3月末に世界有数の経済雑誌「フォーブス」が、
「2012年、日本の富豪・長者番付ランキング」を発表しました。
*ちなみにそれ以前や世界規模のランキングはコチラに掲載。
聞いたことのある会社ばかりがツラツラと並んでいますな。。
さて、その中に松阪市民なら注目すべき人物の名前があります。
それは第24位の「國分 勘兵衛」です。
現在の国分株式会社本社ビル
日本橋のすぐそば、中央区日本橋1の1の1に食品問屋大手の「国分」本社がある。
伊勢国射和(いざわ)(松阪市)出身の四代国分勘兵衛が1712年創業。
土浦(茨城県)にしょうゆ醸造所、日本橋本町に店舗を設け、
のちに現在地に店舗を移した。
(参考:東京新聞「三重(1)伊勢商人「信用第一」企業長寿の秘けつ」より)
国分家は、江戸時代、100万人であふれる世界有数の経済都市、
江戸で商売した「松阪商人」の一つなのです。
その松阪商人を先祖にもつ国分株式会社が、
現在も活躍しているというのはすばらしいですね。
それに、創業が1712年ということは・・・
そう!今年は創業300周年なのです。
ただ、国分株式会社のホームページを見ると・・・
社会・環境保全活動というのはイマイチかなと・・・。
上記記事には経営者から「平成の帳目」という言葉が出てくる。
いわゆる家訓的なもので、これについてはHPにも掲載されている。
平成の帳目
1.私たちは、「信用」を第一に、行動いたします。
2.私たちは、高い品質の商品・サービスの提供を通じて、社会に貢献いたします。
3.私たちは、たとえ利益を生むことであっても、見かけ商いをいたしません。
4.私たちは、常に礼儀をわきまえ、人と人との和を大切に、公平で公正な行動をいたします。
5.私たちは、全ての人の基本的人権を尊重し、差別や個人の尊厳を傷つける行為をいたしません。
6.私たちは、法令やルールを遵守いたします。
7.私たちは、環境保護活動に積極的に取り組みます。
8.私たちは、会社の有形・無形の財産を守ります。
この300周年をきっかけに色々と動き出すと嬉しいですね。
さて、この300周年ということもあって、松阪市行政chでは今年、
松阪商人にクローズアップした番組を制作することとなりました♪
現在誠意、構成中なので乞うご期待!
また内容が決まり次第&放送日が決まり次第、報告しますねーん!
10年以上鈴鹿にいる人は、大多数阿部さんの名前を知っているくらい影響力があった。
永松からみても、リサーチと構成が段違いに凄い番組だった。そんな凄い人がいたという…。
勝田君も、がんばって。
それは近江商人の三方よしの考えが大切ですね。
消費者に喜んでもらうだけでなく、それが世間にも良くなくてはならないということです。
賢い消費者のことをエシカルコンシューマーと言ったりしますが、倫理は社会が育てるものであり継承されていくものです。歴史とは街の中で消えることのない財産であり、そこから街の宝を探していくべきではないでしょうか。
これからの番組作りは街の発展をある意味で見据えた上でのPRが必要ですね。
その切り口、伝え方という点、クリエイティビティが制作者に与えられた自由度ではないかと思っています。