わだかまっていた心
じわり じわり 温まり
雪解けの頃を迎える・・
思えば
降り積もっていたものは
互いを縛りつける がんじがらめの心
あなたの孤独を 私の孤独を
必死に埋めようと
綺麗な言葉で飾り付けた
でも それは思いやりでも 優しさでもない
ひとりよがりのエゴの雪
降って 降らせて 知らぬうち
積もり積もったその重さに悲鳴をあげた
繊細であるが故の結末だろうか・・
心は 引き合う強さが強いほど弾けやすいもの
程良い加減が上手くいく
どちらからともなく離れ
穏やかな時間の中
互いを見つめなおす心の余裕に触れ
あなたも私も
心の奥底にあるものは同じだと悟った
わだかまっていた心
じわり じわり 温まり
雪解けの頃を迎える
互いの根底に芽吹く愛が
春の訪れを告げるように・・
あなたはあなたの、私は私の心を信じ、これからも歩いていきましょう
信じる強さは自信に繋がる。育めばもっと・・
語り合えて良かった・・
あなたの事は、これからも陰ながら応援しています
風香・・
心配したんだよ・・
ずっと元気なかったから
大切なあなたが苦しんでるのに
すぐに傍に行けなくてごめんね
本当は会いに行きたい
抱きしめてあげたい
なのに 見守ることしか出来ないなんて・・
電話がかかってきたとき
すぐに異変に気付いたよ
二十年以上付き合ってるんだもの
声のトーンでわかっちゃう
いつも 一生懸命なあなた
だから 人一倍 敏感な心
それでいて 美しすぎるんだもん
そりゃ 周りの人は面白くない
だから あなたに集中して嫌がらせ
美しさと引き換えの受難だよ
でも それは美しい人にしか与えられない
ねぇ・・
そう思うと 怒れないでしょう・・？
悲しくもならないでしょう・・？
美しさが悪いんだもん
仕方ないよ・・
あっ 笑ってくれた
元気でいてね・・
ご飯いっぱい食べてね・・
そんなことで 塞ぎ込まないでね
自分を責めないで・・ お願いだから・・
良かった・・
笑顔になれて
役に立たない私だけど
こんな時こそ 役に立たせてね
Pierrot Doll♪ 覚えてる？
今日から あなたがご主人様
あなたの為だけに おどけて見せる
だから 元気出してね！
笑顔でいてね！
大好きだから・・
北九州に住む、大切な友達のひとり。もう、二十年以上のお付き合いをしています。
風貌から滲み出る美しさは、心の綺麗な証拠
これからも、そして、いつまでも一緒に支え合っていこうね！
喜びも悲しみも、共に分かち合いながら・・・
風香・・
風もないのに
ひとりでに揺れるハンモック
懐かしい香りはレモンパイ
確かに グランマはここにいる・・
このハンモックは
グランパから 僕への贈り物
小さな頃 手作りしてくれたんだ
嬉しくてたまらなかった僕は
グランパにおねだりして
ハンモックの上で よく遊んでもらったっけ
鳥のさえずる朝も 三日月の夜も
いつも いつも グランパと一緒に・・
グランマといえば
庭の隅にある 白いベンチに腰掛け
温かいミルクを注ぎながら
グランパと僕の為に
焼きたてのレモンパイを用意して
幸せそうに眺めてた
優しい時間は あっという間に過ぎてゆく・・
季節は流れ 大人になった僕
ハンモックはひとりぼっち
そんなある日 グランパが星になって
グランマもひとりぼっち
ふさぎ込むように空を見て
みるみるうちに小さくなって
見えない誰かに語りだした
とても幸せそうに
とても嬉しそうに・・
それからのグランマは
朝から晩までハンモックの上
パパもママもどうしようも出来ないほど
その場所から離れるのを嫌がって
あの頃 僕が読んでもらった数冊の本と
ママが作ったレモンパイに囲まれ
ゆりかごのように揺れながら
星を見て 空を見つめて 夢を見てた
そこにグランパが居たんだよね
きっと 見えてたんだよね・・
そして 幸せそうな寝顔で
グランマも星になった・・
風もないのに
ひとりでに揺れるハンモック
懐かしい香りはレモンパイ
確かに グランマはここにいる
あの日から
ずっと ここにいる・・
今年五月に天国に行った父・・ 遺影に手を合わせる度に、
父の笑顔、声、思い出が甦って来て、この胸が熱くなります。
父が傍に居るような、そんな錯覚に陥る時、
確かに、ここに(心に）父がいるんだと、とても嬉しくなります
（ ※ グランパ-祖父 グランマ-祖母 ）
風香・・
つまずいたなら描いてみよう
空色のクレヨンで
どんなことでもいい
どんな夢でもいい
立ち止まってるよりは
指を動かして
空を見上げて
緑の草原に寝っ転がって
未来の夢を描いてみるの
出来るだけ大きく
出来るだけたくさんの夢
欲張りなんかじゃないよ
迷っているからこそ
たくさんの夢を描くの
そうするとね
夢を食べるバクがやって来て
ひとつずつ美味しそうに頬張って
お腹いっぱいになって
食べきれず 吐きだした残りのひとつ
それが あなたの本当の夢
だから いっぱい描いてね！
時間の制限も 期限もない
必要なのは
真っ白い心のキャンパスと
大きな深呼吸
準備が出来たら
草原に寝っ転がって
思いっきり描いてね
キラキラ輝く 空色のクレヨンで・・
大切なあなたの心に、もし、焦りや迷いが生じたなら、
空を見上げ大きく深呼吸をしてみてくださいね
どんな人にも訪れる心の闇には、真っ白い心で立ち向かいましょう！
いつか必ず晴れ渡る日が訪れるから・・
風香・・
私は頭が悪い
学力は人並み以下だ
難しい言葉や
ごちゃごちゃした数字を並べられても
てんで理解できないのである
でも それがなんだ
勉強が出来ても
理解能力に長けていても
出来ないものは出来ない
出来るものは
皆 誰もがその分野において勝っている
大人になれば
個性 人間性 人生経験がものをいう
頭の足りない私が
こうして詩を綴っているように
やれば出来ることが必ずある
それぞれに与えられた たったひとつ
そこに向かって生きればいい
育めば自信もついてくる
つべこべ言わず
まずは出来ることを養おう
出来ることに力を注ごう
人と比べるのではなく
自分を磨こうではないか
そう！
皆 やれば出来るのである・・
落ち込む原因のひとつに、人と比べ劣っている自分を探してしまうことがあります。
でも、どんな人にも得意なもの、不得意なものがあるはず。
人と比べるのではなく、自分に出来る事をもっともっと育んで、
自分を高めてくれる大切なものに育てあげてくださいね
（ ※ 長ける-たける ）
風香・・
