All's Right with the World!

~なべて世はこともなし~
日曜朝の英雄時間感想
日々雑想、習作絵など

※禁無断複製転載

電王 第47話印象

2008-01-06 20:54:52 | 特撮雑感:電王
デンライナー内が思いっきりお正月モード、オーナーにどうせなら徹底的に…と告げる良太郎は、口ではどう言ってもモモたちとの別れが近いことをどこかで知っている気がします。
袴姿でお年玉を…といいかけて、結局チャーハン対決のためターミナルに直行すると宣言するオーナー。
オーナーのラストバトル宣言で新年はスタート!

ターミナルでは突然はじまるチャーハン対決!
厳かなオーナーとハイテンションな駅長…バックの駅長グッズがすごすぎです。
そして…二刀流で挑むオーナーに、駅長は目隠しで対抗!??
今回は果たして決着がつくのでしょうか…どきどき。

食堂車ではウラがオーナーの言葉を分析して、もうすぐ未来が決まるのではないかと…。
そんなことを考えるヒマがあったら雑煮の出汁にでもなっていろと言うモモ。
久しぶりのデンライナーケンカモードにコハナちゃんのパンチが炸裂!
その隣で書道にいそしむキンちゃん…「笑うで」って…?
リュウタは早速モモに○×を描いてケンカに。
キンタロスに書き初めをすすめられた良太郎は、
「今年もモモタロスたちと一緒に戦っていければいいかな…」
と口にします。
これって望みになるんじゃないの?
しかし、キンちゃんの体もウラの体も、消える前兆が現れてきています。
「そういうこと」というウラの口ぶりは、やはり消えることがわかっているということなのですね。

カイが野上愛理、そして桜井侑斗、良太郎を徹底的につぶすと口にします。
そこに大量発生したモグライマジン。
しかし、カイはイマジンにも容赦がありません。
せっかくの戦力だと思うのに、いきなり自分で一人やっつけてしまいましたよ。
大量発生イマジンは戦力が弱いのかも知れませんが、変身もせずにイマジンを退治するカイは…何者?
「誰かの記憶がなければ、存在することも出来ない」と、イマジンをこき下ろすカイ。
モグラ…カイに「ろくでもない特異点」とはまたすごい言い草と思ったら、カイはやはり怒ってる?
過去も今も未来も徹底的につぶすというカイ。
そこで、野上愛理をつぶせば…と何かもう一つ思いつきがある模様。

初詣に来た良太郎は早速災難に…いや、いつもながら運が悪い。
美しい振り袖姿の愛理さんを見ながら、過去の愛理さんの言葉を思い出す良太郎。
そしてD侑斗はひたすら侑斗(小)が椎茸を好きになるようにと祈って、とうとう追い出されます。
それにしてもすごい格好…。
その侑斗(小)に声をかける良太郎。
「七五三みたいだね」
ごもっとも。
愛理さん、姉さんを守ってくれてありがとうという良太郎に、侑斗(小)は自分につながる未来を守るためだと答えます。
そして、守りたかったのかも、と、愛理さんへの思いを口にする侑斗(小)、良太郎とはこんなふうに人間関係が出来上がったんだとじーんとしました。
良太郎の失われた記憶、そして、1月10日に桜井さん(大)と愛理さんは何をしたのか…。
二人には明かされなかった何か、「軽く踊らされている感はあるけどな」という侑斗(小)。

突然崩壊するビル!
過去でイマジンが暴れはじめた、いきなり和服を脱ぎ捨てる良太郎&侑斗(小)。
もしかして下に洋服着てたんですか!?というツッコミはしていいんですよね(苦笑)。
カイが二人の前にチケットを投げ捨てます。
しかし、カイが親切でチケットをくれるはずもありません。
愛理さんを狙うのは過去とは限らない、どちらかが現在に残るなら、オレだという侑斗(小)。
カードが残り少ないという侑斗(小)、それ以前にカードに使える記憶があるのかが心配です。
ヘタすると良太郎の記憶も使ってしまうのでは?
「過去が希望をくれる」
いつか未来を守りきったら、桜井さん(大)と愛理さんに思いっきり文句言ってやろうよと言う良太郎。
この前向きなところが良太郎らしさであり、電王らしさですね。
良太郎は侑斗(小)に二つの懐中時計のうち、あの日桜井さんが残した懐中時計を渡します。

過去に向かった良太郎、ライナーフォームで戦いますが、とにかくイマジンの数が多い!
しかも…モグラの他にもいませんか!??
1体1体は弱くても、とにかく数が多く、良太郎には時間稼ぎをしているように見えます。
戦いあぐねる良太郎に、デネブから現在で愛理さんが襲われているとの連絡が!
愛理さんは間一髪で侑斗(小)が駆けつけますが、記憶のない愛理さんには侑斗(小)がわかりません。
逃げろと言われて走り出す愛理さん、そして、侑斗(小)が戦うのですが、こちらも数が多い!
早く行かないとお姉ちゃんがと焦りまくるリュウタ、しかし、必殺技を出そうとすると物陰に隠れるイマジンたちに困惑する良太郎。
愛理さんを助けに行きたくても、過去でイマジンを放っておくわけにはいきません。
苦戦する良太郎を助けに来たのは、キンタロス!!
やはり冒頭の書き初めでの「おまえの望みを言えっちゅうやつやな」は、契約だったのです。
差し出されたのは股引にカメに金太郎人形にリュウタのおもちゃ…!?
これで契約完了って強引すぎ!!

オレの代わりが股引か!と怒るモモをそんな場合じゃないとはたくコハナちゃん。
そのコハナちゃんは、モモたちの体に消滅の前兆が現れていることを知ります。
キンちゃんには黙って消えるのを待つなんてできないというウラ。
迷う良太郎に、早くデンライナーに乗れとキンタの気持ちを代弁するモモ。
クマちゃん、実体化したらもうデンライナーに乗れないのに…とリュウタ。
もともとキンタロスは良太郎に憑いているので良太郎とチケットを共有する間柄…。
実体化すると「別人」扱いになるということに。
キンタロスは良太郎のベルトを受け取り、アックスフォームでイマジンたちをまとめて撃破、良太郎に現在に戻るようにと告げてベルトとパスをデンライナーに放り込みます。
キンタロスに心を残しつつデンライナーに戻る良太郎。
キンタロスは、良太郎が自分に命だけでなく「時間」をくれたと言います。
イマジンには過去がない。
しかし、良太郎とともにいることで、キンタロスには「過去」の「記憶」、すなわち「時間」が持てたのだと…。
だから、自分たちの時間を守りたいというキンタロス。

そして逃げる愛理さんの前に立ちはだかるカイ。

クマ公はおいていく、デンライナーに乗れと言うモモ!
きっと迎えに来るという良太郎。
おおきにと答えるキンタロス。
リュウタの「クマちゃあああん」が切ない…。
そしてコハナちゃんがキンタロスを呼ぶ。
大量のイマジンを相手に、
「オレの強さにおまえが笑ろた」
やはり笑うでは締まらない(あたりまえ)。
「オレの強さは泣けるで」と挑むキンタロス、泣けます。

愛理さんはカイによって記憶を…!?
愛理さんを助けるべく現在へと急ぐデンライナーの空気は重い…。
というわけで、待て次回。

そして次回は…愛理さんの記憶が戻る?
千の偽り万の嘘、ウラが裏切り…?
緊迫の展開でやはり来週が待ち遠しいけれど…けれど…。

少しづつ謎が解かれてます。
イマジンには過去がない、誰かの記憶を媒介にしないと存在することも出来ない。
ということは…すべてのイマジンには「過去」も「記憶」もないということですね。
カイの目的は現在も過去も消し去って未来を自分のものにすることのようですが、カイは「いつ」の人なんでしょうか?
そして、過去を奪うことでイマジンが未来を手に入れるなら、カイも「過去」と「未来」を手に入れられるなら、カイはイマジンの未来の「特異点」なのでしょうか?
このあたりはまだまだわかりません。
愛理さんが「今は、忘れなくちゃ」と言った1月10日の謎もまだ明かされていません。
そして、良太郎の8月の時計と抜け落ちた記憶も。
ラストシーン、良太郎の握りしめているチケットに、キンちゃんの命運を祈ったのは私だけではないはず。
来週は楽しみだけど、まだまだ遠い未来であって欲しい…。

風水



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風水さん、こんばんは (honey)
2008-01-06 21:42:27
キンちゃんが消えたところまではうつっていませんし
ラストにまだ希望をつないでいます。
消えそうになっているタロスたちがもうみていられなくって。
オーナーと駅長、のんきにチャーハン対決してないで
なんとかしてやれと思いました。

和服をぬぎすてるシーンはうちでも注目を
あつめていましたが、本当は着替えるべきところだけど
あの動作で着替えたこととして通じさせているのよ、
と説明しておきました。
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まだ希望はあるはず! (風水)
2008-01-06 22:32:41
honeyさま

キンちゃんはまだ消えていません!
良太郎もチケットを握りしめてましたし、絶対迎えに来てくれると信じてます。
なのに来週はウラが…って、きっとさらに裏があるはず!
でもデンライナーがターミナルを離れたってことは、チャーハン対決はまた中断していると言うことでは?

やっぱり和服を脱ぎ捨てるシーンは思いますよね!
いや、ヒーローとしては実に正統派の着替えなんですが(苦笑)。
でもあのシーンは…着替えというよりは脱ぎ捨てですよね。
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あと2回なんて(涙) (sorcerer)
2008-01-07 00:17:25
風水さん、こっちもこんばんは!

あと2回なんて、しかも来週はウラちゃんが!
。+゜(゜´Д`゜)゜+。

で、でも、私はまだ信じてるんだ!
みんな揃ってのハッピーエンド!

タロス達が消えて終わりなんてイヤ。
彼等を良太郎が忘れて終わるなんて、絶対イヤだって思うよね。

しかし、侑斗の袴の色といい、あの丈の短さといい、ちょっと笑っちゃいました。

Vシネ、作って欲しいなぁ。電王の。
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切なすぎですよね (風水)
2008-01-07 00:26:53
sorcererさま

ライダーの最終回で、こんなに惜しまれるのは前代未聞では…と思います。
あと2回だなんて、切なすぎますよね。

私も全員揃って幸せにエンディングを迎えられると信じてます!
モモたちが消えて良太郎が幸せになれるなんてあり得ません!
信じてるから、どうかお願いです!!

侑斗の袴の色もびっくりでしたが…あの丈はどう考えても七五三用ですよね!
毎回やってくれますが、本当に楽しい!
電王だけはVシネでも映画でも作って欲しいと思いますね。

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キンちゃんの想いに泣けたでぇ! (真紀)
2008-01-07 19:19:27
こちらにもお邪魔します

もうOPのキンverを聞いただけで涙が出てきました
お正月なデンライナーはすごく面白いのに(キンちゃんの着物の紋がキンちゃんの顔だったのがツボ)後半はシリアスでキンちゃんが過去に残って・・・

キンちゃんの良太郎たちと過ごした時間を守りたいと叫んだシーンはもう嗚咽でした。
出発するデンライナー内でコハナちゃんがキンちゃんの名前を叫びつづける姿にまた涙。

来週はウラ・・・あぁもう絶対泣きます!号泣です(苦笑)
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そう思ってました! (風水)
2008-01-07 22:32:50
真紀さま

コメントありがとうございます!
真紀さんはきっとキンちゃんに号泣してると思ってました。
本当に男でしたねえ。
でも、キンちゃんの手を振るシーンも、その後のシーンも、悲壮感はあんまりなかったので、実は私はきっとキンちゃんは帰ってくる!と信じてます!
コハナちゃんに挨拶しなかったのも、きっともう一度会えるからだと信じます!
でないと最終回なんて見られませんよ~。

次回はウラが裏切り…これも絶対最後は良太郎のためだと信じてます!
ええ、みんな笑顔で最終回を迎えなければいけませんとも!
でも、まだ最終回は先であって欲しいと祈ってます。
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消えませんでしたね (りょう)
2008-01-07 23:04:53
風水さん、こんばんは。

今思うと、風水さんが番組開始当初から抱いていた不安は、きっと最後の最後まで出ないでしょうね。こんなにきっちりと伏線を回収してくれる番組だから、残された謎もきちんと回収してくれるでしょうね。

今回はキンタロスのしんみりで終わっちゃいましたけれど、キンタロスが完全に砂状で消えた訳ではないので、私はお話の通過点かなとお気楽に感じています。

来週も楽しみに待っていましょう。
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何だか大丈夫な気がします (風水)
2008-01-08 00:48:29
りょうさま

ふふふ、りょうさんったら憶えておられましたか。
はい、私はライダーに強烈な不信感を抱いていたので(特に昨年はねえ…)電王放送開始当初はかなり長く半信半疑でした。
今となっては最後までその心配はないと信じられます。
そして、きっときっとみんな幸せに、笑顔で最終回が迎えられる気がしています。
だから、電王という作品のカラーを信じることにします。

キンタロスは消えてない、そうなんですよ。
あのままキンちゃんがあえなく…とはとても思えません。
だから、きっと大丈夫と信じます。
ウラの裏切りもね、絶対良太郎のための策だと思ってます。
なんだか妙に楽天的ですね私。
来週を楽しみに、でも、のんびり待つことにしようと思ってます。
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面白いですね~ (けろりん)
2008-01-08 15:39:34
風水さん、こんにちは!

皆さんのブログを見ていると、それぞれで色々と考えていて、「なるほど!」と思うところも多くて、面白いですね!
謎も最後の最後まで上手に引っ張ってくれそうですし、目が離せないです。

りょうさんじゃありませんが、本当、皆さん最初の頃は警戒している人が多かったですよねえ、今年。
特にその中でも風水さんがすごかったような(笑)。
でも、その不安も全くの杞憂に終わったようでしたね。

こんなに面白い番組は、子供番組だけでなく、他を探してもないですー><

私も、続きが早く観たいけれど、観てしまったらあとは最終回なんだ、などと思ってしまい、複雑です。

終わったらどうしましょうねえ、本当…。

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最初はやっぱり警戒してました (風水)
2008-01-08 20:59:11
けろりんさま

謎の解明もですがストーリー運びにいつもうなりますよね。
電王、本当に面白いです。
でも、そうなんです、私はこれまでライダーでは実にいたい目を見続けてきたので、電王放送開始10話目くらいまではまだまだ信用しないぞ!とものすごーーーーく警戒し続けてきました(苦笑)。
今考えるとバカみたいな話ですが、電王は特殊なケースですからねえ。
あとの作品の参考にはならない気がします。

これだけしっかり構成してくれてることもですが、スタッフ&キャストの入れ込みようもすごいと思います。
いろんな意味で、電王は稀有な作品だなあとつくづく思いますね。
子供番組として優れた作品は、結局誰の目にも優れた作品になるんですねえ。

ああ、もう残り2話なんだ…と思うとどうしていいのかわからなくなりますよ。
けろりんさん、電王が終わったらどうしましょう。
昨年もボウケンが終わったらどうしたら良いんだろう…と同じような心配をしてましたが(苦笑)。
今年ばかりは本当にわからないですよねえ。
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