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「一瞬の風になれ(1-イチニツイテ-)」を読んだ所感。

2019年01月07日 22時47分34秒 | 読書


一瞬の風になれ(1-イチニツイテ-)

佐藤 多佳子 著

定価(1400円+税)
講談社

2006年8月25日発売

3時間で読了。
一年ほど前に職場で最も本を読んでいるだろう大読書家(年間200〜300)に勧められた本。
高校生・青春・陸上ストーリーということで、
この僕の人生の一片にも関わったことのない部類で購入したはいいものの、なかなか読めていなかった。

しかし、今年の正月にたまたま大学駅伝のテレビ中継をちらりと視界に入れていたこと、
職場に熱烈な陸上好きの同僚がいることがきっかけとなって読んでみた。

本作は三部作、イチニツイテ・ヨーイ・ドンに分かれている、この一作目、イチニツイテ。
主人公目線で物語は進行し、文章も口語体になることもしばしばで、ひとりごとの多い高校生の日記を読んでいるようだ。

今のところは、ふーん、なるほど。。くらいのもん。
ただ意外?にも100mや400mリレーの描写がかなり簡潔で、だけど、頭に浮かぶんだよね。
スマート、クレバーなんだと思う。
読み進めるうちに波のように盛り上がりを感じてきてる。

なんていうか、例えばスラムダンクって漫画ならさ、おいおい、そんな動きその時間でできへんやろ、みたいな。
3話分でまだ1分しか経ってへんのかいな!みたいな。

そんなのがない。
名残なくスッと。アッ、というま。
それが逆に気持ちいいリアリティになってるんじゃないかな。というわけで、続編が楽しみです。

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