こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

11.2 イングランド対南ア、南アフリカおめでとう(現地)

2019-11-10 12:14:04 | 2019ラグビー
エディさんのこともあり、イングランドを応援していました。
前半の展開は、イングランド 南アの順で、0-3、3-3、3-6、6-6 と推移して、前半終了間際に 6-12となりますが、後半は60分過ぎまで 12-18 でもみ合うのですが、その後南アが2トライをもぎ取り 12-32 で終了。
イングランドは、開始早々3番の選手を味方同士の接触で交代をよぎなくされる不運もあり、スクラムが安定しない。南アから見ると組めばペナルティという雰囲気を作られてしまいました。イングランドに何もさせなかった印象。夢のようなプール戦と現実の決勝トーナメント、異なる2大会を見せつけられた印象でした。帰り道に「南アフリカは少しずつ相手の心を折る」と誰かが言っていて賛同してしまったのですが、そのフィジカルのすごさもさることながら、何度か訪れる自軍の危機で、自分たちのプレーを見失わないのはすごいことです。南アフリカおめでとう。

今回、NZ対南ア(予選初戦)、ENG対NZ(準決)、南ア対ENGを見ることができたのですが、この3試合グーチョキパーの関係が成り立っていて、それぞれがそれぞれを「何もさせない」ゲームにしたのです。ここまでいくつかの専門家の分析を読み、自分でも少しずつ理解して来たところですが、ラグビーにおけるフィジカルと戦略の関係というのは、ちょっと今まで体感したことがないもののようです。

なお、入場者数 70,103人は記憶にない。2002サッカー決勝でも7万に届かなかったそうですから、新記録ですね。



10.27 がんばるウェールズ、もっと強い南ア(現地)

2019-11-10 11:30:50 | 2019ラグビー
ウェールズ 16 -19 南ア

ワールドカップもここまでくると大詰め。祝祭ムードはさすがに消え去り、スタジアムもやや殺伐としてきた感じがします。
会場内ファンゾーンとかも行儀が良かったのですが、この日のゴミの散らかしっぷりといったら普通のスタジアム。
あと、日本人でネギ(長ネギ)をそのまま持って来ている人がいました。ウェールズのシンボルだそうで、日本人のそういう丁寧な(マニアックな?)ところが受けた大会でした。

前半は 6-9 で折り返し、いわゆる3点ゲームをまざまざと見せつけられ。
展開は、PGが 南ア ウ 南ア 南ア ウ。特に前半ぎりぎりで3点差にすがりよるウェールズ。

後半南アが待望のトライを取るのですが、その後の65分のウェールズのトライが圧巻。愚直にFWで中々と攻め、最後に左外でトライ。熱かったですね16-16。
しかしその後すぐに南アがPGを決めてしまう。ウェールズは反撃もむなしく。強いなあ南アフリカ。


ジャパン全試合の登録・出場記録

2019-10-27 23:07:07 | 2019ラグビー
1 稲垣 パナ 12345
2 堀江 パナ 12^45
3 具 ホンダ ^2345
4 トンプソン 近鉄 ^2-45
5 ムーア サニックス 12345
6 リーチ 東芝 1^345
7 ラピース クボタ 12345
8 姫野 トヨタ 12345
9 流大 サントリー 12345
10 田村 キヤノン 12345
11 福岡 パナ -^^45
12 中村 サントリー 12345
13 ラファエレ 神戸製鋼 12345
14 松島 サントリー 12345
15 山中 神戸製鋼 ^23^5
16 坂出 パナ ^+3^^
17 イシレリ 神戸製鋼 ^^^^^
18 アサエリ パナ 1^^^^
19 ヴィンピー ドコモ 1^3-^
20 ナキ NTTコム -2--^
21 田中フミ キヤノン ^^^^^
22 松田力也 パナ ^+^^^
23 レメキ 123-^
ツイ サントリー ^-^^-
トゥポウ コーラ 1--4-
ウヴェ ヤマハ --^^-
木津 トヨタ -----
北出 サントリー -----
徳永 東芝 -----
茂野 トヨタ -----
アタ 神戸製鋼 -----
背番号は南ア戦時
数字は先発した試合(1:露、2:IRE、3:SAM、4:SCO、5:RSA)
^は途中出場、-は登録なし

10.26 してやったりエディ・ジョーンズ、イングランドがオールブラックスを実質完封(現地)

2019-10-27 13:00:29 | 2019ラグビー

1026 1700 Englandv New Zealand YOKOHAMA

天候曇り、気温20度以下の良いコンディション、前日までにまた台風並みの雨が千葉等を襲い、こうしてラグビーが見られることにただ感謝するのです。前半終了間際に雲が通過し小雨が降りました。関東の試合では(19号中止試合を除くと)初の降雨ではないかな。

ニュージーランドのハカを迎え撃つイングランドのV字陣形。その後の電撃トライで心理戦も含めてイングランドが優位に立つ。前半 10-0 で終了。NZは何もさせてもらえない。

後半いくつか局面があったと思うのですが、決まったと思ったトライが2度ほどレフェリーのナイジェル・オウエンスの正確なTMO差し戻され、さらにNZの長距離ゲインで抜けきったと思ったのを止めたイングランドのナイスタックルがTMOになり(結局タックルは認められENGボールに)、気を撮り直してラインアウトを失敗してNZに初の得点を与えてしまい、ここで 13-7。ここから崩れませんでした。最終、19-7。イングランドの完勝でした。

エディ・ジョーンズしてやったりだったのですが、さて彼が何をどうしたのか。
決勝トーナメントも残酷なもので、アイルランドがNZ相手になすすべがなく、ジャパンが南アになすすべがなく、そして他ならぬニュージーランドがこの晩なすすべがなかったのですから。

試合後のイングランド勝利を讃えた Oasis の "Wonderwall"。これを場内のイギリス人大合唱。しびれました。さらに "Hey Jude" と "London Calling" のおいうち。さすがにクラッシュを歌っている人はあまりいませんでしたが(苦笑)スタジアムDJもしてやったりでしょう。ファンの合唱としては "Swing Low" はいつでも(とくにスクラムの時はめちゃ力強く)、あと帰り道で横の英国人ねえちゃんが "It's coming home" を "Rugby is coming home" と替え歌で歌い出したのは驚きました、一緒に大声で応酬したけど。

オールブラックスは相変わらずの日本人人気で(イングランドも人気でしたからどちらが多かったのでしょう)、ただしNZからのファンと思われる人たちは意外と打ちひしがれるわけでもなく、(アイリッシュやスコッツのように)明るく開き直るでもなく、淡々としているように見えました(少ない観察からの感想にすぎません)。

イングランドファンは「信じられない結果」と受け止めていた模様。私も深く感動しました。彼らは決勝を盛り上げるでしょうね。


10.20 ジャパン南アに屈する、ベスト8の上にとてつもなく強い世界が(現地)

2019-10-27 12:03:36 | 2019ラグビー

10.20 19:15 Japan 3 -26 South Africa Tokyo

半袖では寒い、ようやくラグビーにふさわしい気候になった東京。前半電光石火の左サイドを突破されてのトライ、そのあとなんとかしのぎ、相手のシンビン時に得たPGで3-5と折り返す前半、後半は盛り返せず3連続ペナルティを与え、さらに2トライを浴び終戦。ラインアウトやブレイクダウンでのプレッシャーを跳ね返せませんでした。

写真は試合後の円陣。筆者の席はメインの記者席(2階)のすぐ横、前日の13:30に売りに出たチケットをゲットしたもので、周りの人たちもそうでした。大会側がリザーブしていた席と思われます。 

以下は当日書いた感想を編集して載せておきます。

リーチが5週間と言っていましたが、試合準備に入る開幕戦の1週間前から彼らのワールドカップは始まっているのですね、とにかく自分でも経験のないほど濃密で、緊張し、心揺さぶられる日々でした。代表というのはかくあるべきもので、何々が一番とかいうだけでなく何かを「代表」してくれているから代表なのです。ほんのいち観客ですが、彼らを心底誇りに思いました。

物語としては、5戦全てが全く違うジャンルのドラマになっていたこと。ロシア戦はハラハラドキドキワクワク、アイルランド戦は感動がひたひたと上昇していくハッピーエンド、サモア戦はあきらめない主人公が輝く活劇、スコットランド戦は悪も立派な勧善懲悪(スコッツは悪じゃないけどたとえ)。そして南ア戦は先の読めないミステリー(前半に限るが)。ここに台風19号まで絡んでいたわけです。すべてが実際に起きたこと。

さて、ジャパンを好きな理由ですが、それは多国籍軍で日本の良さを出すオリジナリティを追求し続けていること。またラグビーは力だけじゃないよとよく言われますが、ジャパンは技の嵐でした(オフロードパスという語がちょっと有名に)。その力と技を活かすためには上位戦術(プラン)があって、それが駆け引きやそれを上回る意思決定である、ということを彼らの戦いを通じて学びました。どんどんラグビー自体にはまってったわけで。そのプランを試合中に切り替える、しかも選手自身が自律的にそれをやる(らしい)。さらに選手がその判断ができるように鬼のような練習をする。

あとはラグビーワールドカップ のよさですね。ノーサイドの精神がよく言われますが、ワールドカップのおおらかさが、私たちにすごくあっている。英国系のひとなつっこさとユーモア(バカ)はビールと相性が非常に良くて極上の空間です。

きりがない、それにこれから準決勝、決勝だ。

ジャパンありがとう!


10.19 NZの圧倒的強さとローリー・ベスト(現地)

2019-10-27 11:44:21 | 2019ラグビー

10.19 19.15 NZ 46 - 12 IRE Tokyo


あの苦労して勝ったアイルランドが、あの強いアイルランドが何もさせてもらえなかったことに衝撃を受けました。前半22-0。ハーフタイムに私の横の売り子にビールを買いに来たアイリッシュに「後半は君らの番だから」と声をかけるも「It's over」と返されてしまい、明日の日本の健闘を祈られ乾杯。

試合後はニュージーランドが勝利を祝うとともに、アイルランド主将でローリー・ベストの引退セレモニーに。彼は丁寧に場内を一周し、バックスタンドからお子さんを抱き入れ、最後は両軍の花道でピッチを後にする姿は、アイルランドサポーターの熱狂ぶりも含めて胸を打たれました。


10.13 いろんなことがあったスコットランド戦、結果は力比べを制する(現地)

2019-10-26 12:55:45 | 2019ラグビー

10.13 1945 日本対スコットランド 横浜

台風19号も加えて、心が千々に乱れた1週間。
勝てるのだろうか → 台風来るのだろうか → 試合があるのだろうか → あっても見れるのだろうか → 災害さえ起きなければ → 試合あるのだろうか → 勝てるのだろうか

 

試合決定の報が、当日の朝10時45分ありました。
横浜国際競技場は鶴見川増水時に水を受ける施設になっているため、鶴見川の動向をはらはらして見ていました。結局試合は開催され、あれだけの被害があった中、本当に何不自由なく観戦できました。これは奇跡だし、関係者各位の尽力に思いをはせられるのは時間がたったからです。

試合はスコットランドが先にトライを取りましたが、あとは語り草の前半。左サイドで福岡がギリギリ残しての松島のトライ、オフロードパスを有名にした稲垣のトライ、また左サイドをラファエレのキックで福岡が裏をとるトライ。

後半は福岡のもぎ取り独走トライの後、2トライ返されて28−21。その後の25分間をゼロで耐え勝ちきりました。

スーパープレイ連続の前半、疲れと相手の盛り返しもあった耐える後半。このコントラストですが、終わってみれば力で勝ったといえるのではないでしょうか。

もう一つ、横浜のこのスタジアムがここまで一体化できたのは、あまり過去にないんじゃないでしょうか。日産スでもここまでできることをジャパンラグビーは証明しました。


10.12 アイルランドがサモアを一蹴しベスト8を決める(テレビ)

2019-10-12 23:22:20 | 2019ラグビー

POOL B 1012 1345 NZL4 v ITA4 Toyota ##CANCELLED
POOL C 1012 1715 ENG4 v FRA4 Yokohama ##CANCELLED
POOL A 1012 1945 IRE4 v SAM4 Fukuoka

今日の試合、イングランドvフランスを持っていたのですが見れなかった。NZvイタリアも同様に中止引き分け扱い。(試合2日前の10月10日正午の会見で発表)
見れないのは素直に残念だし、わざわざ来日してくれたファンの皆さんには気の毒だし、2位抜けの可能性があったのにプレーできないイタリアは特に気の毒だし、他方レギュレーション上予備日程予備会場はないそうだし、そして本日台風進路となった2試合がちょうどプール1位にいるあの2カ国のというのも不思議な巡り合わせで中止が決まりました。まあそもそも今回の台風は怖かった。らぐびいどころではないのも事実。

本日唯一試合ができたのが、勝ち抜け国が確定していないわがA組のアイルランド戦@博多の森。

サモアはアイルランドがレッドをもらったあと1本取れれば、という流れがあったのですが、ジャパン戦のようないい試合ができませんでした。

いま、関東から台風は去ったようだ。横浜の河川、設備、鉄道等どうなっただろう。

さあ、明日はどうなる?

 


10.11 発表スコットランド戦登録メンバー

2019-10-12 20:57:17 | 2019ラグビー

1 稲垣*123 パナ
2 堀江*12 パナ
3 具*23 ホンダ
4 トンプソン*2 近鉄
5 ムーア*123 サニックス
6 リーチ*13 東芝
7 ラピース*123 クボタ
8 姫野*123 トヨタ
9 流大*123 サントリー
10 田村*123 キヤノン
11 福岡 パナ
12 中村*123 サントリー
13 ラファエレ*123 神戸製鋼
14 松島*123 サントリー
15 トゥポウ*1 コーラ

16 坂出 *3 パナ
17 イシレリ 神戸製鋼
18 アサエリ*1 パナ
19 ウヴェ ヤマハ
20 ツイ サントリー
21 田中フミ キヤノン
22 松田力也 パナ
23 山中*23 神戸製鋼

*n は、n戦目のスタメン
サモア戦登録差分は ファンデルヴァルト、レメキ → トンプソン、トゥポウ


10.9 素晴らしき熊谷、試合はアルヘンが米国を圧倒(現地)

2019-10-12 13:08:47 | 2019ラグビー

10.9 1345 ARG4 v USA3 Kumagaya

水曜の午後の試合ですが、当日直前でチケットゲットし駆けつけた熊谷、行ってよかった。

駅からのバス輸送の運営、ボランティアの気持ち、多数の小学生の黄色い気持ちのこもった声援、新装熊谷ラグビーは大成功だったのではないでしょうか。

試合はアルゼンチンが一切PGを狙わず、プライドをかけたトライ攻勢。アメリカはUSAコールを力にできなかったかな。

天気は写真の通りの快晴、ついに秋が到来しました。

 

 


10.5 また80分後のドラマ、良いサモアから4トライを奪い勝利(現地)

2019-10-12 12:24:34 | 2019ラグビー

10.5 1930 JPN3 v SAM3 Toyota

すごいことだ、サモアが3試合目にして最高に集中した試合をした。負ける気はしなかったけれど、スリリングな展開。最後BPを会場全員が諦めたあとに。。

豊田への遠征、筆者は名古屋を避けて豊橋起点の往復に。スタジアムは豊田市駅から一本道で、そこが車両を止めて公道ファンゾーンに。スタジアムにつくと、少し風がありこの大会観戦で初めて軽くひんやりした空気を味わう。

前半ジャパンはどんどんPGを狙っていく。しかしジャパンもペナを与え、日日サモサモの順で6−6の序盤。
その後ラファエレが左サイドを抜け出して最初のトライ。前半を16−9で折り返し。

後半、モールからの見事なトライ(姫野)を取るも、残り10分を割り込んだ時間にトライを取られ、7点差に迫られてしまう。負けないと思うけど、まだ2トライ。

そこですぐに福岡がトライを返し、勝利を確定、ここ盤石に見えたけどすごいよね。あと1トライへ!

そのあとは有名になった80分前後の攻防ですが、メモで。

ジャパン猛攻(行け行け)
ラインアウトを得る
モール、押し込む(これはとれる)
攻めきれず結局相手スクラム(あーあ)
80分ホーン
ジャパン反則(サモアFK or スクラム)→スクラム組んでくれた(まじか!)
サモアがスクラム反則(ノットストレート)でスクラムが戻ってくる
スクラム2回目
姫野が持ち出して、松島トライ(84分)

またまたドラマを見せてもらいました。
サモアのスクラムは必ずしも漢気とは限らないことを学ぶ。
サモアは1トライ返すとBP1取れて予選敗退が決まらないのですね(この5チームのプール戦のレギュレーション考えた人天才だと思う)
 


10.3発表 サモア戦登録メンバー

2019-10-04 23:55:02 | 2019ラグビー
1 稲垣*12 パナ
2 坂出 パナ
3 具*2 ホンダ
4 ファンデルヴァルト*1 ドコモ
5 ムーア*12 サニックス
6 リーチ*1 東芝
7 ラピース*12 クボタ
8 姫野*12 トヨタ
9 流大*12 サントリー
10 田村*12 キヤノン
11 レメキ*12 ホンダ
12 中村*12 サントリー
13 ラファエレ*12 神戸製鋼
14 松島*12 サントリー
15 山中*2 神戸製鋼

16 堀江*12 パナ
17 イシレリ 神戸製鋼
18 アサエリ*1 パナ
19 ウヴェ ヤマハ
20 ツイ サントリー
21 田中フミ キヤノン
22 松田力也 パナ
23 福岡 パナ

*1 *2 は、1戦目、2戦目のスタメン
アイルランド戦登録差分は トンプソン、ナキ → ウヴエ、ツイ

9.30 スコットランドがサモアを砕く(テレビ)

2019-09-30 22:30:46 | 2019ラグビー

9.30 M 1915 SCO2 v SAM2 KOBE

日本がこれから対戦する2チームによる注目の一戦。スコットランドが34−0でサモアを打ち砕きました。
前半半ばまで3−0の接戦でしたが、サモアの雑な細部が結果として大きな差を生んでしまいました。前半で勝負は決していたので、できればスコッツにBPがなければ、などと思って見ていましたが。
屋根を閉じた神戸が30度以上の蒸し暑さだったようで、ハンドリングエラーが多く、それがサモアに多発していました。
なお、この試合スコッツは「長崎タータン」という authentic なタータンをユニの一部に取り入れていたそうです。

これでPOOL Aは各2試合を消化し、JPN 9, IRE 6, SCO 5, SAM 5, RUS 0 となっています。


9.29 今度はウェールズが熱い試合、ワラビーズを沈める(現地)

2019-09-29 23:01:32 | 2019ラグビー

9.29 Sun 1645 AUS2 25-29 WAL2 TOKYO

今日は入場者に占める訪日客率かなり高かったんじゃないでしょうか。私の観戦席は右がウェルシュ、左がオージー(写真の"サクラワラビー"がおともだちのアホ)。両側と適当に話したり遊んでやったりでめちゃ楽しく観戦しました。みんなけっこううるさいね、知らない人ともいろいろ励ましあったり、からかったりがやがや。プレースキックも静かにならない。「respect the kicker」とかいいながらじゃましてる(さすがにブーイングはしないが)。

試合は前半で8-20とウェールズリードで「こんな展開予想もしなかった」とウェールズ氏。オーストラリアが追い詰めるのですが、ウェールズ逃げ切り。結局、前半と後半のどちらも冒頭に出たドロップゴールが効きました。2本のDGはSOが交代したので違う人が得点してるんだよね、すごいかも。隣がウェールズだったのでウェールズ応援すると宣言して見たのですが勝ち馬に乗れてこれもラッキーでした。

天候は曇り(薄日)25度程度でしたが蒸し暑かった。試合終了直前に照明の一部が消えるトラブルも(試合はそのまま進行)。
そういえば、エディーさんが観戦。スクリーンに映され、両軍サポーターからブーイングをあびていました。 


9.28 あと1分振り返ると頼もしい姫野、アイルランドに本当に勝った!(現地)

2019-09-29 14:22:48 | 2019ラグビー

正直勝ちを信じて応援していませんでした。しかし選手たちは全く違った。勝とうと思わないと勝てない、ですらなく、勝つと信じたから勝てた。

9.28 Sun 1615 JPN2 19-12 IRE2 Ecopa

静岡での16時15分キックオフへ新幹線で東京駅から向かう。少しずつ緑のジャージが増えてくる。会う緑、半分くらいはニッコリしてくれRWCを実感。掛川から東海道線に乗り換えるも電車が駅間で20分程度停車して動かない、昼に事故があったらしい。でもアイリッシュさんたちは満員列車にも関わらずずっとでかい声で談笑。我々って時々イライラするよね、見習おう。

エコパの天候は曇り、雨が少し心配、25度程度、湿度がそこそこあるので、アイルランドは蒸し暑いと感じてくれないかと少し思う。沿道はお祭り(地元が山車も繰り出してくれている)。車道をはさんでラグビーボールをパス交換するバカも(さすがにこれは叱られていた)。


試合はジャパンが落ち着いている。5分ごろ田村が得たペナを無理を承知で狙う。外れるも迷いがない。10分ごろ松島へのゴロキックが通りそうになる。松島側へバウンドしていたらトライだった。13分アイルランド先制、0-5。みごとなキックパスから、仕方ない。17分田村正面のPGを決め 3-5。その後もみ合って前半 9-12。35分に相手ペナルティをとったスクラムに場内がもしかしたら前半のマックス湧いたシーン、グジウォンがスクリーンにアップ。ナキ選手が30分怪我でリーチと交代。

前半の応援はアイリッシュが数は少ないも声が大きい。コールリーダがいなくても合唱ができるのがうらやましい。日本は「ニッポンチャチャチャ」で応戦。アイリッシュもここまでは機嫌が良く、ニッポンコールをなぜか一緒にしてくれる。

後半。50分ごろ山中アウトで福岡イン。え?福岡?試合直前のベンチ入りだったらしい。日本のボールキープ率がどんどん上がっている。そして58分、歓喜のトライ。16-12。反対サイドでわからなかったが、最後はラファエレ→福岡だった。その後のアイルランドの反攻。圧はかなりある。しかしこらえている。ナイスタックルの嵐。震えが止まらぬような陶酔感。アイルランドは足がとまっているのか。終了間際、福岡のインターセプトからの独走。つかまるもそこから自陣マイボールスクラムを得て80分のホーン。相手ボールスクラムになるも、あ、蹴りだしてくれた!?歓喜の勝利。

あとはたくさんのアイリッシュと握手やハグやら。終了後エコパの裏(小笠山)で花火を上げてくれる。感動のひとこと、エコパで起きた事をかみしめています。

(追記)アイルランドサポーターは行儀がよく、PG時の Kicker respect で水を打ったような静けさ

トゥポウが直前に足の張りでレメキに変更、さらに福岡が繰り上がり
17 18 19 20 21 23 が途中出場

1 稲垣* パナ
2 堀江* パナ
3 具 ホンダ
4 トンプソン 近鉄
5 ムーア* サニックス
6 姫野* トヨタ
7 ラピース* クボタ
8 ナキ Nコム
9 流大* サントリー
10 田村* キヤノン
11 トゥポウ* コカコーラ レメキ* ホンダ
12 中村* サントリー
13 ラファエレ* 神戸製鋼
14 松島* サントリー
15 山中 神戸製鋼

16 坂出 パナ
17 イシレリ 神戸製鋼
18 アサエリ* パナ
19 ファンデルヴァルト* ドコモ
20 リーチ* 東芝
21 田中フミ キヤノン
22 松田力也 パナ
23 レメキ* ホンダ 福岡 パナ

(*はロシア戦スタメン)