「名もなき毒」

宮部みゆきさんの作品です。



大手グループ企業の広報部で社内報を編集する主人公：北見三朗。
彼を取り巻くトラブル、それとは別に発生する連続無差別毒殺事件。
それが相互に相まって、話が進んでいく・・・

誰しもの中にある「名もなき毒」
しかしそれを誰かにぶつけるのか、自分で中和していくのか・・・
そんな切ない小説です。

小説の構成、収まりはさすが！という感じでした。
この作品は「誰か」という筆者の作品の続編みたいです。
それを読んでないのでよくわかりませんが、ちょいちょい話の中に
前作の内容が出てきてる感じ。
あまり関連してませんがね。
ということで「誰か」を現在読んでる最中です(^^;)