うっすらと紅を引く
頬に色ともし
口元から溢れ出る
面影に涙こらえ
旅立つ この手から
引き裂かれ 急ぐように
弥生の空に 舞う花びらは
君の涙 儚いともし火
縁側に咲いている
君の白い花
愛でる瞳 失くしても
微笑み絶やさずに
先立つ この手から
残された 胸の痛み
弥生の空に 散る花びらは
君を想う 炎のともし火
忘れないよ
君がくれた温もり 優しさ
ひとつ残さず 永遠に・・
弥生の空に 咲く花びらは
君の笑顔 きらめくともし火
うっすらと紅を引く
装う亡骸に
頬はさくら色
命の宿り
天に昇っても
幸せであれと
君に 春化粧・・・
私の言葉は音楽なしでは生まれて来てはくれません。
曲の上に言葉を乗せる。もしくは、リズムを刻みながら言葉を作っています。
机の上ではなく、お掃除してる時、湯船につかっている時、
食事を作っている時に、不意に浮かんでくるので大変です・・
忘れないようにメモを取りだし、録音したりして
この詩も、お化粧している時に不意に浮かんできました。
同時に、私の大好きな映画「おくりびと」の映像が浮かびあがり、
そのワンシーンを自分の世界に置き換え、
ひとつひとつ、心を込めて綴りました。
風香・・
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これまでの世界、宇宙の歴史から考えると、一人の人の一生は、儚く、切ないものなのでしょう。
だからこそ、生きている命、今、その時、その瞬間を大切に生きていかないといけないと思いました。
この、遺された方は、哀しみ、辛さ、亡くなられた方への感謝・・いろいろな感情を駆け巡ったことでしょう。
亡くなった方とは、現世では、二度と会えませんが、きっと、遺された方の心に生きているはずです。
瞳を瞑れば、生きていた頃の姿が浮かぶことでしょう。
亡くなられた方も、天国から、きっと遺された方を見守ってらっしゃると思います。
私も、一人の人の心の中に残ることができるような生き方をしたい・・・そんな、身の引き締まる思いがしました。
月の光
私も経験したことのない情景ではありますが、
目を閉じ、心に浮かぶ風景を、心を込めて
綴らせて頂きました。
月の光さんのように、そんな風に読んで頂けて
この詩に命が宿ったような、そんな気持ちにな
りました。
心の籠ったメッセージ、
本当にありがとうございました☆彡