アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

扇辰・喬太郎の会

2012-04-09 06:00:29 | 落語
柳家喬太郎という噺家は、小生なかなかのお気に入りだが、ラーメン二郎みたいなところがあって、やたらハマる人と一回聞いたら嫌だという人がいる感じか。



 その喬太郎と扇辰の二人会があったので国立演芸場に出かけてきた。ちなみにコンビの扇辰は、オーソドックスないい噺家である。
 ということで会場に来てみたら、番組表が出ている。おお、今日は辰じんが前座だ。最近聞いている前座の中では、なかなか筋がいい感じで、期待している。

 ちょうどこの番組表を見ていた別のお姉さんたちも「あ、辰じん君が前座だ」と喜んでいた。ということで、辰じんの登場。「真田小僧」だった。
 やはり、声の出方もいいし、リズムがあって、なかなかいい感じだ。今年二ツ目になるようだが、応援していきたい。


 さて、まずは喬太郎の登場。いつものように、登場人物のすぐ隣に演者がいるという喬太郎ワールド。一席目は「花筏」だった。
 なんかますます丸くなったせいか、お相撲の噺はよく似合う。楽しく聞かせてもらい、扇辰にバトンタッチ。まずはネタおろし&ネタ出しの「匙加減」だ。

 この噺は生で聞くのは初めてだ。が・・・仕込みで辰じんに真田小僧をやらせていたのか・・・っていうくすぐりも爆発。いやあよかったぞ。
 そして中入り後は、再び扇辰。始めたのは「千早ぶる」だった。これがまたなかなかいける。いいじゃないか扇辰。


 そしてトリに再び喬太郎。ネタ出し&ネタおろしの「短命」だ。これがまた、喬太郎ワールド全開。一味違うように思ってしまう。
 いやあ、異なる個性の二人がこうして研鑽を積む会をやるのっていい。今回が60回ということはかなりの歴史があったんだなあと。

 次回は秋のようだ。また来たいなあと・・・
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今度は (キョウコ)
2012-04-09 22:27:46
是非とも落語に誘ってくださいマセ
おお!おまかせください。 (桂)
2012-04-09 22:51:01
キョウコさん、ぜひぜひ参りましょう。ご案内しま~す。

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