深夜番組の「シルシルミシル」が面白いので結構見てます。
「東方八犬異聞 八犬伝」の佳穂ちゃんのエピソードで思い出したけど
メーテルリンクのチルチルミチル、もとい【青い鳥】。
”本当の幸せは結局のところ一番身近なトコロにあるんですよ”
な教訓めいたところばかり強調されることが多いけど、読んでみるとなかなか。
『夜の国』での夜の女王が番人をしている扉の向こう側の”病気””戦争”、
ミチルの飼い猫のチレットは夜の住人なのでチルチル達を裏切ったりするとか。
『未来の国』で出会う、チルチルとミチルの弟として生まれてくる男の子は
3つの病気を持ってくる。いわく、”しょう紅熱”はしか””百日咳”。
そしてすぐに死んでしまう運命を背負っている。
生まれる前の子供達が、”何かを持って生まれる”為の準備をしてるのが
SFチックというか。『33種類の長生きの薬』『まだ誰も知らない光』とか。
中でも一番気になるのが『太陽系の惑星の同盟を創りその王になる』予定の男の子。
時期が来た子供は空飛ぶ帆船に乗って生まれる世界に行く、とか、天使とか
天国とか話してる脇でいきなり『太陽系の惑星』。
この子が生まれた後の話を切実に読みたいと思うのは私だけでは無いと思う。
この話のオマージュっぽいのが、「009」のラスト近い話のひとつの
『惑星001』。生まれる前の世界に迷い込んだ001@イワンの話。
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