昭ちゃんのひとりごと

地方議員経験者としての オヤジのつぶやき

勝手にしやがれ

2007年09月14日 11時16分23秒 | Weblog

 沢田研二の歌ではありません。あまりにも感情で動きすぎてるのではないでしょうか。いやいや自民党の総裁選の話です。小泉チルドレンは自らの選挙を心配して前首相を担ぎ出す動き。そして断られました。大勢は麻生支持かと思われたところで、安倍内閣を継続させた責任とやらで麻生離れが急速に拡大。福田元官房長官を中心に進んでいます。

 なぜ麻生離れが進んだのか。表向きの理由は前述の通りです。また平沼氏の無条件復党などという訳の分からないことを画策したことに対する猛烈な反発があったことも確かです。もともとこの人はアルツハイマー発言でも分かるように、言動は軽率です。

 小泉チルドレンは郵政民営化に反対した人に復党してもらっては困るわけです。これも大義ではなく、個人的な利害感情で判断しています。

 私はもっとも大きな理由は彼のしゃべり方に原因があると思っています。どこか他人を見下したような言い方。血筋のいい金持ちのお坊ちゃまが庶民を見下すような態度を取り、そのような言動を繰り返したのでは、当然の帰結だと思います。

 なにせ血筋のいい金持ちのお坊ちゃまには国民も飽き飽きしています。二代続けてそのような人物には任せられない。そのような心理や感情が強く働いていると思います。

 まあ、結局は福田氏に収斂されるでしょうが、「勝手にしやがれ」ではないでしょうかねえ。

 PS:阪神タイガース 勝ちましたね。これからのD・G6連戦が天王山ですね。


安倍総理突然の辞任表明

2007年09月13日 01時16分27秒 | Weblog

 予想されたことではあったが、なんと言ってもこのタイミングはないでしょう。最悪の判断だと言わざるを得ませんねえ。政治的センスがまったくありませんね。まあ、彼の資質からしてもその程度の内閣だとは思っていましたが、それにしてもって感じですね。

 しかし彼一人が悪いのかと言えば、私は必ずしもそうは思いません。元々「選挙の顔」として自民党員が彼を総裁に選出したのです。その責任は重大です。

 小泉郵政選挙の大勝に浮かれ、党の組織強化を怠ったツケ、あるいは国民の生活感覚や意識と大きく乖離した政権運営が行き詰ったものです。

 「選挙の顔」 つまりは各議員が自らの選挙の当落を案ずるがあまりに、誰を担げば自分が選挙で勝てるかという視点で選出するから間違ってしまったのです。これも小泉流の戦法の後遺症と言えなくもありません。

 「選挙の顔」を優先し、国民の生活や本来あるべき政治活動を放置したものです。動機が間違っています。

 総裁選びは「選挙の顔」ではなく、「誰を担げば国際的・国内的全般にわたって政策実現できるのか」や「政治的安定をもたらすか」あるいは「現在と将来の正しい国家像を示せるか」などで選ぶべきです。

 彼が訴えた「美しい国」や「戦後レジームからの脱却」などは彼自身の個人的な美学に過ぎないのです。だから支持されないのです。

 最近の彼は、その表情に生気がなく、目はうつろの状態でした。この程度の人物しかいない自民党の人材不足は深刻です。長期政権の終焉を目の当たりにしている感じですね。国家を背負う総理総裁がこの程度では話になりません。

 「美しい国」を掲げた総理の「見苦しい辞任」だったと思います。

PS:阪神タイガース、巨人戦の疲れが出たのか、広島に連敗しました。でもまだ首位です。ほっ・・・・

 

 


阪神タイガース・奪首

2007年09月09日 21時22分45秒 | Weblog

 我らが阪神タイガースがやりました。首位巨人との3連戦に連勝。一戦目は打撃戦を制し、二戦目は投手戦を制し、実に立派なものです。

 今年の前半に不調が続きましたが、私は「何も心配していない」とこのブログに書きました。それが現実のものとなりました。素直に嬉しい思いです。

 日替わりでヒーローが出現し、層の厚さを感じさせますね。このまま優勝して欲しいのですが残り試合は20試合程度。まだまだ何が起きるか分かりませんね。

 しかし苦しいのはどこのチームも同じ。むしろ強力な救援陣を誇る阪神に分があると見ていますが、果たして結果はどうなるでしょうか。

 これを書いている今も巨人ー阪神戦の中継があっています。試合展開は両者譲らずのシーソーゲームです。現在は7回裏、巨人の攻撃中です。今、二岡に2ランを打たれて7:7の同点です。

 セリーグは上位3強に絞られた感がありますね。今年はクライマックスシリーズがありますから、最後まで目が離せませんね。

 純粋にファンの一人として応援していきますし、優勝を祈願しています。

 


平手打ち警官

2007年09月07日 00時04分43秒 | Weblog

 電車内で騒いでいた高校生をたまたま居合わせた警官に注意され、逆上した高校生が反抗したため、警官が平手打ちを食らわせた件が報道されました。

 警官は神奈川県警の巡査長です。県警はこの巡査長の行為に行き過ぎがあったとして処分する方針です。

 ところがこの巡査長の行為を肯定するいわば激励の電話やメールが2、000件を超えたそうです。行き過ぎだったとする批判的な意見はわずか4件。これは普段から電車内のマナーの悪さに嫌悪感を持っていたり、迷惑している人が如何に多いかという実態を背景にしたものです。しかし誰も注意したりできないでいます。後難を恐れて、あるいは面倒なことに巻き込まれたくない心理が働くのです。

 かく言う私も正直なところ同じです。恥ずかしい限りです。この巡査長は誰もできないことを勇気を持って実行したのです。もちろん「自分は警官だ」という自負や責任感もあったでしょう。であっても素晴らしい行為です。

 県警がこの巡査長を処分したらどうなるでしょう。今後二度とこのような人は現れません。神奈川県警と言えばいつだったか、数々の不祥事を連発したところです。この勇気ある行為を否定し、巡査長を処分したらもはやこの国のモラルも秩序も崩壊したも同然ではないでしょうか。

 まあ、私に言わせれば、高校生だけじゃなく、不祥事続発の政治家達にも平手打ちを食らわせていただきたいものです。


秋風を感じて

2007年09月04日 01時17分24秒 | Weblog

 酷暑も一段落し、朝夕は秋の気配が漂っていますね。日中もひと頃の暑さではありません。

 またまたしばらく書かないうちに色んな事がありすぎますね。報道は「それしかないのかよ」というくらいに朝青龍の動向ばかり、日本相撲協会の姿勢は大いに問題がありますね。大相撲は国技ですからね。lそれを忘れてもらっては困りますね。

 そしてやはり安倍政権のことですね。既によれよれかな?まあ、組閣前から懸念されていたことではありましたが、「やっぱり・・・」ですよね。

 農水大臣の椅子は呪われた椅子だという言葉も聞かれます。まあ、攻勢を掛けている民主党も例えば政権を握ったときに、この種の問題が噴出しないとも限りませんよね。だからあまり追い詰めないで、ほっときゃつぶれる内閣なんですからね。ここはむしろ同情するくらいの余裕が欲しいものです。

 民主党も通称さくらパパこと、横峯氏の各種報道、そして岡山で見事に虎退治を果たした姫にも醜聞が漏れていますね。

 つまり、政治や政治家があまりにも低質になったということではないでしょうかねえ。昔は下半身の醜聞は勲章みたいなところがありましたし、もっとおおらかでした。彼の大首相吉田茂は愛妾「こりん」のために大磯まで弾丸道路を開通させ、息抜きに通ったものです。それが彼を実態以上の大物政治家としてのイメージを確立しました。

 国民にもそれくらいの度量を求めたいという気持ちもあります。しかし現在はマスコミがこの種の話に飛びついてしまいます。政治家のスケールが小さくなってきたひとつの要因ではないでしょうか。吉田茂も現在の政治家であったら、即刻辞任でしょうね。

 政治の世界は清潔が求められますが、実際の仕事は「清濁併せ呑む」度量が必要です。国民が嫌う「足して2で割る」ような「妥協の政治」も時には必要です。

 仕事を猛烈にしたからと言って必ずしも選挙時の得票には結びつきません。これは私の実感です。経験したから良く分かります。かといって仕事をしなかったら、これまた叩かれる。地縁・血縁で選挙をしている現状では、そこに利害関係が生じ、政治が次第に歪んでいきます。その歪みを有権者は嫌います。二律背反的な有権者心理です。だから選挙は難しい。そしてその先に政治があるからややこしいのです。

 どうなることやら・・・安倍内閣と朝青龍・・・・・・・・・ですね。