よく出かける三鷹の落語会、いつもは「星のホール」という落語会にはちょうどいい入れ物だが、今回は今人気抜群の一之輔ということで、元三鷹市公会堂だった「光のホール」での開催となった。719人の定員という・・・
ざっくり「星のホール」の倍以上だ。当然今回も満員御礼だ。ちなみに「星のホール」も駅から少し距離があるが、「光のホール」はかなり遠い。
さて、開口一番は一之輔の四番弟子の貫いちだ。知らなかったが、一之輔には五人弟子がいるしい。
始めたのが「子ほめ」・・・口調や活舌はよい・・・が、彼のせいではないが、最近の前座の「子ほめ」率って、異様に高くないか?
今回嬉しいのは下座がお気に入りの恩田えりちゃんだというところ・・・と、一之輔の一席目で出囃子がトトロだ。
三鷹はジブリミュージアムのあるところだが、さっそくえりちゃんやってくれるんじゃないかって・・・
そしてまったりと世間話のようなマクラを振りながら、始めたのが・・・おっ、「花見の仇討ち」だ。この季節ならではのネタだ。
毎回思うのは、このネタ本当によく出来たネタで、自分でもやりたいと思うものだが・・・一之輔ならではの演出やくすぐりも見られ、純粋に楽しめた。
だが、マクラ込みとはいえ、45分はちょっと長くないか・・・とも感じた。中入り休憩をはさみ、ヒザのシルヴプレの登場。
ご夫妻でのパントマイムだ。がーまるちょばなどと違い、セリフも入る。ちょっと新鮮・・・だったが、やや演出が冗長な印象だ。
結果20分・・・うーん、個人的には15分で終わってほしかったかも・・・ただ、個人としては応援したい気も。
さて、一之輔の二席目だ。マクラの段階で早々に「百年目」と判明した。この時期ならではのいい噺なんだが、時間的には睡魔との闘いになりそう。とはいえ、えりちゃん途中で宴会シーンでお囃子を入れてくれたぞ。
一之輔のこのネタは初めて聞くが悪くない・・・のだが、それにしてもやはり長い。最後までやって、キッチリ55分。
うーむ、さすがにお腹いっぱいだ。一之輔、やはり悪くはないのだが・・・ちょっとしばらくはお休みしたいなと・・・
疲労感いっぱいで帰路についた。
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