待ちに待った単行本の発売です、「ジェノサイド」
私が漫画アクション読み始めた直前までの話が載っていてラッキー。
現在、本誌では十勇士は5名、八犬士は4名判明していてちょうど半々。
絵柄は線が細くて綺麗で、少し耽美系。内容は山田風太郎の忍法帖っぽい雰囲気。
理屈通ってそうで破天荒で奇想天外で。
今のトコロ判明してる四犬士皆美形。
雑誌が休刊にならない限り大丈夫だとは思うけど、打ち切りとかになる前に
全員の姿だけは拝見したいもんです。
だって、「八犬伝」ものって必ず「未完」になるってジンクスあるもん。
又は、全員登場しないうちに最終回。そんなの絶対やだ。
では、各話ごとのレビューから。
1)千姫略奪
千姫受難。のっけから淀君にひん剥かれて全裸で磔。むごい。
そんな千姫に悪魔のささやきが。
「汝 救済を望むや」
思わず返事してしまったことによって物語開始。
「千姫を助けたらその者に姫を娶らせよう」・・・って
元祖の「八犬伝」の冒頭を彷彿させる徳川家康の言葉。
その言葉に八犬士の一人、犬塚信乃登場。
巨大な犬・八房に乗って天守閣へ。
本家の「八犬伝」ではなにかと情けない純情イメージの信乃が!
目立ってます。
すっげーカッコいいです。
そしてめちゃくちゃ強いです。淀君ぐちゃっと踏み潰し。
淀君、秀頼、真田幸村を次々とあっさりと殺して千姫をさらって逃亡。
信乃の外見ですが、これに十字架くっついてたら天草四郎ですな。
つまりはそんな感じのマニュフェスト男。女性受けしそう。
幸村の影武者を勤めていた猿飛佐助 VS 信乃。
こっちもあっさりと信乃の圧勝。
大阪城落城。
そしてこの時代は、里見の八犬士の死後150年後。
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