先日、ある大学生と話していた時、
お互いの趣味の話をしている時だった。
その女の子は大学のサークル活動にハマっていて、一人ひとりのあだ名をつけるのが好きだそうで、
スマホを片手に僕に自慢げに数十人の友達のちょっと変わったあだ名を見せて笑っていた。
趣味を聞かれたときに、サーフィンとか読書かなと話をしていて、
彼女が好きなディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンには行ったことがあるけど、
特段行きたいとは思わないなと話をした。
彼女が好きな、ジャニーズもピンとこないし、ライブにも子どもがいるからねぇ・・と。
そうすると、いわれたのが、タイトルの言葉だ。
僕は唖然とした。なるほどと思った。
彼女自身が興味があるものに興味がないと、
僕は生きていて楽しくないんだと(笑)
そんな考え方がおもしろくって、彼女が好きだというジャニーズのCDをその夜に借りた。
なるほど、こういう歌が好きなのかって。
こういう歌を聴いて、手作りでうちわを作って、ライブを見に行くと。
それが人生の楽しみなのかなって。
んー、確かに。
俺はそういう意味での楽しさってあまり経験していないのかもしれない。
USJだって、ディズニーだって。
楽しめないより楽しめた方がいいのにね。
ただ、そういう考えを受け入れて、自分なりに消化しようとしている自分に、
少しは大人になったのかなとも思った。
ひとしきり彼女の世話をしたわけだが、
彼女は最後の日にも、何も言わずに去っていった。
お世話になりましたの、一言もなく。
僕は自分を恥じた。
どうやったら伝えられる言葉やコミュニケーションができただろうって。
それと同時に、短い時間の中で伝えられることなんてわずかだわなと、
自分を守ろうともした。
人を諦めた時、それは自分を諦めることと同義だ。
次、彼女に出会ったときに、もう少し彼女に伝えられるものが多くなるように。
彼女に出会えたことに僕は感謝している。
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