“年中さん”ＶＳ“中年おじさん”！

何かと忙しかった今月の仕事も一通りメドがつきそうでホッと一息。

と、同時に、頭の中にチラチラ浮かぶのがY幼稚園の年中さんたちの姿・・。

教会仲間のグラさんのお奨めもあって、５月から月に２回ほど、

幼稚園の子供たちに“お絵かき”を教えることになったのがその理由。

 

少しタメライは有ったものの、僕ももういい歳。

「そろそろそういった事で、自分が役に立てるなら・・」という思いと、

それにも増して何よりも、園の主任先生が話された、

「今まで、きちんとした“お絵かき”の時間というものが無かったという事も

有るのかも知れませんが、今の子供たちの絵を見てると、描くことでの表現力が

少し乏しいように思えて・・」との言葉で決心させてもらった。

 

小さな子供たちとはいえ、お絵かきの基本的なことを知ってもらうことは

やはり必要なことなのかも知れない。

けれども、それよりも何よりも、僕がわかって欲しいのは“絵を描くことの楽しさ”！。

それを知ってもらうことが出来たなら、シメシメ！

 

とは言うものの、相手は何と言っても年中さん！こちらの思い通りに行くはずも無く・・。

（この幼稚園での毎年のサンタさん役で、この子たちの突っ込みのスルドサ！は、重々承知。（笑））

でもまあ、そんなところがこちらの楽しみでも有り。

逆に可愛い園児たちに、こちらが教えてもらえることも有りそうだ。

 

“年中さんたち”VＳ“中年おじさん”！

はてさてこの闘い、この先どんなふうに展開して行くことやら？？

 

ぽちっとヨロシク→

“いいんだよ・・。”

娘（中２）の幼稚園の頃の話。

 

園の規則や、友達同士とのルールを破り、勝手気ままなことばかりしてた娘は、

ことある度に、友達から「あ～！そんなことしちゃ、いけないんだよ～～！」と言われていた。

けれども頑固者の娘は聞く耳持たず、いつもキッパリ返してた言葉がこのことば。

 

「いいんだよ!」

 

そう言って返された友達の方は、「あ、うん・・いいんだったらいいんだけどね・・」と気おされて、

もうそれ以上は何も言えず・・。

 

先日、娘が学生寮から帰省して来た折、そんな話をしながら

「まったく、そんなところは今も少しも変わってないな～！」と、大いに盛り上がり、

あげくの果てには、親子3人互いに会話の中で何を言っても、返事は

「いいんだよ！」

 

娘に、「それはそうと、アンタ、宿題は済んだのかよ？」と聞けば、

しめた！とばかりに笑いながら「いいんだよ！」と返して来る。

逆に、「お酒の飲み過ぎ、注意だよ！」と言って来るので、

こちらも負けずに「いいんだよ！」と、どうだ？とばかりに笑顔で返す。

互いに交わす「いいんだよ！」の言葉のその意味は、

この場合「うん、ちゃんとわかってるよ。」という意味。

 

「いいんだよ！」と返されると、お節介をやいた自分の傲慢さみたいものに、

ふと気付かされるから不思議・・。

 

「いいんだよ！」の言葉のホントの意味は、

「うん、私の事もわかってるし、あなたのその気持ちもわかっているから・・。

だから、いいんだよ。」ということなのかも・・。

 

「いいんだよ、いいんだよ・・。私があなた方にすべきこと、

あなたの気持ちを私は知っているから・・。」

誰も近寄ろうとさえしない重い皮膚病の人の手を取り、そして癒され、

闇の中にあった人に光を与え、多くの人々の罪を許しお救いになったイエス様も、

心の中は、きっとそんな想いでいたのかも知れない・・。

 

悲しくて泣きたい時には泣いて“いいんだよ”！

嬉しくて笑いたい時には、大いに笑って“いいんだよ”！

「いいんだよ、いいんだよ。」とイエス様は今もみんなのそばで、

語りかけてくれている。

 

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今日、台所を見たら、焼酎が切れており・・。神様ならぬカミさんに、

恐るおそる「焼酎・・買って来るから・・」と言うと、

「・・はい、どうぞ・・」と、あきらかに不機嫌そうな顔でそう言われ・・。

 

声に出しては言えなかったけれど、思いの中でツブヤキました。

「い・・いいんだよ。いいんだよ・・。焼酎買っても、いいんだよ・・。」（苦笑）

 

色んな事でムリをしようとしてる時、たまには自分自身に向かって、

「いいんだよ・・。そんなに頑張らなくても、いいんだよ。」と、

そう優しく語りかけてあげるのも、

実はとても大切なことなのかも知れないな・・。

 

ぽちっとヨロシク→

 

 

おやじの一周、娘の二周。

良く遊び、良く食べ、良く寝て、そして少しだけ勉強・・の、娘の春休みが終了。

一昨日、カミさんと一緒に学生寮のある大口伊佐市へ娘を送った。

 

当日は天気もよく、春爛漫といった感じだったので、

出掛ける前にカミさんが急きょサンドイッチを作ってくれ、

寮までの道のりの途中、どこかでプチ花見をしようということに。

寄った先は藺牟田池（いむたいけ）湖畔。

桜もちょうど美しく咲いて、湖面は青く、海のように輝いていた。

 

鹿児島 藺牟田池（いむたいけ）

 

カミさんと娘はせっかくだから、ここの温泉に入っていきたいというので、

僕はその間、外を散策でもして待つことに・・・。

 

少し歩いていると、“藺牟田池一周３㎞  ゆっくり歩いて５０分”と書いてある看板有り。

「てことは、少し急げば二人が温泉に入ってる間に一周できるかな？よし、決めた！

こんな時でもなきゃ、藺牟田池一周なんてすることもないだろうし・・」と、そう思い歩いてみることに。

 

けれども情けないことに、半周ほど歩いた時点で息切れ気味・・。

「やめときゃ良かった・・」と思うものの、あとの祭り・・。

引き返しても、このまま進んでも、歩く距離は同じなので、気を取り直して黙々と前身。

なんとか一周歩き終えた時には、秘かに自分で自分をほめてやりました。（笑）

中には、一周だけじゃなく、二周三周と歩く方もいらっしゃるようだけど、

さすがにその日の僕の状態ではそれはムリ。時間が無いこともさることながら、

なにせ足が棒になってしまっちゃったから・・。

 

温泉から上がり、僕を待っていたカミさんと娘の顔は、爽快そのもの。

「湖を一周してきた・・」と言うと、「だからそんな疲れた顔してんだ～」と、

娘には、逆にそんなことを言われる始末・・。

  

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そして、

日にち替わって今日はカトリックでは“復活徹夜祭”。

教会に行かなくてはならないけれど、カミさんが車で職場に行っているので、

僕は歩いて行かねばならない。教会までのその距離、およそ３km。

藺牟田池と同じ距離・・。

棒になった足をもみほぐしながら、「さあ、今日も頑張ってくれよ！」と、

語りかけてるところだ・・。（苦笑）

 

娘は、この春から中学２年生。

１年が１周目ならば、今度は２周目。

父親の、フラフラとした足取りの藺牟田池一周とは違って、

娘の中学生活２周目は、今年も元気に満ちた歩みでありますようにと、

そう神様に祈りたい。

 

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