日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

ゲームで特訓?シュミレーター体験

2005年11月17日 | 普通2種免許取得!
講習の中にはシュミレーターによる安全確認(!?)があり、3面鏡のようにレイアウトされたモニターの前にドライバーズシート一式が付いていて、3DCGで作成された街の中をお客様を途中でお乗せして目的地に向かうというのがありました。(この装置はとてもとても高価だそうです。)

起動する時にはモニターに AMI BIOS の画面が表示されていました。
中身はどうやらモニターを3台駆動できるグラフィックボードを内蔵したパソコンみたいな物のようです。
画面に連動してシートが動き、Gを表現しているようです。

正面のモニターだけ注視している分にはゲーム感覚で平気なのですが、
左右のモニターは当然画像が後方に流れて行き、
直進ではちょっと違和感があるかなぁ程度ですが、交差点を曲がる時に
「ぐらぁっ」という感じで妙な感覚があります。
多くの方がこれで「酔う」そうです。もちろん私も例外ではありませんでした。

走行していると、現実ではあり得なくもないシュチュエーションが次々に出現して来ます。
歩道で手を上げているお客様の前で止めなかったりすると(見えにくい所にいるんだよ)機械に怒られます。(当り前か)
お客様から行き先を告げられるのですが、途中その方面への案内表示があったりします。
それを見忘れてコースをはずれてもやっぱり怒られます。(当り前か)
見通しの悪い交差点から急に車が出て来て目の前を通過したり、ボールの後から子供が走って来たり、
対行車が来ているので、こちらに停車中の車の後ろで待っていると、その対行車が急に直前のコンビニの前でとまったり、(ウィンカーぐらい出してくれよ)
夜の道が狭い住宅地で無燈火の自転車が急に道の真中に踊りでたり、
信号待ちでバイクが丁度死角に入って止まり、青になってもなかなか進んでくれないとか、
雪道で対行車がスリップしてきたり、カーブで対行車がセンターラインをオーバーして来たり、
風が強い時に前を走っているトラックの荷台から荷物がこちらに飛んで来たり…
まぁ、てんこ盛りです。

でも慣れて来ると酔わなくなるし、状況をみていると「来るぞ来るぞー」というのが分かるようになって来ます。
「危険を予測しながらの運転」という意味では効果があるのかもしれません。
でも私には事故があった時の生々しい写真や、作り物とはいえ衝突の映像の方が
「気を付けて安全運転をしよう」と思うのに効果があると思いました。

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