ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

「忍たま」実写映画の海外進出について

2012年12月07日 03時20分28秒 | 自己カルト的
「ハリー・ポッター」シリーズのような学園+寮モノだとか、
青春ジュブナイルだとか、で海外進出を視野に入れて・・・とあるけれど。

それも何か履き違えではないかと思う。
「忍たま乱太郎」のアニメがここまで長く続いて人気が出たのは


1)天下の「NHK」が放映しているということ。しかも帯放送。
→CMが無いということは、グッズが山のように出るんですね。
知らない間に、ミラーとか、雑誌風ノートとか、ヴィネットフィギュアとか。

以前にも書いたと思うんですが、ワンコイングランデ。
忍ミュに合わせたせいか、六年生は6人ちゃんと発売コンプリート。
あ、違った。中在家先輩だけ発売されてない!
五年生は当時一押しされていた久々知のみ。
四年生は六年と抱き合わせ商法? ちゃんと4人全員発売コンプ。

不運なのは、他の五年生4人と、一人も発売されていない三年生二年生。
一年は組の他のメンバー。それから、一年い組、一年ろ組の忍たま達。

「忍たまミュージカル」今期は、六年生+四年生なんだから、
ワンコイングランデも第3弾出てくれないかなと。枠は9個。
中在家先輩+双忍+三年生ろ組の3人+一年は組の3人とか。
シークレットは錫高野先輩だったらいいなぁ。


2)主題歌を代々ジャニーズの売り出しアイドルが歌う。
→私が「忍たま」を知ったのは、20年前まだアイドルトップグループにいた
光GENJIが、初めてアニメ主題歌を歌うというので見ていたから。
しかも、ジャニーズCDは握手券とのタイアップがあって、一応そのときの
FANは皆買っていたわけですよ。今みたいにDL販売とかまだ無かったから。
歌を覚えて、コンサートで一緒に歌うために。

NYCとか、関ジャニ∞とかもOP・ED唄ってたし、現在はSexyzoneが唄っていたり。


3)シリーズ脚本が、あの「浦沢義雄」氏だということ。
→不条理ギャグを上手く収めて笑いに持っていくセンスが異常なほど
上手い脚本家さん。「忍たま」が始まる少し前の時代に、
東映特撮の不条理的な面というか、「不思議少女シリーズ」を手がけていた
お方です。今度の戦隊シリーズの劇場版にもゲストで出てくるけど
「美少女仮面ポワトリン」とか。「ナイルなトトメス」「歌う!大竜宮城」
「中華なぱいぱい」「中華ないぱねま」とか。女の子主役の不条理ギャグの
オンパレード。もっと昔だと「おしん」の小林綾子が主役の「ペットントン」とか。

「ロボット8ちゃん」なんて、「ロボコン」のノリに近いし。(と思ってる)

「忍たま」アニメの3年ろ組の次屋の声の人が宇宙人マスコットの声を当ててる
「激走戦隊カーレンジャー」とか。戦隊にあるまじきギャグのオンパレードで
めっさ好きでした。


4)声優さんがめっさ豪華。
→異論は認めない。ごくごく少数をのぞいて、主役級ばかり。特に6年。
地味に3年も。「シャーマンキング」「ガンダムSEED」その他級。
そして1年は組はもとより。出番の少ないい組の委員長が斉賀みつきさんだったり
もっと端役のドクたまの女の子が三石琴乃さん、しんべえの妹かめちゃんは
現ドラえもんの水田わさびさん。土井先生も関俊彦さんだし…。
書ききれません。



と、そういった、いろんな方面のFAN層を引き寄せて、上手く原作のギャグや
キャラに絡んでいって上手い具合に人気が出て行ったアニメだから、
「ハリポタ」が流行ったからハリウッド…はなんか違うような気がするのです。

今、「ニンジャスレイヤー」という、とっても奇想天外な忍者ノベルが
海外から逆輸入してきて話題になってるけど、それもあるのかな。

私的には面白かったけど、あれはどちらかというと、格闘ゲームのような
「NARUTO」の方が雰囲気は近いと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿