暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

ノーマライゼーションの光と影

2017-08-12 16:30:37 | 日記

ノーマリライゼーションとは障害者が社会に出て障害のない人と同じように働き、生きて行ける社会を目指すという意味でつけられた。簡単に言えば「一般化」という意味である。しかし、これが曲者である。簡単な話、一般の人と同じレベルでないと同じとは言えないので同じように扱わなくても構わないという理論が成り立つ。立てと言われて立てないものは不可と見なすというのが実情であろう。一見素晴らしいスローガンのように見えるが、一方で解釈の仕様によりどうとででもなる。オリンピックとパラリンピックがあるがパラリンピックの選手がオリンピックには出れないのであり、普通の人の関心はオリンピックにしかないというのが本音であろう。価値観の違いみたいなものである。