ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

子供達は世界を救う ~【デジモンアドベンチャー】~

2009年11月26日 00時04分06秒 | 八犬伝いろいろ
ポケモンに対抗して作られた作品だとかなんとか。

それはともかく、児童少年ホビー漫画のような展開で
「子供」+「パートナー的玩具」の成長物語みたいなもの。
物語の展開は「グランゾート」みたいに「夏休みの冒険談」的。

主人公達は異次元(デジタルワールド)に連れてこられた
「選ばれし子供達」の7人の子供達。
彼らを待っていたのは小さな進化生命体のデジタルモンスター。
与えられた紋章のペンダントと、それぞれのパートナーデジモン
と共に異次元(=自分達の世界)を救う為に戦う。

一応の八犬伝パターンはふまえてると思う。
初期は7人だけど、後半主人公の妹がやってきて8人。
敵に捕らえられてた8匹目のデジモンも合流して8匹。
8つの紋章の文字は、

・太一   勇気  小文吾が主人公ならこんな子。
・ヤマト  友情  素直じゃない子。道節っぽい。
・光子郎 知識  頭脳派で冷静すぎる子。大角っぽい。
・ソラ   愛情  ボーイッシュ。荘助っぽい。
・ミミ   純真  美少女で我侭。毛野っぽい。
・丈    誠実  苦労性最年長。現八かな。
・タケル  希望  頑張る姿が痛々しいので信乃。
・ヒカリ   光  皆にとっても希望の光。親兵衛。

おおざっぱにキャラ分別すると自分的にはこんな感じ。

役目が終わったので自分達の世界に帰る子供達とデジモンの
別れがさらっと終わって「え?これで終わり?」みたいな感じ。
でも、余韻が残る最終回。猫バスみたいに何も無い場所から
電車に乗って帰るというのがいい。続編はいらないと思う。


「ぼくらの」はこの対極にあったような物語かもしれない。
同じサマーキャンプで、洞窟に迷い込んで。そして「選ばれて」
片方は異世界へ飛ばされて。片方は地球を守るロボットの操縦者
…というよりも人間乾電池のような役割を押し付けられて。

「デジモン」はもう一度時間があれば見てみたいアニメだけど
「ぼくらの」は漫画初期からして鬱々な展開だったから2度は見たくない。