どうしてどうしてあたしはきみが好きなんだろう?
あの頃は失うばかりで、何も手に入れられなかった。
だからあたしはきみの瞳にあたしが映っているのが怖かった。
あたしたちはすごく似ていた。
きみは気づくといつも隣に居てくれた。
きみの声はいつだってあたしを励ましてくれていた。
遠く離れて、あたしはきみがあたしの支えだってようやく気づいたの。
気づいて直ぐにあたしは迷子の子どものようにきみを探した。
けれどもきみはどこにもいない。
でももう想い出にも出来ない。
忘れようとしても、
忘れようとする度にきみが大きくなっていく。
きみはいつだってあたしの支えだった。
どうしてどうしてどうして、きみの手を離してしまったのだろう?
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