正直勝ちを信じて応援していませんでした。しかし選手たちは全く違った。勝とうと思わないと勝てない、ですらなく、勝つと信じたから勝てた。
9.28 Sun 1615 JPN2 19-12 IRE2 Ecopa
静岡での16時15分キックオフへ新幹線で東京駅から向かう。少しずつ緑のジャージが増えてくる。会う緑、半分くらいはニッコリしてくれRWCを実感。掛川から東海道線に乗り換えるも電車が駅間で20分程度停車して動かない、昼に事故があったらしい。でもアイリッシュさんたちは満員列車にも関わらずずっとでかい声で談笑。我々って時々イライラするよね、見習おう。
エコパの天候は曇り、雨が少し心配、25度程度、湿度がそこそこあるので、アイルランドは蒸し暑いと感じてくれないかと少し思う。沿道はお祭り(地元が山車も繰り出してくれている)。車道をはさんでラグビーボールをパス交換するバカも(さすがにこれは叱られていた)。
試合はジャパンが落ち着いている。5分ごろ田村が得たペナを無理を承知で狙う。外れるも迷いがない。10分ごろ松島へのゴロキックが通りそうになる。松島側へバウンドしていたらトライだった。13分アイルランド先制、0-5。みごとなキックパスから、仕方ない。17分田村正面のPGを決め 3-5。その後もみ合って前半 9-12。35分に相手ペナルティをとったスクラムに場内がもしかしたら前半のマックス湧いたシーン、グジウォンがスクリーンにアップ。ナキ選手が30分怪我でリーチと交代。
前半の応援はアイリッシュが数は少ないも声が大きい。コールリーダがいなくても合唱ができるのがうらやましい。日本は「ニッポンチャチャチャ」で応戦。アイリッシュもここまでは機嫌が良く、ニッポンコールをなぜか一緒にしてくれる。
後半。50分ごろ山中アウトで福岡イン。え?福岡?試合直前のベンチ入りだったらしい。日本のボールキープ率がどんどん上がっている。そして58分、歓喜のトライ。16-12。反対サイドでわからなかったが、最後はラファエレ→福岡だった。その後のアイルランドの反攻。圧はかなりある。しかしこらえている。ナイスタックルの嵐。震えが止まらぬような陶酔感。アイルランドは足がとまっているのか。終了間際、福岡のインターセプトからの独走。つかまるもそこから自陣マイボールスクラムを得て80分のホーン。相手ボールスクラムになるも、あ、蹴りだしてくれた!?歓喜の勝利。
あとはたくさんのアイリッシュと握手やハグやら。終了後エコパの裏(小笠山)で花火を上げてくれる。感動のひとこと、エコパで起きた事をかみしめています。
(追記)アイルランドサポーターは行儀がよく、PG時の Kicker respect で水を打ったような静けさ
トゥポウが直前に足の張りでレメキに変更、さらに福岡が繰り上がり
17 18 19 20 21 23 が途中出場
1 稲垣* パナ
2 堀江* パナ
3 具 ホンダ
4 トンプソン 近鉄
5 ムーア* サニックス
6 姫野* トヨタ
7 ラピース* クボタ
8 ナキ Nコム
9 流大* サントリー
10 田村* キヤノン
11 トゥポウ* コカコーラ レメキ* ホンダ
12 中村* サントリー
13 ラファエレ* 神戸製鋼
14 松島* サントリー
15 山中 神戸製鋼
16 坂出 パナ
17 イシレリ 神戸製鋼
18 アサエリ* パナ
19 ファンデルヴァルト* ドコモ
20 リーチ* 東芝
21 田中フミ キヤノン
22 松田力也 パナ
23 レメキ* ホンダ 福岡 パナ
(*はロシア戦スタメン)