日本人同期生と卒業前のお別れゴルフ。ボストンから北西に一時間、Red Tail Golf Clubに行ってきた。
Red Tail Golf Club はマサチューセッツ州のBest Public Golf Courseに選ばれる優良コース。ゴルフレンジも芝から打てる。(ただしこの日は雨上がりだったため、残念ながらマットから)
コースは一番短いMen's teeで5,700ヤード弱と、長くはない。
ただ、特にバック9に広大なバンカーがたくさんあり、コースレーティング(67.7 / 119)の割には結構タフであった。
15番から砂漠のような3ホールが続いた後、18番にはこのコース唯一の池が登場。
きれいですが、しっかりグリーンを守っていてクセモノの池でした。
ボストン周辺のコースとしてはちょっと高い(週末料金で$110くらい。練習ボール込み)
ただそれだけにコースコンディションはよく、おもしろいホールも多いので一度はプレイしてみてもいいコースだと思います。
【今日の成績】 In 50, Out 43, Total 93
前半は1番ホールでいきなり9打を叩いてしまった。後半巻き返せてよかったが。
Kelloggの日本人同期がボストンに来たので、お茶でも一緒にどう?と連絡があった。
久しぶりだなと思いながら彼に電話しようとした矢先、MITの同期から電話が。Whartonの共通の友人がボストンに来ているので、今晩メシでもどう?とのこと。
じゃあ一緒に、ということで他のMITの友人も交えて食事をした。7時に「Samurai」、といういかめしい名前の居酒屋に集合。HBSからも日本人同期の方が参加してくれて、奇しくもKellogg, Wharton, HBS, MITと四校のビジネススクール生が大集合となった。
思えば、この中の多くの友人とはそれぞれの学校に入学する二年前からの付き合いになる。
日本に凱旋する人、アメリカに残る人。元の職場に戻る人、新しい業界に行く人。進路は様々だが、今後もこの偶然の出会いを大切にしていきたい。
せっかくなので、ウィンドウズ7のマインスイーパ動画をアップ。
Minesweeper pwnage
ついでに、マインスイーパ映画版の予告編。すばらしいセンス。
Minesweeper: The Movie
Macに変えて、いいこと尽くめのPC環境だが、ひとつだけ困っていたのはこのブログのエディタがMac対応していないこと。Macに慣れるにつれ、自宅のウィンドウズPCの前に座る機会が激減したので、自然とブログの更新も止まってしまっていた。
不思議なことに、他のウィンドウズ専用アプリは問題なくMac上で動いており、問題があるのはこのブログエディタだけ。たとえばシステムダイナミクスやオペレーションの授業で使うウィンドウズ専用アプリは、Fusionを使ってMacに乗せたウィンドウズXPで快適に動いている。ところがこのブログエディタは、何度やってもインストールが失敗してしまうのだ。もしかしたらXPが英語版なので、それが問題なのかも知れないと思いつつ、解決策なく二三ヶ月ほったらかしてあった。
そんな中、ウィンドウズ7 RC版配布のニュース。さっそくMac上にインストールしてみた。XPをアップグレードする手もあったが、万が一誤動作するようになったら後が面倒なので、別のPertitionを切ってインストール。ウィンドウズ7の動作が問題ないことを確認してから、XPをアンインストールすることにした。これでこのMacbook上ではMac OS X、ウィンドウズXP、ウィンドウズ7の三つのOSが並列で走ることになる。ホントVirtualizationってすごい。
インストールが完了して、さっそくブログエディタをダウンロード。これでダメだったらまたブログほったらかしだな・・・なんて思いながらインストールしたら、見事成功!きっちり動いてます。よかったー。
ウィンドウズ7、使ってすぐのインプレッションとしては、動作スピードが早く、なかなか快適。インターフェースも(Macをまねて?)改善され、使いやすくなっている。うまくいけばビスタで著しく落ちたウィンドウズブランドも、一気に復権できるのではないかという印象を受けた。ただし、ビジネス面ではいくつか課題がありそうだ。ひとつはGoogleの各種サービスやSaaSなどの発達によりOSの相対的な影響力が落ちている点が、どう販売に影響するか。もうひとつは、景気低迷でIT投資が中期的に落ち込む中、どれだけ法人の更新需要を喚起できるか。
ビルゲイツなきマイクロソフト帝国の今後に注目だな・・・がんばれウィンドウズ7。 と考えながら、さあブログを更新だ!
でもまずはマインスイーパーをやってみよう。
おお、ちょっと見た目が変わってる!
二年間通い続けたスタバ(アーリントン店)とももうすぐお別れ。
ほとんど毎回注文していたのは、「ダブルトールソイラテ」。ソイの甘みとダブルにしたエスプレッソの苦みが程よく混じって飽きがこないおいしさ。
というのは一つの理由。もう一つの理由は、店に入ると注文する前から店員さんがこれを作ってくれちゃうため。もう完全に顔覚えられているので、
店員A 「There he comes!」
店員B 「All right, one double soy!」
てな感じでニッコリされると、違うものを頼むの悪い気がして、ありがたくいただいている。
まあ今では、他のスタバに行っても注文するのはやっぱりダブルトールソイラテなんだが。
今学期の授業も最終週に入った。
とは言ってもすでに実質的には終わっているクラスがほとんどだった。
Operationの授業は学期中にシュミレーションやレポートがたくさんあったため、試験はなし。
Statistical Consultingはファイナルペーパーを提出だが、これも先週には完成。チームプレゼンは先月終えているので、今週はクラスメートのプレゼンを聞くだけ。
Power & Negotiationのファイナルは、チームプレゼンテーションだが、これも自分はペーパーを書いてプレゼンの骨子を作った段階で役割終了。
怒涛のように過ぎていった二年間も、最後はなんだかあっさり終わっちゃった感じ。
金曜日のRe-orientationに出れば、いよいよあとは6月の卒業式を待つのみだ。
感無量、そして少しさみしい。
家族とボストンに戻る。
日本にいれば、次男はこの四月からピカピカの一年生。親戚にランドセルをいただいた。次男はうれしくて、ボストンに帰ったら毎週土曜日に通っている日本人補習校に背負っていくそうだ。
うれしさから、帰りの飛行機にもランドセルを背負って搭乗。
空港には場違いなランドセル姿の小学生。
でも後ろ姿が颯爽としててカッコいいぞ。うん。
急用があり、日本に帰ってきた。東京滞在二日間だけの弾丸ツアー。
成田空港についた日は、豚インフルエンザの本格検査が始まって二日目だった。
空港に着くと、乗客は機内で検査官が乗り込んでくるのを待つ。
まだ十分な人員が確保できていないのか、検査を待つ機体が前に三機あるということで小一時間待つことに。
ようやく検査官が到着。
黄色の防護服を着ており、ものものしい。
まさにバイオハザード。
数人が手分けして問診表を配る中、通路に一人ずつカメラのような機械を持った検査官が、その機械を通して乗客をくまなく見て歩いている。
おそらく乗客の体温を調べて、発熱している人がいないかを調べているのだろう。
結局、ギャレーをはさんで数列後ろに、医者の診断が必要と思われる方がいたらしく(!)、乗客はみな医者の到着を待つことに。
待つこと、さらに30分。ようやく医者が到着し、問題の乗客の診察を開始。
と、機内アナウンスが。
『医師がお客さまの診断を開始していますが、どうか写真撮影はお控えいただきますよう、お願い申し上げます』
どうも、ケイタイカメラで診察の様子を撮影しようとする別の乗客がいたらしい。
振り返ると、たしかに結構な数の乗客が写真を撮っている。
やめとけよ、診察されている人の身にもなれって。
再度アテンダントのアナウンスがあり、それでようやく落ち着いたようだ。
その後10分ほど経ち、ほとんどの乗客は飛行機を降りることができたが、なんだかイヤーなものを見た気がして後味が悪かった。
礼儀と慎みが誇りなのにな、日本人は。ごく一部の心ない人を見ると悲しくなる。
ま、自分やこどもたちがそうならないよう、気をつけよう。
* 上の写真はその患者の写真でもなく、誰の顔も写ってません。