今回、箱根湿生花園に行った理由の1つは、
レンゲショウマに会うためでした。
レンゲショウマは一属一種の日本特産種の植物。キンポウゲ科です。
この花に出会ったのは四年前、箱根のラリック美術館でした。
美術館の庭を歩いていた時、とても可憐な花を見つけました。
名前がわからなかったのですが、ホテルへ帰り、
テレビのニュースを見ていたら、偶然この花が紹介されたのです。
帰宅してネットで調べました。
まえのかつみさんが写真集を出版されていることも知り購入しました。
東京の奥多摩、御岳山に群生地があり、
見ごろにはレンゲショウマ祭りを開いていることもわかりました。
一応都内なので日帰りで行くことは可能。
だいぶ前になりますが、御岳山は家族で出かけたことがあります。
気持ちのいい所でした。
ただ「祭り」となると、フォトコンクールも開催されているらしいので
レンゲショウマ饅頭やレンゲショウマソフトクリームはないとは思いますが、きっと人が多いのでしょう。
毎年少し迷い、結局行かずにいます。
ほかには、高尾山にも咲いているとか。
このブログを長く見てくださっている方は、
ご存知と思いますが、実は三年前に株を3株購入しました。
そのうち、2株が根付きました。
その後、毎年春になると葉が出てきて期待するのですが、
葉だけで枯れてしまいます。
今年も葉が出てきましたが、またダメなのだろうと諦めていました。
ところが、初めて蕾が付いたのです。
蕾がゆっくり膨らむのを毎日、
そっとそっと楽しみに見守っていました。
それを、です。
滅多に草抜きをしてくれない夫が、
ある朝、私が起きる前に草抜きをしていて、
まさかと思って見に行くと、茎から切られていました。
毎年、これはレンゲショウマの葉だと伝えていたのに。
かなりのショックだったことは想像していただけますよね。
珍しく長々書きました。
今回、箱根に行くにあたり、もしかしたらと調べてみたら、
箱根湿性花園に咲いているのがわかりました。
土曜日小雨の中、携帯とタブレットでの撮影なので、
美しさがお伝えできるかどうかわかりませんが、
写真をご覧ください。