今日のゴセイジャー…あとになって考えれば考えるほど釈然としない気がする…。
親子の情愛を子供の思いだけで描くのは無理がありすぎるし、具体的なエピソードなしで見せるのはどうなんでしょう。
今日は辛口でごくごく簡略に参ります。
辛口の批判は見たくないという方はこのままスルーしてください。
どこかでゴセイジャーはまあ、こんなもんだろう…というか、半ばあきらめの境地で見ているところがあるのは本当です。
ゲキの時ほど怒らないのは、求めるものを高くしすぎて楽しめないのは…という気持ちもあったからかもしれません。
今回は…見ているときはそんなに感じなかったんですよ。
ゴセイナイトが人間に興味を持ってハイドから参考文献を受け取るくだりも、ノゾムとのやりとりを通して人間を守るという明確な意志を持つというのも、なるほどと頷けました。
ただの人間なんていない、誰もかけがえのない命であるというメッセージ性もぐっときました。
が、それを親子のエピソードではなくセリフとノゾムの思いだけで描くのはどうか。
得意料理は卵掛けごはん…これはいいですが、親子のエピソードを護星天使のセリフだけで押し通すって…。
ノゾムの切ないまでの母を思う心情を、たったこれだけの省エネエピソードで済ませるのはやっぱりあかんでしょう。
しかも、あれほど待っていたのに電車に乗り損ねたから帰るのをやめると電話一本で…。
天知家は崩壊してませんか???
ノゾムの切なさが今回のポイントであり、ゴセイナイトを動かすのも、メタルアリスに勝利する奇跡の呼び水もここなのに、ひどくないでしょうか。
ノゾムとゴセイナイトのやりとりが良かっただけに、他があまりにも杜撰というか…せっかくの良さが損なわれるような作りに、何とも言えない失望感を感じました。
ノゾムがゴセイナイトに、お母さんにもう会えないかもしれないと思うだけで…とすがりつくシーンは、文句なしなんですよ。
ゴセイナイトが戸惑いつつもノゾムの肩を抱き、人間を守る意志を持つのも、良いんですよ。
でも、それを活かすためには、絶対に親子の交流を描くエピソードが必要だし、その説得力がなければ良いシーンも薄っぺらくなってしまう…。
今回はなまじノゾムの切なさが真に迫っているだけに、あまりにも無理がありすぎるということが許せなかった…。
もっと何とかなったんじゃないの???
これがゴセイジャークオリティ…と毎回自分に言い聞かせてきたけれど、今回はそれですませるにはあまりにも…という気持ちの方が勝りました。
護星天使が住み着いてから、忙しいにしても一度として帰ってこない母親。
お父さんの一番の宝物はノゾム…という話の時、お父さんの他の宝物は天体望遠鏡とお母さんにプロポーズしたときの記念のワイングラスでした。
お父さんにとってのお母さんというエピソードもなし。
単に帰りを楽しみに待っていることと、護星天使にお母さんの話をしているらしいことを語らせるだけで、ゴセイナイト語るところの「愛」を伝えるのは無理がありすぎます。
ゴセイナイトについても、ノゾムとのやりとりが感動的なだけに他がお粗末すぎて辛い…。
参考文献が「てぶくろをかいに」で、たったあれだけのやりとりのみで「愛」を理解するゴセイナイトはハイスペックを通り越して飛躍しすぎて見えます。
ゴセイナイトが人間を守る意志を明確にする重要なエピソードなのに、肝心のノゾムのエピソードがこれほど薄っぺらいつくりなのはあんまりでしょう。
アリスとの問答でゴセイナイトが愛を語るのは、大きな意味があるはずです。
なのに、意味を持たせるエピソードの積み重ねがない。
ゴセイジャーの一番辛いところは、ひとえに積み重ねるエピソードの弱さだと思います。
ゲストキャラを絡めた話なら、これくらいでもまあいいかと言えるかもしれません。
けれど、レギュラーメンバーであるノゾムの、今は不在の母への情愛を描くのにこれで済ませるのはどうでしょう。
私にはどうにも納得がいきませんでした。
たぶん、ノゾムがこんなに良い子じゃなかったり、ノゾムの不安が真に迫っていなかったなら、こんなもんかですんだのかもしれません。
ノゾムとゴセイナイトのくだりが感動的でなければ、こんなに不満はなかったでしょう。
あまりにもちぐはぐなので、かえって目についた…見過ごせなくなった気はしています。
キャストのがんばりが裏目に出るような構成やエピソード展開しかないのは、あまりにも不幸ではないでしょうか。
不愉快な思いをして読み進めてくださった方には申し訳ありません。
今回は何とも言えず…ポイントが良いだけにほかのアラが目についてお目汚しをいたしました。
ときどき、ゴセイジャーの感想を書き続ける意味をむなしく感じるときがあります。
今回は特にそうでした。
せめてキャストのがんばり、スタッフのがんばりが活かせる展開にはならないのか…。
風水
親子の情愛を子供の思いだけで描くのは無理がありすぎるし、具体的なエピソードなしで見せるのはどうなんでしょう。
今日は辛口でごくごく簡略に参ります。
辛口の批判は見たくないという方はこのままスルーしてください。
どこかでゴセイジャーはまあ、こんなもんだろう…というか、半ばあきらめの境地で見ているところがあるのは本当です。
ゲキの時ほど怒らないのは、求めるものを高くしすぎて楽しめないのは…という気持ちもあったからかもしれません。
今回は…見ているときはそんなに感じなかったんですよ。
ゴセイナイトが人間に興味を持ってハイドから参考文献を受け取るくだりも、ノゾムとのやりとりを通して人間を守るという明確な意志を持つというのも、なるほどと頷けました。
ただの人間なんていない、誰もかけがえのない命であるというメッセージ性もぐっときました。
が、それを親子のエピソードではなくセリフとノゾムの思いだけで描くのはどうか。
得意料理は卵掛けごはん…これはいいですが、親子のエピソードを護星天使のセリフだけで押し通すって…。
ノゾムの切ないまでの母を思う心情を、たったこれだけの省エネエピソードで済ませるのはやっぱりあかんでしょう。
しかも、あれほど待っていたのに電車に乗り損ねたから帰るのをやめると電話一本で…。
天知家は崩壊してませんか???
ノゾムの切なさが今回のポイントであり、ゴセイナイトを動かすのも、メタルアリスに勝利する奇跡の呼び水もここなのに、ひどくないでしょうか。
ノゾムとゴセイナイトのやりとりが良かっただけに、他があまりにも杜撰というか…せっかくの良さが損なわれるような作りに、何とも言えない失望感を感じました。
ノゾムがゴセイナイトに、お母さんにもう会えないかもしれないと思うだけで…とすがりつくシーンは、文句なしなんですよ。
ゴセイナイトが戸惑いつつもノゾムの肩を抱き、人間を守る意志を持つのも、良いんですよ。
でも、それを活かすためには、絶対に親子の交流を描くエピソードが必要だし、その説得力がなければ良いシーンも薄っぺらくなってしまう…。
今回はなまじノゾムの切なさが真に迫っているだけに、あまりにも無理がありすぎるということが許せなかった…。
もっと何とかなったんじゃないの???
これがゴセイジャークオリティ…と毎回自分に言い聞かせてきたけれど、今回はそれですませるにはあまりにも…という気持ちの方が勝りました。
護星天使が住み着いてから、忙しいにしても一度として帰ってこない母親。
お父さんの一番の宝物はノゾム…という話の時、お父さんの他の宝物は天体望遠鏡とお母さんにプロポーズしたときの記念のワイングラスでした。
お父さんにとってのお母さんというエピソードもなし。
単に帰りを楽しみに待っていることと、護星天使にお母さんの話をしているらしいことを語らせるだけで、ゴセイナイト語るところの「愛」を伝えるのは無理がありすぎます。
ゴセイナイトについても、ノゾムとのやりとりが感動的なだけに他がお粗末すぎて辛い…。
参考文献が「てぶくろをかいに」で、たったあれだけのやりとりのみで「愛」を理解するゴセイナイトはハイスペックを通り越して飛躍しすぎて見えます。
ゴセイナイトが人間を守る意志を明確にする重要なエピソードなのに、肝心のノゾムのエピソードがこれほど薄っぺらいつくりなのはあんまりでしょう。
アリスとの問答でゴセイナイトが愛を語るのは、大きな意味があるはずです。
なのに、意味を持たせるエピソードの積み重ねがない。
ゴセイジャーの一番辛いところは、ひとえに積み重ねるエピソードの弱さだと思います。
ゲストキャラを絡めた話なら、これくらいでもまあいいかと言えるかもしれません。
けれど、レギュラーメンバーであるノゾムの、今は不在の母への情愛を描くのにこれで済ませるのはどうでしょう。
私にはどうにも納得がいきませんでした。
たぶん、ノゾムがこんなに良い子じゃなかったり、ノゾムの不安が真に迫っていなかったなら、こんなもんかですんだのかもしれません。
ノゾムとゴセイナイトのくだりが感動的でなければ、こんなに不満はなかったでしょう。
あまりにもちぐはぐなので、かえって目についた…見過ごせなくなった気はしています。
キャストのがんばりが裏目に出るような構成やエピソード展開しかないのは、あまりにも不幸ではないでしょうか。
不愉快な思いをして読み進めてくださった方には申し訳ありません。
今回は何とも言えず…ポイントが良いだけにほかのアラが目についてお目汚しをいたしました。
ときどき、ゴセイジャーの感想を書き続ける意味をむなしく感じるときがあります。
今回は特にそうでした。
せめてキャストのがんばり、スタッフのがんばりが活かせる展開にはならないのか…。
風水
「孝行したいときに親はなし」っていう暗喩でしょうか。
ゲキでの伊藤かずえと娘の描き方も一般的ではなかったし、父親は「フレームインしてないけどいます」って匂わせるだけでしたね。
……なんか家族にトラウマでもあるのか?(え)
コメントありがとうございます。
ああ、そういえばゲキのときもそうでしたっけ…!
何なんでしょうねえ、この省エネな家族の描き方。
ものすごく端的というか…適当に想像しちゃってねと視聴者に丸投げしちゃってる感じが何ともいえず違和感あります。
そんなにレギュラーの普通の家族関係を書くのがいやなの???
愚痴だらけの記事にコメントいただいて恐縮です。
子役とガワの中の人の演技力がなかったら、これはエピソードとして立ちゆかないだろうに…。
もっと楽しいことを書こうと最初は思ったんですが、だんだん腹が立ってきて、結局こういう記事になってしまいました。
大人げないとは思うのですが、どうにもこのあたりが飲み込めませんでしたねえ…(苦笑)。
お気持ち、めっさわかります!
キャストたちは全力投球してるし、監督陣も去年とほぼ同じ
でもトホホな初期にがっかりし、最近けっこう楽しめたところに、今回の話…
母親のことを少し描けば、名エピソードになりえたのに、
惜しすぎて僕もイライラしました(;_;)
これからも愛読させて頂きますので
よろしくお願いいたしたます m(_ _)m
初コメントありがとうございます!
シンケン以来お越しくださっているとのこと、ありがとうございます!!
今回はほんとに愚痴だらけの感想だというのに…コメントいただいて嬉しいやら申し訳ないやら…。
でも、今回の話は何度思い出してもやっぱり辛い…と思いました。
同じように「もっとなんとかなったんじゃないの???」というお気持ちの方がいらっしゃってほっとしました。
そうなんですよねえ…スタッフさんがほぼ昨年と同じ顔ぶれで、キャストさんたちがみんなそれぞれにがんばってるのがわかるだけに…見ていて何ともいえない気分が広がります…。
もうちょっと何とかできるはずなのに…というのが、ホントにもどかしいところです。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また気の向いた折にはぜひコメントくださいませ!