2021年1月4日(月)
カッパはまだお休みしています。
約,2年振りに三和新池に行くことにします。理由は,釣れるから。ヘラブナの活性がいいというイメージだけで,行くことにします。
レンタカーに乗り込み,国道4号線を北上して三和新池にまだ薄暗い道を安全運転で通り抜けていきます。
途中でコンビニで食事と飲み物を調達しておきますが,食事は朝食分のサンドイッチ1個だけ。池でお弁当を買おうと思っていましたが,後でリサーチ不足を反省することになります。
安全運転とゆったり休憩しんがら移動したため6時45分頃に到着。
池に到着してみると失礼ながら予想以上に車が止まっており,道に面した駐車場に,残り1台分だけで空いていたのですかさず駐車しました。

直に荷物を担いで受付に来ますと,本日は平日料金の1,600円。昼食のお弁当は日曜祝日のみで,平日はカップラーメンを食べることが出来るようです。(当然別料金)
池を見渡すと,人が埋まっています。
ふと事務所の窓にある掲示物を見ると,水深図があるのですが、写真は,著作権の関係で,添付できません。
事務所側にある桟橋(西桟橋)の西向き,47番に入りました。段底ならば15尺で丁度いいかどうか?

【釣結果】
先ずは,段底です。
15尺を出して,下ハリスを50㎝として底立てをしてみると思いの外浅かったのです。
穂先と浮子の間が短い天々段底に拘っているので,長さを計算して,竿は14尺に変更し,15㎝バカ出しの仕掛けを付けて釣りをすることにします。
※ カッパは,底釣り用の仕掛けは15㎝毎に長さを変えて仕掛けを作っています。
タックル
竿:ダイワS 14尺
浮子:クルージャン ウィンターバージョン ’16~17 段底 PCムクトップ 6番 ボディー13㎝
道糸:ダン 底釣用 0.6号 15㎝バカ出し
ハリ・ハリス
上:角マルチ 5号 0.5号 8㎝
下:角マルチ 3号 0.35号 50㎝
バラケ
段底 200cc
セット専用 100cc
マッハ 100cc
細粒 100cc
よくかき混ぜて
水 150cc
混ぜて,10分位放置して,熊手でほぐして,基エサにする
クワセ
タピ匠 粉7cc 水26cc

ヘラの活性が高いと想定して,早くバラケを棚まで落とし込むように浮子をいつもこの水深て使うサイズより1番手大きくしてみます。
準備ができたのでエサ打ち開始です。
最初はバラケの調整がうまく出来るか確認してみます。自分で深馴染みさせる気持ちで付けてみて,どこまで浮子が馴染むか確認。
バラケが抜けて浮子が返ってからは,エサ落ちメモリが出るか確認。
バラケの調整と浮子の返りから棚を調整して釣る状態にするのですが、同時にバラケが抜けてクワセだけになってから待たない分だけ、打ち返しが早く、寄せの効果もあるのかもしれません。
5投目で浮子が返ったタイミングでムグッと浮子を押し込めるようなアタリが出て1枚釣れました。

次の一投でクワセだけになった後、エサ落ちから目盛りが出すぎるように思い気になります。
メモリが出過ぎて待つと触りが消えてアタリが出ないので,少し棚を軽くしてみました。
こんなことをして、取り敢えず自分が納得したセッティングも決まりました。
数投打ったら自分のイメージに近づいたバラケのコントロールも徐々にできるようになってきています。
イメージは活性がいいので,バラケをチリチリ溶かすように抜き,途中で塊で落ちるような感じです。
こうなるようにタッチ,大きさ,圧を探していったのです。
一旦馴染んで,浮子が止まり,更に浮子が少し抑えられてクワセの馴染みが出てからスッとバラケが抜ける一連の動作。これが出せれられると、アタリに繋がる確率が上がったのです。
バラケコントロールが上手くいき、浮子が、1目鋭く入ったので合わせてみると残念ながらアッパーでした。
次に同じようにバラケをチリチリ・ポトンという風なバラケコントロールをしたら、今度は小さくムッというアタリで1枚追加。
アッパーと小さなアタリから,這わせる量を1目減らしてみると,次にアタッた時には1目カチッと入ってくれたのです。
ある程度バラケのコントロールは出来たといっても、器用ではないのでアタリを続けられるようなバラケのコントロールが毎回できないため,多くアタリを出すことが出来ません。
ついついアタリが遠いと,待ってしまいますが,今回は活性があるので、クワセの状態で待ち続けるとテンポが悪くなり、バラケの量が減りヘラの寄りも減るといったバッドスパイラルに陥ってしまっているようです。
エサの打ち過ぎによるヘラが拡散するようですが、拡散する程寄せ切れていない感じです。
それに、小さなバラケを打っているつもりなので、そんなにバラケは濃く拡散しないでしょう。
待っていても誘いは繰り返して,送り誘いをした時に,カツッと当たったことはあったのですが、引き誘い、置き直しはアタリに繋がりません。
バッドスパイラルから抜け出すために、ある程度テンポよくエサ打ちをするように心掛けるようにします。リズムチェンジです。
リズムチェンジ後、ようやく強いアタリが出たのです。
ちょっと重いのですが、引きはさほどではなく、上げてみたら下ハリだけではなく,上ハリもに喰わせていたのです。
やってはいいのか,いけないのか,段底の禁じ手ダブル。

こうして,テンポよくエサ打ちを繰り返し、バラケコントロールが出来るようになり、ポツリポツリと釣っていき,12時45分頃までに20枚釣りました。
段底での釣りも満足したので,次に釣り方を変えます。
浅棚ウドンセットです。
竿:ダイワS Fスペック 8尺
道糸:将燐 スーパープロプラス 1.5号
浮子:クルージャン STRAID Ⅳ 浅棚セット ASA 6番 ボディー6㎝
エサ落ち 3目出し。クワセを付けて2目出し。
ハリ・ハリス
上:リグル 9号 0.6号 9㎝
下:角マルチ 3号 0.35号 30㎝(段底で使用したハリの流用)
バラケ
粒戦 200cc
細粒 100cc
水 400cc
SET UP 400cc
セット専用 200cc
マッハ 200cc
クワセ
サナギ感嘆 粉10cc 水 9.5cc
調整するバラケは,手水,グチョグチョに押し練りしてからまたほぐし、基エサを足してバラケやすさとエサ付けのしやすさを調整します。(基エサから小分けした調整エサボウルの更に1/4程度)
それを掴んで形を整えて,デカハリに刺して圧を加えて沈没するか,早く抜けるか試してみます。
回転数を上げていき,浮子が返ってクワセを付けたエサ落ちが出たら,捨て誘いをしてからガンガン打ち返します。
ガンガン打ち返していると,1枚釣れたのはいいのですが,そのうち,カッパは生理現象が起こってしまいました。
もよおしてしまったのです。
釣ることに一生懸命ですが,とうとう我慢の限界に到達してトイレに急ぎました。この間に,ヘラは一旦どこかへ遊んで行ったようです。
もう一度ヘラを集めることにします。
ヘラをガンガン寄せるように出来るだけ落とし込みでエサを打っていると,捨て誘いをした時に,気持ちいいアタリでセンターばっちり刺さったヘラを釣り上げました。
でもアタリは続かない。水中の魚の様子をイメージ出来ないのですが,クワセとヘラの距離があっていないのではと思いました。
アタリが遠いこともあるので下ハリを伸ばしますが,ハリは重めで張るようにします。
下ハリ・ハリス:クワセマスター5号 0.5号 35㎝
しかし,この後触りが飛んでしまいました。
ガンガンバラケを打ち続けます。気持ちの上では,1時間でこのバラケを打ち切るつもりで打ち続けます。
すると,ヘラも寄って来て,強い受けが出てくれたのですが,アタリには繋がりません。
バラケの圧を調整して、バラケを棚にまで入れるようにします。
大きな受けで止められた後、棚に入り少し煽られた後で,クワセが張るタイミング位でアタリが出たのです。
まだまだ、ガンガンエサ打ちしていますが、エサボウルには、一掴み分のエサが残っています。1時間を過ぎているのに打ち切れません。
帰宅時間を考えて,2時半頃には終了します。
正に止めようと思っていた2時半にクワセが張り切ったタイミングで上がりベラが釣れ納竿しました。
段底 20枚
浅棚 4枚
段底のシステマティックな釣りですので、確認と再現性をある程度ゆっくりしたリズムで出来るのでカッパには向いているのでしょう。
浅棚は,練習が必要と思いました。
活性があったので、強い攻めをしましたが、まだまだ経験不足と痛感しました。
こうして、正月以外の年末年始の釣行を楽しだのでした。

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