《ニューヨーク直行便!》

NYでエディター&ライターとして活動しているアベカスの、
見たまま感じたままの私的ニューヨーク・レポートです。

ヨガとヒップホップが合体したんだとさ。

2005-04-08 | ヨガ in NY
先日のロイター通信のニュースに、Yogi(ヨガ行者)もぶっ飛びの記事が載っていた。

ラッセル・シモンズっていうヒップホップ系のプロデューサー(デフ・ジャム・レコードの創設者)が
ヨガとヒップホップを合体、融合させたビデオ「ヨガ・ライヴ」を先週リリースしたとか!

ヨガとヒップホップの融合?!?!?!?!
果たしてヨガとヒップホップの精神がどのように融合されたのか、あたしにゃ疑問だが、
そのアイデアには久しぶりに感動さえ覚えました。

そしてこの記事読んで、先日Integral Yogaのインストラクターに教えてもらったことを思い出す。
Yogaっていうのは、サンスクリット語(古代インドの言葉)でunit、つまり「結びつき」とか「組合せ」みたいな意味らしいんですよ。だから、呼吸の仕方とかポーズの1つ1つとか、視線とか合唱とか、それぞれに、それはそれは深~いふか~い意味があり、それらが1つにユニットして、やっと大きな意味になるんだとか。ヨガって実に奥深いもんなんですね。

で、先述のシモンズさんが、どこまでヨガを心得ているかはわからないのだけど、少なくともヨガ行者には予想だにしなかったコラボレーションであることは間違いないでしょう。
まぁでも、融合という意味では、本来のヨガの大義を成しているわけで、
新しいヨガのスタイルってことで、これもありなんでしょうね、きっと。

余談だが、全米のヨガ市場っていうのは、今や30億ドルのお金が動くメジャー市場なんだとか。どうりで、ニューヨーク市内にも数え切れない数のスタジオがあるわけだ。恐るべし、ヨガ・パワー!

※ 写真は、Integral Yoga。1階には、ヨガに関するありとあらゆる書籍やグッズがズラリと並んでいる。30年以上の歴史があり、ニューヨークでは先駆け的存在のスタジオ。ハーサヨガという種類のヨガで動きもゆっくりなので、年配の方もよく見かけます。

【ヨガ・レポート/part2】 Atmananda Yoga [復活コース}

2005-03-12 | ヨガ in NY
今日は、ダウンタウン・ソーホーにある「Atmananda Yoga」というところで、
「restorative」クラスを受けてきた。
restorativeとは「復活・回復」という意味。

クラスは1時間15分。その間行なう大きなポーズは、大きく分けて3つ。

それぞれのポーズで、マットや枕などを背中にあてて仰向けになり、
胸と肩を思いっきり開いて、深呼吸。
目元には、ほのかにポプリの香りがするアイピロウを乗せて、リラックス。。。。。。

「リラ~ックス」
「ピース」
「指先から悪い気が抜けていく~」


聞こえるのは、そんなトレーナーの優しい声とヒーリング音楽。
メディテーション(瞑想)の間は、完璧”無”になれるのが快感。

日頃のストレスが指先、足先からス~っと抜け出していく気がした。
「ナマステ~」

パワーヨガ!

2005-02-01 | ヨガ in NY
仕事が一段落した先週末、「ビクラム」という教室で久しぶりにヨガをしてきた。

ここは、以前福岡から以前勤めていた会社の先輩がNYに遊びに来たときに
「絶対にヨガを体験したい」ということで、 2人で通った思い出の場所。
彼女が去った後、私はいつのまにかフェードアウトしたけど、
ここ最近、冬太りをしてきたなと自覚しはじめたので「こりゃいかん」と思って、
重い腰を上げて行ってきた。

ヨガってふつう、なんとなく穏やか~なエクササイズのイメージがあるけれど、
このビクラムヨガは、数あるスタイルの中でも「パワーヨガ」といわれる、
いわゆるものすごくハードなヨガ。
室内の温度設定も高く(何度か忘れたが)
5分もいればじっとしてても汗が噴出してくる感じ。
そんな中、ぶっ通しで90分行われる。

ここでは、雑誌に載っているようないわゆるヘルスコンシャスな”ニューヨーカー”たちが、
真剣な眼差しでヨガに集中している。
無駄な脂肪がない、引き締まった体を目の当たりして、こちらもとても刺激を受けるのだ。

毎度のことながら、ものすごいエネルギーを消費しているはずなのに、
1レッスンが終わった後は、なんともすがすがしい。
シャワーを頭から浴びたか(?!)ぐらいの大量の汗を見て、「あぁ!運動したな」と自己満足。
これで一気にマイナス5kgぐらい減ったら、申し分ないんだけど、
1回ぐらいでそう簡単にはいかないか。