暇人のぐうたら日記

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暗黙の了解と化した国会

2018-07-15 10:16:19 | 時事

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/自民・竹下亘総務会長、参院選敗北なら安倍晋三首相退陣/ar-AAA3w8A?ocid=spartandhp

国会が何の波乱もなくほとんどの法案が可決されて終わろうとしている。あれほどまでに紛糾していた森友・加計も影を潜め、国会はいつの間にか正常に機能しているかのように流れている。

「おかしい」誰もが感じていることだろう。ニュースでは国会に関する話題がほぼなくなり、デモ隊も影を潜め、霞が関も静けさを取り戻した。その背後にないかあると勘繰りたくなる。さもなければ、いくら過半数で圧倒的に権力を有するからと言って、黙ってられるわけもない。実に「不可思議」である。

そう思っていたところにこのような見出しの記事が流れるようになった。来年夏までにと記事があるが、安倍政権は3選はないのではないかと考える。それを与野党で合意したから、野党はもう攻める必要がなくなった。それよりも来年の参議院選挙に向けて着々と準備祖進めているのだろう。与党にしても、問題の多い政権を抱えていたのでは、選挙に惨敗するという危惧がぬぐえない。別に、政党セ氏時なのだから一人の人物にそれほどまでに固執しなくても党利党略は数の原理で何とでもなる。しかし、選挙に敗北すれば、そういうわけにもいかない。まさに死活問題。一般的常識に照らし合わせても至極当たり前の考え方である。

おそらく、憲法改正を軸に自民総裁選選が繰り広げられ、もっとも選挙に勝てる人が選ばれるであろう。すべては、参議院選挙に照準を合わせた形で。これらの合意が与野党間で共有されているのではないか。そのために、野党は好きなようにやらせておいて、参議院選挙で有利な立場を得ようとしていると考えるのが腑に落ちる。

しかし、実はそんなに簡単なものではない。国会が正常に流れていることで、マスメディアがほとんど取り上げない中で、野党としての存在感は日ごとに薄まりつつある。いさ、選挙戦になれば表舞台に立つことになるが、戦う標的がその時に不在であれば、何も弱小政党に投票しようと思わないのが国民感情というもの。選挙の時だけ降って沸いたように現れては消える烏合の衆に人心は傾くことはない。

未来のことはわからないから、何も断定できないし、何が良いかもわからない。ただ、党利党略の政治が続くことは間違いないだろう。すべてが職業人であり、失職することはただの人になること。元々、烏合の衆である。

 


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