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情熱親父の心晴天!Part2

風景・イベント・ポートレイト・花・・・etc 何でも好きに撮ります。気ままな中年オヤジです。

鹿踊り(ししおどり) 仰山流笹崎鹿踊保存会 in 新長田講演 その1

2012-06-12 00:00:00 | 鹿踊りin新長田講演風景

10日、再び神戸の新長田、鉄人28号がそびえる、若松公園に行って来ました。前回、琉球祭の時に、お知らせのあった鹿踊り(ししおどり)を見に行きたくて、また長男と出かけました。

 

イベント的には琉球祭の派手さは無く、芸能の講演らしい、会場の雰囲気でした。イベントは場を盛り上げる為、太鼓、エイサー、dance、プロボクサーのミット打ちなどが披露されました。

 

 

まず、仰山流笹崎鹿踊保存会について、少々、ご紹介いたしましょうね。

 

 

 

 

仰山流 笹崎鹿踊保存会(ぎょうざんりゅうささざきししおどりほぞんかい)(岩手県大船渡市)

 笹崎鹿踊保存会は、岩手県大船渡市で先祖代々「仰山流鹿踊」を継承し、 数ある鹿踊りのなかでもその動きの激しさで知られている。地元では民俗 芸能を通して、青少年の育成にも大きな貢献を果たしてきた。東日本大震災 の大津波で、装束・道具類の一切を流失したが、各方面からの支援をもとに 活動を再開した。

これが、道具の一部です。これらの道具類は一切、津波で流されました。その支援を行ったのが、国立民族学博物館なんですね。

東日本大地震は、人々の日常生活はもちろんのこと、文化遺産の存続をも危うくしました。この度、本館が支援を行った大船渡市の伝統芸能・鹿踊りをお招きし、活動再開後初の関西公演を行います。「災いを払い、幸せを招く」といわれ、阪神・淡路大震災後地域の人々を元気づけた中国獅子舞や龍舞、そして新長田の地元の方々との共演も必見です。実演とワークショップを通じて「1.17と3.11」の絆を深めるとともに、震災復興と伝統文化の継承についてともに考え、実践し、復興の力につなげていきたいと思います。

上記、記載がその国立民族学博物館の此の度の趣旨となる、お言葉です。

鹿踊は宮城県北部から岩手県の広域に伝わり、シカの角が付いた頭が特徴。同保存会は30~70代の男性約20人からなる。津波で頭や衣装、道具が流され存続の危機に直面した時期もあったが、同館の林勲男准教授(社会人類学)らが協力し、長さや形に厳しい条件があり入手が難しい角などの装束をそろえることができた。(毎日新聞より抜粋)

と、言う様な状況の中、素晴らしい「鹿踊り」は、復活を遂げたのです。なんでも地元での復活はまだとの事で、関西から復興の灯りを灯したのです。

 

                      

                    

                 今回も、この鉄人28号の見守る中、イベントは始まりました。

 

                               先程の鹿の角なんですが、決まりがあってそれを見つけるのに

                 相当な苦労があったそうです。何百頭に1対あるか!と言う

                 ぐらいだそですよ。

                 凄い話です。

 

 

 

 

 

 

 

 見ての通り、今回の観客は前回の琉球祭の時の年齢層とは違いました。色んな思いをはせて、早くから来られていたようです。私らは12時30分頃到着です。

松村組の大太鼓で幕開けです。松村組は阪神大震災、東日本大震災の時も、被災者を訪れて励ましの太鼓を披露してきたそうです。

 

        

          dance OHaNa!

 

    琉球祭の時にもステージを湧かせてくれた

    面々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

   よく観ると、先日のメンバーより少ない。

  一部は、仙台の気仙沼に復興チャリティー

  に、琉鼓会と共に行かれて居るからでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

   可愛いメンバーも元気いっぱいですね。

    ほっこりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

          声の大きい、この伯父さんと、この可愛い女の子が気になって、撮りました。

 エイサーの動画をユーチューブにアップしました。   http://youtu.be/2KGyE3vXKiY   クリックしてね。2分34秒です。

 

 

 

      そして、いよいよ出番が来ました。

   苦しみを乗り越えて、復興の旗揚げです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              先程も書きましたが、全ての道具を失い存続の危機だった時期を

              乗りこえ、今、此処に颯爽と立つ笹崎保存会。

 

              1年3カ月の歳月を経て!立ちあがるのです!

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三陸海岸、岩手県大船渡から熱い思いを乗せてやって来た勇者達!そう!絶やしては行けない伝統!

 

     そこには「絆」があるからだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8人の踊り手がそれぞれの思いを胸に秘めて・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、仰山流笹崎鹿踊保存会の舞は始まったのです。そして復興への熱き思いもここから・・・・! 次の記事に続く。

仰山流笹崎鹿踊保存会の動画をユーチューブにアップしました。 http://youtu.be/xzAQdrZ0b4c  クリックしてね。

*某市の広報を努めてる会社から、某イベントのモニターの依頼のメールを頂きました。簡単に言えば、私にそのイベント会場に足を運びブログで記事にして欲しい。と言う内容です。どうやら「大阪ランキング」から私のブログを見て、感動して頂いた様です。ですが・・・!  私は趣味の領域でブログを書いてますし、カメラも写真も楽しんで!が一番です。また、皆さんとの交流が楽しくてブログを書いておりますんで、御断り致しました。どうやらイタズラメールではなく、ちゃんとした大阪市内の会社でした。   どうもこう言う御誘いは苦手ですね。(笑) 

今日も訪問有難うございます。

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26 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (ノリーダヨ)
2012-06-12 00:27:41
イベントモニター断るなんて笠ぼんさんらしいね...楽しい記事の紹介よろしくね。

津波が伝統文化の道具を持っていったのですね!
それにしても伝統の根を絶やさない努力による復活素晴らしいです...!
見ごたえあったでしょう...感動もんだね!
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おはようございます。 (笠ぼん)
2012-06-12 00:44:49
<ノリーダヨさんへ!>
深夜のコメント有難うございます。はい。どうやら高槻の百貨店のイベントです。しっかりお断りしました。(笑) 柄じゃないです。(*^^)v
広報担当からの依頼だったんですよ!ど素人にモニターさせるなんて・・・!何かね・・・!
HPを見ると、どうやら各地のイベント告知や紹介などをしてるようでしたね。こう言うのはちょっと警戒しておかないと、後で何かあると嫌な思いするのは自分なんでね!利用される!と言う方向に成りかねないので!

関西が震災以来初めての講演なんですって!
まだ地元での復活は何かと難しい部分があるようです。そら、あれだけの被害があったので無理もないですね。会場は始まった途端、カメラだらけでしたよ。(笑)感動でしたね。まず、見れませんよね。一日も早く地元で復活出来るように祈りたいですね。
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Unknown (仁子)
2012-06-12 08:18:20
情熱いっぱいのお写真、そして記事、
いつも頭が下がります。

踊られる人々の表情からも熱いおもいが伝わります。

人のおもいこそ、人を日本を世界を動かしていくものなのだなあと、記事を拝見させていただきながらおもいました☆☆
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おはようございます。 (笠ぼん)
2012-06-12 08:35:38
<仁子さんへ!>
早朝から何時も有難うございます。あの忌まわしい東日本大震災で全てを失い、踊り何処ろではない。と言ったところから、この様に復活を遂げられたのは、素晴らしい事です。こちらが希望や勇気を頂きましたね。そうですね。人の熱い思いは全てにおいて伝わり、何かを変えて行きますね。感動シーンでした。
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Unknown (まーぶ)
2012-06-12 11:14:57
こんにちは。
躍動感溢れる写真ですね。
その場に居たらテンション上がりそうですね。
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こんにちわ (笠ぼん)
2012-06-12 12:11:27
<まーぶさんへ!>
何時も有難うございます。はい。テンション上がりましたよ。(*^^)v 力強い復興の舞でした。
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こんにちは (ユウスケ)
2012-06-12 14:01:51
伝統芸能が こうして大切に保存されて
若い人たちに受け継がれていく様子が
とてもよくわかります
自分たちの時代に消滅してしまったら 悲しいですものね・・・
絆は しっかり結ばれていたんですね
素敵なイベントですね^^
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Unknown (ララ)
2012-06-12 15:37:13
一連の写真を見ていると緊迫感が伝わってきます。
笠ポンさんはもう報道写真家って感じですね。
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Unknown (韋駄天)
2012-06-12 17:34:40
ありゃお仕事お断りしちゃったんですか?
笠ぼんさんらしいです(*^_^*)
みんなから愛されるゆえんなんでしょうね~

堅苦しい画を撮りたくない。
撮りたい画を撮りそれをみんなが見てくれる

笠ぼんさんの撮影スタイル大絶賛です(*^_^*)

鉄人の下で踊った彼らの思いが
関西の人々と一つになる。
素敵な画に拍手です(*^_^*)
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Unknown (カワイ)
2012-06-12 18:35:42
こんばんは。
それはちょっともったいない気が…
私ならホイホイ行っちゃいそうです(笑)
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