かわしんの日々

九州山江村に住む「かわしん」の日記。
山江村の出来事と私の日々を綴っていく。
自分の住む村のイイトコロ再発見!

山江村リフレッシュデーツアーの日記(1日目)

2008年06月07日 | Weblog

クラインガルテン入居者の米倉さんが企画した、福岡在住の方を対象とした企画「山江村リフレッシュデーツアー」。

日記という形で振り返りたいと思います。

 

米倉さんを乗せて、高速バスの参加者を迎えに行きました。

米倉さんは長靴、麦わら帽子、手づくりの旗を持つという出で立ち。

参加者を導入部分から楽しませたいという気持ちなんですね。

 

役場で自家用車の参加者と合流し、ツアー開始。

参加者の方に「山江村リフレッシュデーツアー」の看板を作って持ってきてくださった方がいて、「協発型」の企画になっていることにびっ栗。

BDF燃料を使い「走る産業遺産 ボンネットバスマロン号」に乗って「時代の駅むらやくば」へ。

私が昼食の説明をした後、「時間が余りましたので…」という私の大変失礼な前振りをして村長に挨拶をしていただきました。

村長怒ってなくてよかった(ホッ)

昼食では山江だけ(だと思う)の「栗豆腐」がメニューの中にあり、参加者の方も大満足の様子。

昼食が終わったら、田村さんに歩きながら村の案内をしていただきました。

神社の説明もやさしく丁寧に教えていただきました。

中でも昔「麻」を煮ていた釜などの説明が、私にも「山江村の生活に密着した歴史」を感じれて楽しく思いました。

高寺院では、私も初めて「国宝の毘沙門天立像」を見て感動しました。

高寺院の毘沙門天立像は昔、375段の階段を上った先に安置されていたということで、皆さんに実際に375段の「とっても急な」階段を上っていただきました。

中でも好評だったのは、「コケの生えた風情のある道」で、中にはもう一度きますと言ってもらえて、登ってもらってよかったと思いました。

「地域の宝はあるがままが素敵であって、『観光地』として整備すると景観を壊す余計なものが生まれてしまうので、そのままの地域の宝であってほしい」という参加者の言葉に深く感銘を受けました。

階段を登った後は高寺院でお茶と漬物をいただきました。

 

そのあと皆さんは温泉センターほたるで入浴。

 

そのとき、グリーンツーリズム研究会は「交流会」の準備に大忙し。

 

 

今回初めてとなるウェルカムアイテムの「竹とうろうづくり」に熱が入ります。そもそも私が水俣の久木野からアイデアをいただいて、皆にお願いしたことなので、失敗は許されません;

火がすぐに消えてしまわないか、大変心配しました。

 

交流会場は万江川の直ぐそばにある山口さんの家の前。

そこまでの通路を竹とうろうで照らします。

燃えそうなものがない場所へ50個の竹とうろうを設置しました。

 

温泉から帰ってきた参加者のみなさんが到着。

 

竹とうろうのある景色に「キレイ」という言葉がもれます。なかには「私たちのためにありがとうございます」なんて言葉を下さる方もいらっしゃいました。

 

交流会はツアー参加者20人と、山江村の村人20人、そして山江村を応援してくれる方10名ほどで交流。

歌や踊りを「山江村民」・「ツアー参加者」の交互に披露するという、予想していなかった交流ができてびっ栗!

 

19:40分から、人吉の方のオカリナ演奏の始まりとともに、「ほたる鑑賞」が始まりました。

昨日ホタルを確認しに来たときはホタルは10匹程度でしたので、みなさんに「ホタルがあまり出ていません」と前振りをしていました。

ところが、だんだんと時間がたつにつれ、ホタルもしだいに増えていきました。最後には50匹ぐらいのホタルが現れ、暗闇に少ないながらもフンワリと消えては現れる淡い緑の光の群れに「わぁ!」という言葉がもれていました。

男性の参加者の中には「人生の中で、2度目となる感動の涙を流した」とびっ栗するぐらいうれしい言葉をいただきました。(私も思わずもらい泣きしてしまった)

ホタル鑑賞の前に、街灯の灯りを遮ったのでホタルもよく見えたのかな?

交流会は22:00まで盛り上がり、本当に場を締めるのがもったいなかったです。

次回は個人的に泊りにきます!と山江グリーンツーリズムの川内会長と約束した方もいらっしゃった。この言葉が聞きたかったんだよね。俺。

 

参加者の皆さんが泊るログハウスでは、参加者同士の交流が1時まで続きました。

【ほたる鑑賞の時に車がやけにスピードを落として通るので、光がまぶしくて邪魔だなぁ…と思っていたら、竹とうろうの灯りに見とれていたようです。地域住民にも竹とうろうの美しさが伝わったかな。久木野の自由飲酒党総裁に感謝】

コメント
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