和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

キレンゲショウマ咲く 

2019-09-17 08:12:36 | 日記







ここまでが8月11日に撮影

ここから下は8月26日に撮影した物です










宮尾登美子の小説「天蓋の花」の中で「月光のように澄み清らかに輝いていた」と書かれたキレンゲショウマの花を知ってから、この花の魅力にとりつかれています。そんなわけで昨年に引き続いて今年も何回かこの花の撮影に出かけました。

漢字で黄蓮華升麻と書くキレンゲショウマはユキノシタ科に属する多年草です。石灰岩地帯などの深山の湿った木陰を好む花で、キンポウゲ科のレンゲショウマ(蓮華升麻)とは別種です。

日記を見ると昨年は8月31日にこの花を見に行ったようですが今年は同じ上三依水生植物園へ8月11日と26日の2回訪ねました。昨年より訪問日が早まったのは梅雨が明けた後一気に猛暑日が続き開花が早まったからです。
現地の植物園の係員の方から開花日が早まっているという情報を受けながらほんとうにそうなのか半信半疑のまま出かけました。

お盆の期間中の11日は電車の混雑が予想され新越谷駅で往復の指定席を確保して出かけました。猛暑日と言ってもその日の日光は28度と過ごしやすかったのが救いでした。
キレンゲショウマは花の期間が一か月以上あり、11日はいたんでいる花は目立たなかったものの咲いている花が少なかったです。次に出かけた26日はいたんでいる花が多くてきれいに咲いている花がこれまた探すようでした。つまり湿度が足りないと花弁が開かないことを知らなかったために選んだ日にちがまずかった訳です。両日とも撮影には苦労しましたが花を眺めているだけで幸福感に浸れたので嬉しい一日となりました。

露さやか黄蓮華升麻はにかんで