お隣小学校は、8日の日曜参観に始まって 今週一杯 学校開放週間。
日曜参観は、1時間の授業のあと、毎年恒例の餅つき大会、午後から 凧作り班と染め物班に分かれての ものづくり授業。
そして、きょうの公開授業3~4時間目は、1 ・ 2年生の 自分たちで育てたサツマイモを使っての おやつ作り
いもようかんとスイートポテトの調理に 私もいそいそと参加させていただきました (*^^*)
先生が洗って皮をむいておいてくれたサツマイモを、切って 茹でて、すりこぎでつぶし、そこから二つに分けて、一方にはゼラチンと砂糖、もう一方には砂糖とバターと牛乳を混ぜ、いもようかんはラップを敷いたバットに流し入れ、スイートポテトはアルミカップに詰めて 形を整える。
思い思いの柄のエプロンと三角巾を身につけ マスクをした約20名の子どもたち、包丁使うの初めて~ の子も多く、ドキドキワクワクの90分、みんなにぎやかに トントンまぜまぜ♪
2時間の授業があっという間、おしまいの洗いものまできちんとこなして、いもようかんバットは 無事冷蔵庫に収まり、ずらりと並んだスイートポテトは 5時間目の体育のあいだに 先生がオーブントースターで こんがり焼き上げてくださいました♪
試食のお誘いをいただいた貴秋、5~6時間目の参観のあいまに抜け出して ランチルームにはせ参じ、みんなのあいだに座らせてもらって、みごとに出来上がったおやつのお相伴、しあわせ~
さらに まだたくさん残っている中から おみやげまでいただいて、浮き浮き氣分で授業に戻り、そろそろ終わりというころに、1年生の女の子が お盆に並べた人数分のスイートポテトを捧げ持って 6年生教室に現れました。
どの学年も こういうときにはたっぷり作って、他の学年にもおすそ分けするのが 恒例なのだそう。
ほんと素敵な学校だわ
ほかの見学は、2時間目途中から 4年生の国語、5時間目が 6年生の人権作文、6時間目が 同じく6年生の 熊野古道語り部学習。
どの学年も10名前後と少人数のこの学校、家族的雰囲氣の中、のびのび自由に発言しながらも そのまま私語に流れることなく ごく自然に抑制の効いた空氣、作文つづり中の6年生は、辞書や資料が必要になると すっと教室の外に取りにいき、再びすっと戻ってくる。
秩序ある自由とでもいうのかな、各自がのびのびしていながら わきまえて場を乱さない、先生方の行き届いた指導の下生まれる 少人数校ならではのこの学校の空氣が、毎年のことながら 大好きです
個々の学校の枠を超えて、すべてを頭でつかみ、理論の枠組みに押し込めて、計り 比較し 競い合う この国の学び方は、もう限界にきているような氣がします。
これからは、陰でいのちを支える 見えない要素を もっと感じて、それぞれが個性を伸ばし 発揮する時代。
そんな中、画一化で個人の思いをつぶされることなく、全身で体験する授業の多い この学校を見ていると、まだまだ子どもたちは大丈夫、とほっとし、うれしくなるのです。
公開授業は 明日の午前まで、明日は朝からみっちり 全学年見学させてもらうぞ~