拓殖銀行豊原支店の建物は 州立美術館として残っていた
近くにはチェーホフの銅像があり
チェーホフ記念館 チェーホフ劇場 チェーホフ大通りなどがあった
はじめて知ったことだが チェーホフは(1890年)30歳の時
流刑囚調査のためモスクワからサハリンまで大旅行をし 道中の記録や調査結果を1895年にかけて発表した
「シベリアの旅」「サハリン島」という著書を残している
日本にも行きたかったらしいが実現しなかった
サハリンには3か月滞在し 豊原で印刷されたと アンナさんの説明だった
サハリン島は、日露間で結ばれた「樺太千島交換条約」(1875年)約でロシア領となってからは
最果ての流刑地として囚人が送られた
日露戦争後 北緯50度以南が日本領土になっていた
年代は違うが 同じ地にロシアの大文豪が訪れていたのを知り
新たな興味がわき 「桜の園を」もう一度読んでみようと思う
旧拓殖銀行豊原支店 今は 州立美術館 正面玄関は閉ざされ横に入口がある
美術館前の レーニン通り