kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

見上げれば柿の実。

2006年11月21日 | 「秋」の彩り
家の裏の柿の木に、見事な実がいくつかなった。

残念ながら甘柿ではなく、渋柿なのだけれど
干し柿にしたり、焼酎漬けにすると
びっくりするほど甘くてうまい柿になる。



けれども手が届かない・・・
10メートルほどの高さが有る大きな柿の木。
いつもイマイマしい思いで見上げるばかり。

「ま、観賞用として楽しむのも良かろう」と、
(サザエさんの波平のごとく)
風流を気取ってしばらく下から見ていたら、
どこからともなくヒヨドリがやって来て赤く熟したその柿を
「これこれ!これがオイら喰いたかったんだよ~!」
とばかりに実にうまそうについばむ・・・。

あ~、やっぱりイマイマしい

いっそ、木に登ってモギ取ってやろうかとも思う。
思うが気力と体力がイマイチついて来ない・・・。

ましてやいい歳こいた身の丈180センチの大男が、
目の色変えてやるようなことでもないようにも思う。

柿の木は、実は柔く弱い木で、下手に登ってみようものなら
枝がボキッと突然折れて、そのまま転落したりする。
昔はこの事故で命を落した人もいるほどだ。

柿の実を落さずに、命を落したのではシャレにもならない・・・。

やっぱりここは風流を気取り、ただただじっと下から見上げ
味わうのは秋の風情だけにしておこう。

真っ赤に熟した柿のその味は・・・
ヒヨドリさん、お前が存分、味わいな

真っ赤に熟した柿の実を、指をくわえて見ているだけの、こんな私のために押して下さる?→ 日記@BlogRanking

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4 コメント

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高い柿の木ですね~ (pa-man31)
2006-11-23 01:29:07
10メートルとは、高い柿の木ですね。そんなのは、見たことないです。高い所の枝を切る、高枝切ばさみでも、無理ですね。南の方は、柿の木も大きくなるんでしょうか?
(調度、私も、柿の木の写真撮ったので、今度掲載したいと思ってます。が、1~5メートルですね。)秋は、柿の実の写真が、風情ありますよね。こちらの柿は、みんな葉っぱが落ちてしまって今は実だけ。それから、長野県では、高い所の実は、鳥のために採らないで残しておく。といいます
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pa-man31さん (kaz)
2006-11-23 10:34:40
はい、この柿の木は高いです。自分が5人、タテに並びます
貫禄が有って、勝手に家の守神のように思っています。

祖父がこの地に家を建てたのが40年ほど前。その時苗木を植えて育ったものなのか、もともとここに有ったものなのか?
樹齢ははっきりわかりません。

「高い所の実は、鳥のために採らないで残しておく」
なるほどなあ。人と自然の営みを大事に思う、とても良い言い伝えですね!

pa-man31さんの柿の木のお写真も楽しみにしております
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わかります~ (フラ)
2006-11-23 22:45:12
うちにもサクランボの木があって、これが1年おきにいっぱいの実をつけるのです。 でもでも、てっぺんは高すぎて届きません。  それでもってそこは鳥さんの分、とあきらめるわけです。 ホントによく食べてくれます    柿のある風景は秋の風情があっていいですね。 赤い実がいっぱいなった柿の木を見る度、秋だな~と思います。 とても好きな風景です。 日本の田舎って感じ。 
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フラさん (kaz)
2006-11-24 17:25:04
サクランボの木が有るんですか?いいですね~~

鳥さんにとっては、「この上なし!」の御馳走でしょうね。
イマイマしくも有るけれど、大切な山の環境を営んでくれる鳥さんへのご褒美と思って、一緒に指を加えて下から見上げましょ

実がいっぱいなった柿の木を見ると、本当にそうですね。
日本の秋っていいよなあ、と。
何かほっとさせらます
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