こしきゆかしき
恋せよ乙女
頬は北国リンゴ色
三歩下がって 背中を追って
愛しい人の幸せ祈る
こしきゆかしき
恋せよ乙女
羽織る浴衣は藤の色
袖にしのばす手ぬぐいそっと
愛しい人の汗を拭く
こしきゆかしき
恋せよ乙女
胸は日の国情熱の色
秘めた強さはひたかくし
愛しい人の身を案ず
こしきゆかしき
恋せよ乙女
時代遅れのやまとなでしこ
今日も一途にただひとり
愛しい人に想いを馳せる
こしきゆかしき
恋せよ乙女
料理 作法 心を磨き
花嫁修業に精を出す
愛しい人に尽くすため
愛しい人と添い遂げるため
こしきゆかしく
今の時代にずれてるようでも
失くしたくはない心
こしきゆかしく
風香・・
星の残る
群青色の朝に
挨拶をする
一日の始まりは
お弁当作りから
この頃は
蝉も鳴かず
少し開けた窓から忍びこむ
冷たい風の訪問に秋を感じる
私の好きな
せつない秋
もの想う秋
心ゆたかに実る秋
いらっしゃい
秋めく風さん
朝陽が昇るまで
遊んで行ってね
今朝も
マロン色の秋めく風が
遊びに来てくれました
風香・・
一緒に歌った中国歌謡
幼いあなたに
”とっても上手！！”
って褒めてもらえて
凄く嬉しかった
けれど あなたはまだ三歳
なのに 素晴らしい歌声
素晴らしいリズム感
将来が楽しみ
それでも まだ三歳
しぐさも 笑顔も
可愛いあなた
いっぱい遊んで
いっぱい学んで
素敵なレディーに育ってね
ありがとう
また 一緒に歌おうね
先日、月に一度習っている中国歌謡のおさらいを
カラオケ屋さんで行ってくださいました
Ssisi-ji先生、美しいお母様、三才の可愛い娘さん
そして、
私と娘とりゅうちゃんの三人で
楽しく歌って来ました
先生の娘さんが、とても歌がお上手で驚きました
追伸・・
今、日本と中国の間に、
とても悲しい風が吹き荒れているけれど
私たちの間には、冷たい風ではなく、
互いを尊重し合って分け合って
いつも、優しい風が吹いてます
長崎は、中国の文化が多く混ざる街。
私も、いつか恩返しがしたいです
歌と言う形で。心を込めて。
日本と中国に吹き荒れてる風が
穏やかに流れる日が訪れますように・・
風香・・
手を繋ぎ仰ぎ見る空
もう二度と
悲しみ繰り返さないように
漂う雲のかけら
いつかはひとつになる
あの日の過ちも
ゆるやかに歩み寄る
奇跡は待つのではなく
起こすものだと気づいて
あなたと私が
願うなら心
深く分け合って
手を繋ぎ仰ぎ見る空
果てない時の彼方
駆けだして
追いかけて
えがいた夢目指して
争う闇はやがて
悲しみの雨を降らせ
渇いた土の上
種のない花が咲く
未来を待つのではなく
真実を見つめなおして
望む勇気を
与えたもう神よ
心砕いて
手を繋ぎ仰ぎ見る空
震える胸の痛み
失くさない
迷わない
えがいた愛信じて
雲は去り
現る虹の橋
輝く笑顔の
歌が聴こえる
手を繋ぎ仰ぎ見る空
絶えない命の花
あなたから私へと
未来の種育てよう
手を繋ぎ仰ぎ見る空
もう二度と
悲しみ繰り返さないように
輝きに満ちた
未来の種を育てよう
あなたの心で
私の心で
hitomi
ピアノ 西村 由紀江 「いつまでも」
まだ夜が明けないうち
母はひとり台所
父と兄のお弁当
朝ごはんの支度
この風景は
忘れはしない
いつまでも
朝陽が昇る頃
向かい側の教会から
オルガンの音
讃美歌を歌う
シスターの声
この風景は
忘れはしない
いつまでも
暑い朝 姉さんと
お国の平和を祈り
色とりどりの千代紙で
折った千羽鶴
この風景は
忘れはしない
いつまでも
あの日まで
変わらぬ景色
あの日から
変わった景色
光に飲みこまれ
瞳を閉じれば
浮かぶ幸せな日々
形は失くしても
大切な風景は
心の中に
いつまでも
限られた時の中で
今ある幸せを
大切に
風香・・
