昭ちゃんのひとりごと

地方議員経験者としての オヤジのつぶやき

タミフル問題の深刻さ

2007年03月21日 14時07分20秒 | Weblog

 厚生労働省の怠慢だと言わざるを得ません。数々の異常行動の報告を受けながらも、「問題はない」としてき厚生労働省が10代には使用を中止するように説明書を改定すると緊急会見を開きました。

 製薬会社は研究者に金銭を渡していましたし、厚生労働省からも製薬会社に天下りしていた事実が発覚しました。

 国民の「命」を一体何と思っているのでしょうか。問題のタミフルは輸入品ですが、販売した製薬会社も利潤の追求にばかり目を奪われ、人道的な見地や医学が本来果たすべき役割を認識していませんね。

 こんなことでは我が国の医療の未来は不安ばかりになってしまいますね。先進技術開発に懸命になるのはいいのですが、これは新たな薬害事件です。

 昔からサリドマイド禍や血液製剤による薬害エイズの問題、あるいはC型肝炎の問題など数多くの薬害事例がありますが、既に社会問題となっていながら放置した責任は重いものがあります。

 それでも厚生労働省は、「(使用中止にしなかった)判断に問題はなかった」と強弁しています。

 私はその姿勢にこそ「社会悪」を感じます。事態は深刻です。


ケイコ・リーに夢中

2007年03月14日 10時27分18秒 | Weblog

 ジャズが好きです。特にジョン・コルトレーンの哀愁を帯びた曲調や、マイルス・デイビスの激しさを内蔵したような演奏が好きですね。

 しかしケイコ・リーの歌声には正直言って魅了されました。まったく知らなかったものですから、初めは「外人?」あるいは「ハーフ?」と感じたものです。

 早速ネットで調べてみたら、これがまったくの日本人だと分かって驚きました。日本人が歌うと英語も独特の発音になりますが、彼女の歌にはそれを感じません。

 疲れた神経には、あの癒し系の魅惑のボイスがたまらないのです。

 稀に日本語の曲もありますが、やっぱり英語のスタンダードが似合ってますね。この歳になって新しい発見をしました。

 結局、レンタルCDを彼女のアルバムを全部借りてきて「i・pod」に挿入しました。もはや私の「i・pod」はジャンル別で聞くならジャズだけでも連続三日間くらいにはなります。アーティスト別でいけば、ケイコ・リーだけでも朝から夕方近くまで聞けます。

 魅惑のジャズボーカルや演奏をBGMにして、現在は疲れきった神経のリハビリに努めています。もう少し日数が必要ですが、あまりに激務だっただけに仕方ありません。

 それでこのブログも途切れがちになっています。まあ、今後はこんな調子でいきましょうか・・・。

 花粉症の方は大変な季節です。外は埃っぽいですね。お互い健康には留意しましょう。


笠 がいなくて・・・

2007年03月07日 12時32分45秒 | Weblog

 今日から筑前町の3月議会が始まります。先ほど、我が家に前議長が見えられました。前議長は今回の選挙には出ずに引退されましたが、たくさんの教えを頂きました。

 前議長が「あなたがいなくなって、緊張感のない議会になった。今回当選した議員の多くがそう言っている。」と言われました。

 確かにそれはあると思いますが、それを言っても始まらないのがこの世界だし、選挙の厳しさです。嬉しくもあり、つらくもある言葉でした。

 前議長と話している間に新聞記者からも携帯に着信。前議長との話が終わって掛け直しましたが、これまた同様の内容でした。

 「笠 さんは、実にもったいない。もっと活躍して欲しかったと思います。」

 ありがたい言葉ですが、釈明とも取れる返答に終始する自分自身に複雑な心境でした。町議選後の動きが二転三転する中で、心配して電話を頂いたものですが、政治の世界の奇怪さで、仕方のない決断を余儀なくされたわけです。

 今後は自分自身を取り戻す活動を懸命にしてまいりたいと思っています。思えば、家族にも多大な迷惑を掛けました。反省ばかりです。

 笠 がいなくなっても、議会はちゃんと動いていきます。たとえ緊張感がなくなっても案ずることはありません。笠 が議員になる前にも笠 のいない議会だったわけです。それに戻るだけの話でしかありません。

 「何であんなに動いた笠 さんが落ちたのか!」という「町民」の声もよく耳にしますが、他でもない、私はそう言っている「町民」に落とされたのです。それが事実であり、現実です。そしてその原因はすべてが私の力量不足なのです。他のだれのせいでもありません。

 「町民」の選択は「笠のいない議会」ですから、それを謙虚に厳粛に受け止めるべきです。前議長にもそのように言いました。ですから、この結果で良かったわけです。

 そう言っているうちにも季節は巡っていきます。過ぎてみれば、どんな出来事も過去のことになっていきます。


春の嵐

2007年03月06日 11時47分37秒 | Weblog

 低気圧の接近で全国的に強風が吹き荒れました。トラックが横転したり、看板が飛ばされたり、結構被害が広がっています。

 漁師さんなどは漁に出られないでしょう。荒れた天候は経済的にも大きな打撃になります。

 地球がおかしくなっていると誰もが感じていますが、雪のないスキー場などをテレビで見たら奇妙な光景に見えます。こちらも暖冬で業者の方々は困っているでしょう。何とかならないものかと思いながらも、どうにもならない自然現象です。しかしその自然を人間が壊した責任はありますね。

 インフルエンザが月遅れで流行しているようです。これも不自然ですね。気候変動は人間社会にも変動を呼び起こすような気がします。

 昔から「木の芽時」と言われるように、人間の生体リズムと気候や自然の変化は知らないうちに人間に影響を与えます。

 だからこそ自然を愛し、守らなければならないわけですが、自分の身の回りには、あるいは自分の行為には無頓着になっている人が多いような気がします。

 昨年からの激しい動きで疲労がかなり蓄積しています。季節を感じる暇も余裕もなかったわけですが、もう少しで平常な神経に戻れそうです。今日はのんびりと温泉にでも漬かってきます。

 友人が送ってくれた鳥取県名産の「砂丘ながいも」を今朝も食し、滋養をつけました。癖のない上品な味です。友人って本当に大切だし、ありがたいと思います。

 まだ疲れが残っているので、切れ味も何もない文章になりました。早く疲れを取りたいと思っています。