MIT MBA留学日記 ~ その後

2009年6月の卒業後、西海岸で社会人生活を再開。新しいタイトルを思いつくまでこのままのタイトルで続行する日記。

MBA受験(4) - TOEFL (iBT)

2007年07月11日 | MBA受験や準備
こうすれば受かるMBA2007」への投稿ドラフトです。

11月受験スコア 108 (Reading 29, Listening 28, Speaking 23, Writing 28) 
12月受験スコア 109 (Reading 30, Listening 29, Speaking 22, Writing 28)

GMATで点数が出てすぐTOEFLの勉強を開始、翌週に受験しました。米国では既にiBTに完全移行していたため、最初からiBTでの受験でした。スピーキングが入ってくることで とかく嫌がられるiBTですが、試験内容自体はより実践的になっているため、真剣に勉強すれば留学中にそれなりのリターンがあると考えて取り組まれることをお勧めします。ただしスピーキングセクションに限っては、学校側がどの程度受験上の評価対象とするのかをよく見極めてから、労力の割き方を決めたほうがいいかもしれません(後述)。

自分はリーディング、リスニング、ライティングは試験形式を見ておく程度で本番に臨みましたが、スピーキングにはみっちり事前準備をしました。以下がその具体策です。

① 模擬試験
模擬問題を作り、三つはポイントを述べられる様にすること。(三つが難しければ二つでもいいと思いますが、要は明瞭・簡潔な論理展開が重要です。) 模擬問題は、TestMagicの掲示板から過去問を拾ってきて使えます。

② 録音⇒苦手部分の把握
常に本番と同じ時間制限で練習する。自分の回答を録音して、後から聞いて不明瞭な点、苦手な点をチェックする。(ストップウォッチも、録音ツールもPCのフリーウェアであるので自分は全てPC上でやっていました。)

③ 効果的なメモの書き方
スピーチ準備の時間が相当タイトであるため、内容を聞きながらある程度構成を考えておく必要があります。そのためにメモは録音会話を聞きながら同時に体系立てて取り、即 スピーチ時に使えるように工夫しました。

スピーキングセクション25点以上を目指して取り組みましたが、結局23点が最高点でした。さらに時間をかけて練習すれば点数は上がったと思いますが、一方でこの年は世界的にCBT⇒iBTの移行期だったため、スピーキングセクションは学校側も参考程度にしか見ないのではないかという予測もあり、23点で切り上げました。実際、その後いろいろ聞くと25点以上取っているアプリカントはそれほど多くないようですし、学校側もインタビューをより重視していたようで、TOEFLを早めに切り上げた判断は正しかったようです。2007年以降に受験される方は、皆がiBTで受験する環境になるし、学校側も知見を蓄積してきているでしょうから、その辺も踏まえて学校側がどう判断材料に使うのかを把握されるべきかと思います。