ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

【赤い犬花】はどこに咲く

2013年01月10日 00時00分52秒 | 自己カルト的
オール讀物2013年1月号にて掲載の桜庭一樹さんの読み切り短編。
「犬」という単語に引かれて、思わず購入。
しかし特に「伏」の物語とは関係無く…。
つげ義春さんの「赤い花」を思い出したり。

平岩弓枝さんと曽野綾子さんの対談が興味深かったです。
とはいっても、曽野さんの小説は「砂糖菓子が壊れるとき」くらいしか
知らなかったり。しかも、TVで見た昔の映画だったりして。

…「氷点」の三浦綾子さんと勘違いしながら対談を読んでました。
違うし。しかももっと昔、「雪の断章」「忘れな草」「花嫁人形」の
三部作の作者も三浦綾子さんと思ってたり。どれだけ勘違いが多いのか
高校生時代の自分って。この三部作は長らく絶版扱いだったのが、
創元推理文庫で復刻されてようやく再読できた思い出の本でもあったりして。

何度か引越しをすると、まず文庫や漫画を処分するので本が厳選されます。
が、絶版本はどうしても処分できないというか…。

絶版→復刻されても、表紙イラストが気に入らなくて前の本をそのまま持っていたり
(エルリック、エレコーゼ、コルム、ブラス城、火星の戦士←初期の天野嘉孝画)
逆に表紙が好みじゃなかったけど、イラストが綺麗で新しく集めなおしたり
(ベルガリアード物語、ドラゴンランス戦記とか)
ハヤカワ文庫+天野嘉孝表紙で高校生時代の本棚は埋まっていたのではないかと。

「イルスの竪琴」シリーズも表紙買い。ビアズリーっぽいなと山岸凉子さんを
知ったのもこの本から。「魔法十字軍」シリーズも表紙から。
値段が高くてなかなか揃えられなかった「ダーコーヴァ年代記」シリーズ。
(アマゾンもブックオフもヤフオクも無い時代だったから)
「魔法の国ザンス」シリーズ。(ニコットタウンはこの世界がモデルだそうです)

周囲に広めまくった「十二国記」シリーズは大学生の時。これも表紙イラストから。
(角川文庫、ハヤカワ文庫の中、”X文庫ホワイトハート”はちょっと恥ずかしい)

実家の屋根裏にごっそりと本を隠してきたけど、いつか屋根が抜けたらどうしよう…。




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