皆さん。こんばんは。田舎おやじのかわまるです。
3月もいつの間にかもう下旬。子供たちも先日から春休みに入り毎日暇を持て余しています。k太郎君は最近ネット動画にハマっていて大好きなトーマスの「チョコエッグ」の動画を何回も見て過ごしています。動画を見るたび「これ買いたい!また買おうか。」と言ってきます。この辺には売っていないので「また探そうね。」と言っています。当分この動画熱は冷めそうにありません。
また私の農作業もいよいよ米作りの準備で苗を育てるためのビニールハウス作りをやりました。4月初めには種まきをやって今年の米作りが本格的にスタートする予定です。今年もたくさんお米が取れるように頑張るぞー!
さて、話は変わり趣味の模型ですが、「ガンプラ 旧キット 1/1200 ガウ攻撃空母」ついについに完成しました! 今回は本当に長い長いトンネルをやっと抜け出したそんな感じの模型製作でした。このようになりました。
いやー、今回本当に悩みに悩んでのようやく完成に漕ぎ着ける事が出来ました。ガウの方は改修については前回報告済なので割愛します。
塗装はまず下地塗装はいつもの水性ホビーカラーのココアブラウン+つや消し。本体は水性ホビーカラーのすみれ色+ツヤ消し。コクピット周辺、垂直翼の赤い部分は、水性ホビーカラーのサーモンピンク+つや消し。全てエアブラシです。コクピットの窓はシタデルカラーの黄色を筆塗りをしています。後はタミヤのスミ入れ塗料のブラックでスミ入れし、ガンダムデカール(水転写デカール)でジオン軍マークと機体ナンバーを機体上面に、後部格納庫ハッチに機体ナンバーをそれぞれ貼り付けました。
そしてホワイトベースからの砲撃によるダメージ表現として先にデューターで砲撃跡を付けた箇所に塗装が完了後に流し込み接着剤を塗布。すると塗装箇所を溶かして下地がジュワと浮き出てきます。私の場合下地のココアブラウンが見えてくるようになっています。弾痕箇所が強調されたと思いますがどうでしょう?さらに機体の弾痕跡から炎が上がったとしていつもの脱脂綿による炎の表現を付けてみました。これは脱脂綿に油性の赤マジックを塗り、それをほぐしながら炎のように見えるように流れをつけていき、今回はガウの船体にはこの脱脂綿の炎を瞬着にて固定しています。ガウの改修はこんな感じです。
しかし今回本当に大変だったのは「ベース(台座)」の方でした。
台座はいつもの100均のコレクションケースの台座部分を使用。そしてこのガルマ特攻シーンの基盤となるのが「市街地」でした。これをどう表現するか?
まずは最初、いつもの木粉粘土とビル群はスチレンボードで作ってみました。
これを見せるのどうしようかなと思いましたが・・・せっかくなので。
作ってはみたものの「ガウとのスケール感が合わない!」と自分で思い・・「没」にしました。しかしこれも自らが生み出したものとして製作サンプルとして置いておきたいと思っています。
そしてやはりもう少し精度のあるものにしたい!との勝手な思いから「ビル群をプラ板で作る!」と決意。ほとんどがこの時間に費やすこととなりました。
やり直しのベースがこちら。
青く見えるのは100均で購入したスチレンボード。白いビル群はプラ板を約2~3mm幅にカットし格子状にそれぞれを貼り合わせていきプラ棒の角材を柱にして格子状のプラ板の壁を貼り付けてビルを作っていきました。
ビルはネットから参考になるものを拾い出し製作のイメージをつけていきました。まずはビルを作り上げて所々にダメージ表現を入れていきました。
これらビネットの全貌をご覧下さい。苦労した分、いつもより多く写真を載せています。
ビル群の塗装は下地は水性ホビーカラーのココアブラウン+つや消し。本体はミディアムブルー+白多め+つや消し。更に重ねて白+つや消しを吹いています。全てエアブラシ。所々ココアブラウンが見えたりミディアムブルー系が見えたり、白が見えたりと表情を変えて見えるようにしてみました。
道路は、耐水ペーパーの600番を両面テープでベースに貼り付け、白線はポスカ(水性マジック)の白で線を引きました。はみ出した部分はガンダムマーカーのグレー(拭き取り用)塗っています。結局アスファルト面はほとんどガンダムマーカーで塗られています。
また、道路には車も配置。プラ板の切れ端でそれらしく。塗装はシタデルカラーの赤、水色、緑、黄色で筆塗りです。黄色の車はニューヨークのイエローキャブをイメージ。もう雰囲気だけです。
スチレンボード部(地面)の周りは、100均で購入した「木目調テープ」で見た目をUPさせてみました。
どうでしょうか?ガウ攻撃空母の巨大感が表現できているでしょうか?私的にはOKです。
さて市街地のダメージ表現ですが・・・こんな感じです。
一度普通に組み上げたビルをニッパーで所々切り離しビルが倒壊した感じにしてみました。また破壊されたビル群の壁からチラッと見える「鉄骨」(?)は100均で購入した「網戸修正用あみ」です。これは本当の網戸の切れ端に周りにシールが貼ってあって破れた箇所に貼り付けて修理するものです。今回このあみをちょこちょこ切り出し「鉄骨」や「ビルの窓枠」の表現に使ってみました。それぞれの固定には瞬着を使用しています。どうです?「鉄骨」や「窓枠」に見えますか?
ガレキにあたる部分は今回、いつもコメントを頂いている、「武之助さん」のアイデアを拝借。石膏で作ってみたらとのことでしたが・・・今回は「石粉粘土」(100均購入)を使用。小さな塊を薄く伸ばしてペンペンにしてよく乾燥させてからパキパキと手で砕いてみました。ベースには木工用ボンドを水で溶いたもので固定しています。地面のダメージはデザインナイフで爆弾が落ちた跡を大きくえぐり、その周りのコンクリートなどにヒビが入ったようにデザインナイフで割れ目を刻み込みました。雰囲気は出たと思います。
今回のビネットベースはすべてのビルが破壊し尽くされた状態にはしておらず、何事も起こっていないようなビル群も配置しています。これで戦争がもうそこまで迫ってきているという感じを出してみたかったのですがどうでしょうか?
何事も無いようなビル群。
「フフフ・・ガルマ、聞こえていたら、君の生まれの不幸を呪うがいい。」
「なに!? 不幸だと?」
「シャア!お、お前は!?」
「君はいい友人であったが・・君の父上がいけないのだよ。フフフ、ハハハ。」
「シャア・・・・はかったな!」
とこのような感じのイメージです。
今回のおまけ。ガウ攻撃空母付属のマスコット「ザク」。これをシャアザクにしてみました。直立ポーズを頭、腕、足を切り離しポーズをそれらしく変えて再接着。武装は元々キットは「ライフル」を持っていますが、切り離しプラ板の切れ端で「バズーカ」を製作。(細く切って丸くペーパーで磨きバズーカらしく。スコープも付けています。)この辺は本当に小さいので雰囲気重視です。塗装はシタデルカラーでピンクは赤と白の混色、ボディーは赤。胸、肘、膝、靴の所は水色+黒の混色。これらを筆塗りしています。最後にタミヤのスミ入れ塗料ブラックでスミ入れしています。
「私とてザビ家の男だ!む、無駄死にはしない!」
「ガウを木馬にぶつけてやる!」
「ジオン公国に栄光あれー!!」
ホワイトベースに体当たりしようとしたガウは、その寸前に大爆発をおこし、地表に激突した。・・・・
本当に今回苦労した、「ガンプラ 旧キット 1/1200 ガウ攻撃空母」もやっと完成することが出来ました。「市街地」を作る。はまだまだ自分にはハードルが高いなーと今回感じました。でも苦労はした分、思い入れも深くなってこの作品も自分の宝物になりました。色々アドバイスいただきました、武之助さん。この場を借りまして御礼申し上げます。また色々な方の作品やアドバイスを頂きながら、これからも頑張って模型作りをしていきたいと思います。
それではまた。