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夢へのかけ橋プロジェクトを学ぶ(上)

2014年07月25日 22時23分05秒 | 障害者雇用

公益財団法人 ヤマト福祉財団の主催する
2014年度 障がい者の働く場パワーアップフォーラムに参加してきました。


会場の図。

ヤマト福祉財団の詳細はコチラです。

上記ホームページから一部を抜粋すると、

ヤマト福祉財団は、心身に障がいのある人々の「自立」と
「社会参加」を支援することを目的に、1993年9月に設立されました。

クロネコヤマトの「宅急便」を開発、成功させ、ヤマト運輸株式会社の社長、会長を歴任された
故・小倉昌男氏(当財団、初代理事長)が会社役職の一切を退かれた際、個人資産の大半を寄付して創られました。

ヤマトグループは、事業活動を磨き続ける一方で、地域社会から信頼され、
社会にとって存在意義のある企業を目指しています。それを実現するための取り組みの一つが
企業理念に明記してある「障がいのある方の自立支援」です。
ヤマト福祉財団はヤマトグループの別働隊として様々な事業を通じ、
障がい者の自立を支援するための活動をしています。


なるほど、確かにヤマトグループの企業理念のページを見ると、
企業姿勢の項目に上記のことが書いてありますね。

ヤマトグループは、地域の一員として信頼される事業活動を行うとともに、
障がいのある方の自立を願い、応援します。


そんなヤマト福祉財団の事業の一つが上に記した「夢へのかけ橋プロジェクト」ってわけです。


夢へのかけ橋プロジェクトイメージ図

夢へのかけ橋プロジェクトを簡単に説明します。
ここで言う「夢」とは、「経済的に自立した、夢のある職場へと変えること」と定義しています。
もっと直球で言うならば、
「障害者を月平均10万円以上給料が払えるくらいの規模で、経営できるようにしよう」ってことです。

プロジェクトにはステップがあります。

①プロジェクトを知ること
②パワーアップフォーラムに参加すること
③夢への掛け橋塾に参加
④店をオープン、障害者の給料を月収5万目標
⑤障害者の給料を月収10万目標

という五段階です。

何故それが必要なのか、
そこにはいくつかの現実的な理由があります。


(1)国民の16人に一人が障害者であること
(2)障害者(15-64歳)の就労状況のうち89%が働けていないこと
(3)障害者の平均の月額工賃が約15000円であること
(4)障害者基礎年金を合わせた年間の収入額が100万円を切っていること


現状の障害者の約9割が働けていない。
またそこに該当しない福祉施設で就労していても月額の収入は1.5万円。
つまり、絶対的に生活できないのです。

障害者の働く場をつくるということは、
障害者が生活できる、自立して生きていく環境を整えることとイコールだからです。

つまり、ヤマト財団は、このプロジェクトを通して、
日本の中でうまくっていっている施設や事業所を講師にして、
そのノウハウや経営術を学ぶ「夢への掛け橋塾」を開き
まだ発展途上にある施設や事業所をパワーアップさせることを目的にしているのです。

なるほど、大企業の行う「地域の一員」って何だろうって思ったけれど、
こういう仕組みなら、うなづけますね。

ちょっと長くなりましたが、そんな取組のファーストステップである、
「パワーアップフォーラム」に勝田は参加したわけです。
その内容はというと・・・また次回!


(追伸)
上記は私がヤマトグループさんの素晴らしい社会貢献活動を知っていただき、
また障害者施設で働く方、障害者の皆さんの何かお知恵になれればという思いで、
まとめ、書かせていただいております。
上記の文章の中で、内容の違い等ありましたら、是非お教えください。
言い訳ですが、私も別に本業を持ち、働きながらこのようなブログを続けておりますので、
リサーチ・裏付け等完璧とはいかない部分もあろうかと思います。
読まれた方で、もしご意見がある場合は、是非コメントまたはメールをください。
よろしくお願いします。



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