたる。
もちろん、税金とタクシーを安易に結びつけることは出来ないのだが、
タクシーは皆が使う車という日本語訳でどうだろう。

ラテン語まで遡るとは知らなんだ

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