こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

フィンケ監督,スピラノビッチ.メキシコ1-0カメルーン (A-1),チリ3-1豪州 (B-1)

2014-06-15 00:55:27 | 2014ブラジル
大会2日目の朝は話題のスペインxオランダ戦で、それ以外の2試合は流そうかとも思いましたが、やはりそうそう流されてくれません。

チリ対オーストラリア戦で、豪州国歌演奏中、マシュー・スピラノビッチをみつけ喜びました。オーストラリア代表スピラノビッチは2010年に来日し、浦和レッズの選手として2年半を過ごします。来日時は21歳で、背が高いのはいうまでもありませんが、足元のうまいディフェンダーとして期待され、特に2011年は浦和でレギュラーとして活躍しました。浦和時代にも代表に呼ばれることもあり、熱いしいい選手だと思ってきたいのですが、怪我もありポジションを失い移籍に至りました。そんなスピラが出ているので、これはケーヒルが嫌いな私でもオーストラリアを応援したくなります。

一方、メキシコ対カメルーン戦。カメルーンを率いるのはこちらも元浦和の監督であったドイツ人のフォルカー・フィンケ。フィンケはアジアチャンピオンに上り詰めた浦和が壊れてきたタイミングで、新しい浦和のサッカーの土台作りを期待されて監督になりました(2009-2010の2シーズン)。フィンケのサッカーはボールを大事にするパスサッカーで、「横パスばっか」と揶揄されましたが、浦和のサッカーがカウンターから変わったのはこの監督の功績です。スピラノビッチはフィンケが退団した闘莉王の代わりということで呼んできた選手。当時あった闘莉王とフィンケの確執の噂の真偽は私にはわかりませんが、両者のサッカー感に違いがあったのは明らかでした。フィンケは志半ばで浦和を去りますが、浦和のわかりにくい決断のおかげでそのパスサッカーは現ペトロビッチ監督になんとなく繋がって、浦和は面白いことになっています。そんなフィンケがカメルーンでどんなサッカーをしているのか?興味は尽きません。

さて、試合内容について書く前振りが長くなってしまいました。明日は重要な日本対コートジボワール戦ですので試合の感想はポイントだけ。

チリ3-1オーストラリア

チリが早い時間に2点を奪取し、チリの圧倒かなと思いましたが続かない。スタジアムは気候的に難所とも噂されるクアイバ。日本は第3戦でコロンビアとあたります。ピッチコンディションもあまり良くない。心配です。前半はボールを受ける選手が対角線上の動きを良くしたチリが優勢でしたが、一瞬オーストラリアのパワーに屈しそうになりました。サッカーって難しいですねという話。(録画で)

メキシコ1-0カメルーン

ショートパス交換のチーム同士の対決。フィンケさんらしい組織はカメルーンにできていて、守備に安定をもたらしていましたが、なにか攻撃がぞくぞくっと来ない。吹っ切れた攻撃ができたとき、それはどうなるのか?一方、メキシコもなかなか来ない。スイッチが入りそうで入らない(得点シーンはよかったが)。典型的な予選リーグの地味な試合の印象。パスサッカーが攻撃的な印象をもたらすか?サッカーって難しいですねという話。(録画で)



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